7月10日のゲストは、前回に引き続き一般社団法人「えんがお」代表理事の濱野将行さんでした

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【スタッフMの番組報告】

先日、近所の商店街に飾ってあった七夕の短冊に、ほっこりする願い事を見つけました・・・
「おとうさんのかみのけがたくさんになりますよおに」(原文まま)

優しいお子さん・・・。お父さんの日頃のお悩みを子どもはしっかり見ているということですね・・・。自分の
願いよりもお父さんの願いを書くなんて、このお父さん幸せ者ですよね!我が家は子どもが大きくなってしまったので、七夕の短冊なんて最近すっかり目にしていなかったので、久しぶりに心が温まりました・・・。
あの子の願いが叶いますように・・・

さてさて、今回の「阿部亮のNGO世界一周!」のゲストは、前回に引き続き、栃木県大田原市で活動する一般社団法人「えんがお」代表理事の濱野将行さんでした。

左:一般社団法人「えんがお」代表理事の濱野将行さん

「えんがお」は栃木県大田原市の徒歩2分圏内に、高齢者の集う場所と学生の勉強スペースが一つになった施設や
地域開放型の障がい者の方のグループホームなど、空き家を活用した7つの施設を運営しています。
誰も孤立しない地域コミュニティ、「ごちゃまぜのまち」を目指して活動しているのです。

前回のお話でも感じたのですが、濱野さんのすごいな!と感じるところは、とにかく、高齢者にも若者にも、障害を抱える方にも、みなに等しく役割をお願いし、「みなさんが地域を作る一員なんです!」という意思表示をきちんとしたうえで行動されていること。

最近の若者は、コミュニケーションが苦手な人も多い中、こうした、ごちゃまぜのコミュニティでは、高齢者の方の巧みなコミュニケーション能力を目の当たりにするので、若者の成長も著しいと、濱野さんは嬉しそうに語っていました。

でも、濱野さんの優しい理想を追求して施設を増やせば増やすほど、資金面で苦労を強いられることも多いと悩みを打ち明けてもいました・・・。

インクルーシブな社会、と人は簡単に口にしがちですが、いざ、それを形にしていくには様々な面での苦労がつきもの。濱野さんのように、志高く、前に前に社会を進めて行こうとするリーダーたちが立ち止まることなく行動に進めるように、自治体や国もどんどんサポートしてほしいな、と切に思いました。

濱野さんは番組の最後に、「今の社会は人の持つ弱いところばかりに注目しがち。誰だって弱い一面は絶対あるんだから、そこばかり見ないで、弱い面は誰かの支えで薄まって、みんなで支え合って生きられるそういう社会であってほしい。そんなごちゃまぜの社会が日本中に広がってくれたら・・・」とおっしゃっていました。

濱野さんの想いが、「えんがお」の目指す未来が叶う、そんな世の中になりますように・・・。

一般社団法人「えんがお」の活動について詳しくは、公式HPをご覧ください!

https://www.engawa-smile.org/


次回の放送もお楽しみに!