古美術永澤 presents ミッツ・ザ・コレクション

2025.01.26

2025年1月26日放送『ニューヨークソング特集』

音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、

毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽を

ミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ・コレクション』。

第146回目のテーマは『ニューヨークソング特集』。

アメリカのニューヨーク市は

今年2025年から2026年にかけて、

誕生400周年となるメモリアルイヤーにあたり、

アメリカ建国250周年と合わせた記念行事やイベントが

続々と開催されるとのことです。

そんな周年にちなみまして、

今回はニューヨークを題材にした楽曲特集をお届けしていきました。

 

まず1曲目は、八神純子さんで「パープルタウン 〜You Oughta Know By Now」。

ニューヨーク市は、日本ではこんな表現もされています。「パープルタウン」。

1980年にリリースされた八神純子さん9枚目のシングルのタイトルです。

当時、日本航空が企画したニューヨークのパッケージツアー

「I  LOVE  NEWYORK キャンペーン」のCMソングに起用され、大ヒットしました。

タイトルの「パープルタウン」は、夜明けや夕暮れ時に

ニューヨークの空が紫色に染まるのをイメージし、つけられたそうです。

 

2曲目は、森進一さんで紐育物語」。

作詞家・松本隆さんが、前作「冬のリヴィエラ」に続いてプロデュースした、

海外をテーマにしたモダン演歌です。

続けてもう一曲。THE ALFEEの85年リリースのベストアルバムに収録されている

マンハッタン・レイン」。

写真集の撮影で、3人が初めてニューヨークに行ったことを機につくられたと言われています。

 

4曲目は、矢野顕子さんで「Brooklyn Bridge」。

97年にリリースされたアルバムに収録されている曲です。

このBrooklyn Bridgeとは、イースト川をまたいで、

マンハッタンとブルックリンを結ぶ橋のことです。

ニューヨーク市民にはなくてはならないものであり、

有名な観光スポットでもあります。

矢野さんといいますと、90年にニューヨークに移住し、

それ以来、ニューヨークに拠点を置きながら、

日本での音楽活動を続けてこられています。

マンハッタンで暮らしていた2001年には、

アメリカ同時多発テロに遭遇された矢野さんにとって、

ニューヨークには特別な想いがおありになるんだと思います。

 

お別れの曲は、河村隆一さんで

Arthur’s Theme (Best That You Can Do)ニューヨークシティ・セレナーデ」でした。

こちらは、81年にリリースされたクリストファー・クロスの

「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」の日本語カバーです。

2011年リリースの洋楽カバー・アルバムに収録されています。

原曲は当時、Billboard Hot 100で1位を獲得し、世界的にも大ヒットしました。

番組に関する感想・ご意見・ご要望などありましたら、

mco@1242.com までお寄せください。

お葉書は、

〒100ー8439 ニッポン放送「ミッツ・ザ ・コレクション」まで。

次回の放送は、2025年2月2日(日)17:30〜です。

どんなテーマでどんなセレクト楽曲が繰り出されるのか、お楽しみに!

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パーソナリティ
  • ミッツ・マングローブ
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    ミッツ・マングローブ

    ドラァグ・クィーン・歌手・タレント。総じて「女装家」。
    1975年 4月10日 神奈川県横浜市生まれ
    10代中盤ををロンドンで過ごす。 慶應義塾大学法学部を卒業後、 英国ウエス卜ミンスター大学に入学。商業音楽全般を学ぶ。帰国後2000年ドラァグ・クイーンとして東京でデビュー。以降、各地のクラブを中心に様々な活動やイベントの主催をする傍ら、05年に星屑スキャットを結成。07年スナック「来夢来人」にて丸の内初の女装ママに。
    09年頃からテレビでも活躍。
    2011年「若いってすばらしい」で歌手デビュー。2012年3人組コーラスグループ“星屑スキャット”のメンバーとして「マグネット・ジョーに気をつけろ」で日本コロムビアよりメジャーデビュー。2018年星屑スキャット1stアルバム「化粧室」をリリース。野外フェスティバルへの出演含め精力的に活動中。
    2019年星屑スキャット初の全国ツアー「あ々喉仏」開催。
    2021年4月中野サンプラザを含む星屑スキャット全国ツアー「色、色々」開催。