毎年、この時期になるとよく見かけますネ。

『クリスマスツリー』について・・・

 

■今週(12/212/6)のテーマ:『クリスマスツリー』

 

12/2(月)  『クリスマスツリーの由来①』

 

クリスマスツリーはクリスマスをお祝いするための飾りです。

クリスマスツリーの由来には諸説あります。

    

例えば北欧に住んでいたゲルマン民族が『冬至』のお祭りの際、

もみの木に神様への贈り物をささげたのが始まりだとする説です。

もみの木は常緑樹ですので、寒い冬でも緑を絶やすことがありません。

その姿は"永遠"を表現していて、それは"神様の永遠の愛"や

"イエス・キリストが与えてくれる永遠の命"を象徴しているそうです。

 

こうしたゲルマン民族の風習とキリスト教が一緒になって、

クリスマスにもみの木を飾る習慣が広まったそうです。

また、もみの木の枝は十字架に似ている・・・ということもあって

"聖なる木"と呼ばれるようになりました。

 

他にも1605年、当時のドイツ・エルザス地方(現在のフランス・アルザス地方)では、

クリスマスの時期になると、もみの木を森から持って来てリンゴやワッフル、

金箔やお菓子で飾りつけをした・・・とする説です。

 

最初はプロテスタント教の家で行われていましたが、のちに

カトリック教の家や教会でも行われるようになりました。

そんなクリスマスツリーの伝統が、やがては世界中にも

広まっていったといわれています。

こうした理由からクリスマスツリーにはもみの木が使われていますが

同じ常緑樹であれば、もみの木以外でも良いそうです。

  

 

12/3(火)  『クリスマスツリーの由来②』

 

クリスマスツリーの由来の1つに16世紀の『宗教改革』で知られる

マルティン・ルターによるもの・・・という説があります。

 

ルターはクリスマスの礼拝の帰り、森の中で木の枝の間できらめく

たくさんの星を見てその美しさに感動したそうです。

そして子供たちにその美しさを伝えるために

もみの木を持ち帰って、枝にたくさんのロウソクを飾って

星空を再現しました。

 

それ以来、ドイツではクリスマスツリーが一般的になって、

いろいろな物が飾り付けられるようになりました。

やがてクリスマスツリーの習慣は18世紀から19世紀頃、

ドイツからの移民によってアメリカへと伝えられたそうです。

 

イギリスでは1848年、ヴィクトリア女王やご主人のアルバート公、

ご家族の皆さんがウィンザー城でクリスマスツリーを囲んでいる様子が

新聞で紹介されました。

アルバート公はドイツからクリスマスツリーの習慣を

イギリスに持ち込んだとされています。

 

これをキッカケに"クリスマスツリーを飾る習慣"が

イギリスの国民にも広まって、

"家族で楽しむクリスマス"が主流になったといわれています。

 

また同じ頃、イギリスの小説家、チャールズ・ディケンズが

小説『クリスマス・キャロル』でクリスマスの楽しさや過ごし方や

クリスマスのあるべき姿を伝えたことも、

影響が大きかったといわれています。

 

 

12/4(水)  『日本のクリスマスツリーの歴史』

 

日本で初めてクリスマスツリーを飾ったのは、江戸時代末期の1860年、

現在のドイツの北東部にあった『プロイセン王国』の外交官、

オイレンブルクさんが飾ったといわれています。

当時、江戸中を探し回って、ドイツのもみの木に似た木を

見つけてきたそうです。

クリスマスツリーや部屋の飾りはすべて、当時の江戸で手に入れることが出来た

植物や果物などを使って手作りしたそうです。

 

明治時代になると日本人の間でもクリスマスのお祝いをするように

なりましたが、日本人で初めてクリスマスツリーを飾ったのは、

1886年(明治19年)、磯野計(いその・はかる)さんです。

磯野さんは輸入食品や酒の販売などで知られる『明治屋』の創業者で、

イギリスに留学されたことがあるそうです。

その時に知ったクリスマスツリーを参考にして、横浜で外国人の船員のために

クリスマスツリーを飾ったとされています。

 

