音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、
毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽を
ミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ・コレクション』。
第113回目のテーマは『バラドル特集』。
まず1曲目は、井森美幸さんで「瞳の誓い」。
「元祖バラドル」のひとりと呼ばれる井森さんですが、
井森さん自身は、バラドルにかなり貪欲だったといわれています。
鳴り物入りでデビューしたにも関わらず、アイドルとしては芽が出ず、
くすぶっているところに、後輩の山瀬まみさんがバラドルという新ジャンルを開拓。
井森さんもそれを追うようにバラエティ入りをしていきます。
オーディションでのひどいダンスをさらしたり、アイドルらしからぬケチな暮らしを見せたり、
出身地である群馬の下仁田いじりなど、すべてを見せて愛されるようになりました。
2曲目は、松本明子さんで「♂×♀×Kiss」。
そして、続けてお送りしたのは、島崎和歌子さんで「弱っちゃうんだ」。
さて、80年代後半当時、
バラドルの活躍によって、人気がさらにあがった番組があります。
フジテレビの「オールスターものまね王座決定戦」です。
バラドルにとって「モノマネ」は非常に重要な武器でした。
当時の常連が、松本明子さんと森口博子さん。
この番組での活躍も手伝ってか、
90年代に入ると、ふたりはレギュラー番組でさらに人気を得ました。
松本明子さんは日本テレビで「電波少年」、
森口博子さんはフジテレビで「夢がモリモリ」。
どちらも92年にスタートしています。
さらにこの時期、ある番組を通じて、バラドルとして注目を集めた人物が、
島崎和歌子さんでした。
91年にTBSでスタートした「オールスター感謝祭」で
司会に抜擢され、相手役の島田紳助さんの扱いや
見事な生放送回しで、その名を広めました。
4曲目は、鈴木蘭々さんで「泣かないぞェ」。
「90年代の元気系バラドル」と呼ばれた鈴木蘭々さん。
中学一年生の時に原宿でスカウトされ芸能界に入り、
コマーシャル出演、雑誌モデル、女優としてデビューしたのち、
94年に子供番組「ポンキッキーズ」に
安室ちゃんと一緒にレギュラー出演したことでブレイクしました。
ブレイクを機に、バラドルとしても人気となり、
95年に、筒美京平プロデュースのもと、
こちらの「泣かないぞェ」という曲で歌手デビューを果たしました。
お別れの曲は、星屑スキャットで「青い珊瑚礁」でした。
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チケットの一般発売が、4月28日(日)からスタートとなっています。
詳しくは、星屑スキャット公式ホームページをご覧ください。
https://www.hoshikuzu-scat.com/
番組に関する感想・ご意見・ご要望などありましたら、
mco@1242.com までお寄せください。
お葉書は、
〒100ー8439 ニッポン放送「ミッツ・ザ ・コレクション」まで。
次回の放送は、2024年4月28日(日)17:30〜です。
どんなテーマでどんなセレクト楽曲が繰り出されるのか、お楽しみに!
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