1月17日、31日は 一般社団法人 ケアラーアクションネットワーク協会 代表理事 持田恭子さんがゲストです。

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最近よく「ヤングケアラー」という言葉を聞きますね。

この用語は、イギリスが最初で、1990年代から使われているといわれています。

 

もともと「ケアラー」とは、障がいや、病気などがある身内の世話や見守り、

感情面のサポートなどを日常的にしている「ご家族」のこと言いますが、高齢者の介護の例もあり、

日本では身内の世話をするのは「家族」で、それが当たり前と思われてます。

そんな状況もあり、若い世代で

家族の世話をしている人がいることは、あまり知られてきませんでした。

そして、若い世代になると、自分の人生を後回しにして介護や世話を優先しなければならず

誰にも相談できずにいる人も多いようです。

 そこで今回、そうした家族のケアにあたる人達が本来の自分の力を発揮し、

自分らしい人生を送れるように後押しする団体をご紹介します。

それが一般社団法人「ケアラーアクションネットワーク協会」です。

代表理事の持田恭子(もちだ・きょうこ)さんにお話を伺います。

持田さんご自身も、障がいをもつお兄さんのケアをしながら、お母さんの在宅介護と、

一人でご経験をされる中、自分が体調を崩し、入院、介護うつにもなりました。

そういったご経験からどのようなきっかけで、「ケアラーアクションネットワーク協会」を立ち上げたのか、

持田さんの思い、そして、具体的な活動を2回にわたってお届けします。

31日の放送では、ヤングケアラーをテーマに、「ケアラーアクションネットワーク協会」のサポート内容、持田さんが接しているヤングケアラーたち、そして

持田さんが監修の短編映画「陽菜(ひな)のせかい」について、伺います。

この短編映画は、ヤングケアラーが進学をあきらめたり、誰にも打ち明けられなかったり、周囲に理解されなかったり、

その現状から、どうやって「自分は一人じゃない」と気づくことができたのかを描いた作品となっています。

昨年の12月18日にYOUTUBEで配信がスタート。

「陽菜のせかい」ぜひ、ご覧ください。

https://www.youtube.com/channel/UCS2GWOLKM4gchisvd4B0CUA

 

ヤングケアラーのまなざしこそ、社会の分断をなくす光になるのでは…大変な経験も視点を変えれば、
それが強みとなる、そんなことを考えさせられるお話です。ぜひお聴きください。

「ケアラーアクションネットワーク協会」HP

https://canjpn.jimdofree.com/