この時、クリスマスツリーを飾ったのが127日だったことから

その後、127日は『クリスマスツリーの日』となりました。

 

『明治屋』はのちに横浜から東京・銀座に移転しますが、

1900年(明治33年)にはイチ早くお店をクリスマスバージョンに

飾り付けをして、大々的なセールをおこなったとされています。

さらに『明治屋』はこの4年後にはクリスマスイルミネーションを点灯して、

話題になりました。

 

 

12/5(木)  『クリスマスツリーの飾り』

 

クリスマスツリーの飾りにはそれぞれ意味があります。

『ツリーの一番上に飾られる星』は『ベツレヘムの星』と呼ばれています。

『ベツレヘム』とはヨルダン西部、エルサレムの南にある町のことで、

"イエス・キリストが生まれた地"と伝えられています。

『ベツレヘムの星』はイエス・キリストが誕生した時に

空に明るく輝いた・・・といわれる星に由来しています。

"希望の星"ともいわれています。

 

『ベル』や『鈴』の飾り付けは"キリストの誕生を知らせる

天国からの喜び"や"魔除け"といった意味があります。

 

『リンゴ』や『赤い色の丸い玉』は、アダムとイヴの話に登場する

『エデンの園』の"禁断の果実・知恵の実"を表しています。

    

赤以外にも様々な色の玉がありますが、

『赤』は"キリストが流した血の色"、『白』は"純潔"、『緑』は"永遠"、

『金』と『銀』は"キリストの気高い様子"や"高貴な様子"を表しています。

 

『杖の形をした紅白のキャンディ』は『candy cane』といいます。

cane』とは『杖』のことで"羊飼いが使う杖"を表しています。

羊飼いは迷った羊がいると、杖の曲がった部分で引っ掛けて

群れに戻していたそうです。

そんなところから『candy cane』には

"困っている人がいたら手を差し延べなさい"という意味が込められていて、

"助け合いの心を象徴している"ともいわれています。

 

 

12/6(金)  『世界一のクリスマスツリー作りに挑むイベント』

 

滋賀県守山市では、

『世界一のクリスマスツリー作りに挑むイベント

「灯(あか)りでつなぐ、守山2019」』を開催します。

これは来年2020年に守山市が

市政50周年を迎えるのを記念して行われる事業の1つです。

 

守山市立中洲(なかす)小学校のグラウンドには、

高さ約29mの『メタセコイア』という木が立っています。

守山市で最も高い木で、30年前から毎年冬になると

この地区の世帯数と同じ約880個の電球でライトアップされています。

まさに"中洲のシンボル"として親しまれているそうです。

 

今回チャレンジするのは、この『メタセコイア』の木に

直径10cm弱の丸形のメッセージカードを5万枚

飾り付けるというものです。

『メッセージタグの最大展示数』というジャンルで市民の方々などが

世界記録にチャレンジしますが、実はチャレンジそのものが、

世界初の試みだそうです。

 

そこで記録を認定する『ギネスワールドレコーズJAPAN』では、

"13809枚以上が飾り付けられれば、

世界記録として認めます!"としているそうです。

 

この"5万枚のメッセージカードの飾り付け"のチャレンジは、

128日(日)です。

 

 

■今週の感想 

 

子どもの頃、毎年、クリスマスツリーの飾り付けをしていました。

キラキラとライトが点いて、雪に見立てた綿をのせて、

何か特別な感じがありました。

 

クリスマスツリーって、いくつになってもワクワクしませんか?

特に暗くなってから見る、ライトアップされたクリスマスツリーは

本当にキレイですよネ。

 

 

 

【お知らせ① 次週(12/9~)からのテーマ】

 

人から勝手に性格や意見、考えを決めつけられたことってありませんか?

『決めつける心理』について・・・

 

【お知らせ② 番組で使用しているBGM

 

◆オープニング 

SIMPLE THING(シンプル・シング) / ミニー・リバートン

 

◆エンディング

LARRY'S WORLD(ラリーズ・ワールド) / ラス・フリーマン