3月20日のゲストは合同会社「HAYAMI」共同創業者・執行役員 大久保迅太さん

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【スタッフMの番組報告】

最近はどこの飲食店に入っても、プラスチックストローを見かけなくなりましたよね・・・。私はどうも紙ストローが苦手というか、すぐふにゃふにゃになってしまって最後まで飲み切るのに一苦労してしまいます。
そんな私のような人間にとって、最適な商品開発をして、今注目の会社があるんです!

今回の「阿部亮のNGO世界一周!」ゲストは、リサイクル可能な草ストローの輸入・販売を通じてゴミ問題などの環境問題の解決を目指している、合同会社「HAYAMI」の共同創業者で執行役員の大久保迅太(はやた)さんをお迎えしました。

左:合同会社「HAYAMI」共同創業者・執行役員 大久保迅太さん

1990年代後半以降に生まれた世代を「Z世代」と言いますが、今回はそのZ世代の社会起業家とも言える合同会社HAYAMIの共同創業者で執行役員の大久保迅太さんのお話を伺いました。いやー、息子ほどの年齢の方とは思えないほどの頭の回転のはやさと、想像力、創造力…。デジタルに慣れ親しんでいるという点は当たり前として、それ以外のスキルの高さに、脱帽してしまいました。


これが、大久保さんたちが輸入・販売している草ストローなのですが、阿部さんも放送で言ってましたが、とにかく、においもなく、丈夫で(私の苦手なふにゃふにゃになることもなく)、飲み物を飲んでみて、ビックリいたしました。

この原材料の草はベトナムで栽培されていて、ベトナム現地の雇用も生み出しているんです。もともと学生時代にベンチャー企業でスタートアップの仕事をしていた大久保さん。環境問題の解決への一手段として、何か自分にもできないかと考えて、コロナ禍の2020年に草ストローの可能性、社会への貢献を感じ、合同会社「HAYAMI」を立ち上げたと言いますから、起業の精神が逞しく、力強い!

日本で商売をするとなると、古くからのやり方ではお店を回って・・・という地道な営業活動を想像する方も多いと思いますが、大久保さんはインスタやTwitterなどのSNSを駆使して、利用者の口コミを利用した顧客の拡大を狙い、見事に成功しています。これぞ、Z世代の企業戦略なのですねー。お見事です。

HAYAMIのHPを見ると、草ストローを取り入れているお店のインスタやお店で初めて利用した人のインスタのコメントが載っていましたが、実にオシャレなんですよねー。飲んでみたくなる写真(これが映え!ってやつだなーという・・・)満載です。ぜひのぞいてみてください。

起業から3年で、草ストロー導入店舗は250。急成長です!最近では、メキシコのベンチャー企業が製造しているサボテンレザーを使った財布ブランドを立ち上げたそうです。この勢いはまだまだ続くと思います!

Z世代の起業家成功者として、さまざまなお話を伺いましたが、番組の最後に、起業を目指す若者に向けていただいたメッセージ、「まず、行動してみる!興味あることに対して、誰が何を言おうとやってみることが大切」という言葉は、シンプルな中に、信念の強さを感じました。

コロナ禍が終息を迎えようとしているこの春、新たなスタートを切ろうと考えているすべての人にエールを送るような放送でした。

合同会社HAYAMIのこれからにみなさんご注目を!
合同会社「HAYAM」について、草ストローについて詳しくお知りになりたい方は、

https://www.hayamigrassstraw.com/

次回の放送もお楽しみに!