音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、
毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽を
ミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ・コレクション』。
第117回目のテーマは『続・特集』。
タイトルに「続」とついた楽曲をお送りしました。
まず1曲目は、松田聖子さんで「続・赤いスイートピー」。
こちらは赤いスイートピーが大ヒットした6年後、
88年リリースのアルバム「シトロン」に収録されました。
原曲の赤いスイートピーは、作詞が松本隆さん、
作曲が呉田軽穂ことユーミン、
編曲が松任谷正隆さんという顔ぶれでしたが、
続編は、作詞は同じく松本隆さん、
作曲は、アルバムを手がけた有名なプロデューサー、
デイヴィッド・フォスターのチームが手がけています。
2曲目は、荻野目洋子さんで「六本木純情派」から「続・六本木純情派」の
2曲続けてお送りしました。
続編は、1987年7月にリリースされた
アルバム『246(によんろく)コネクション』に収録されています。
作詞は同じく売野さんですが、作曲は筒美京平さん、編曲は武部聡志さんが担当されています。
六本木での同じ場面を別目線で描いたように思えますが、 みなさんはどう感じられますか?
4曲目は、BEGINで「涙そうそう(一五一会バージョン)」。
「涙そうそう」は、沖縄の言葉で「涙がぽろぽろこぼれ落ちる」という意味で、
作詞を森山良子さんが、作曲をBEGINが手がけ、
98年に森山さん、2000年にBEGIN、
2001年に夏川りみさんが歌われました。
ご紹介したBEGINの続編、原曲との違いは、楽器です。
タイトルにもあった「一五一会(いちごいちえ)」とは、
四字熟語のことではなく、
BEGINのメンバーとギター製作の職人とが共同で開発した弦楽器の名前なんだそうです。
お別れの曲は、和田アキ子さんで「続・だってしょうがないじゃない」でした。
原曲の「だってしょうがない」は、
88年4月にリリースされた和田さんの47枚目のシングルで、
人気が翌年にまたぐロングセラーとなり2年連続で紅白でも歌われました。
続編のリリースは88年10月。半年後のことでした。
歌の雰囲気や「恋だけはアホなところ」は原曲とさほど変わりませんが、
続編では印象的なサビから始まっています。
番組に関する感想・ご意見・ご要望などありましたら、
mco@1242.com までお寄せください。
お葉書は、
〒100ー8439 ニッポン放送「ミッツ・ザ ・コレクション」まで。
次回の放送は、2024年5月26日(日)17:30〜です。
どんなテーマでどんなセレクト楽曲が繰り出されるのか、お楽しみに!
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