音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、
毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽を
ミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ・コレクション』。
第107回目のテーマは『俺たちツッパリ特集』。
80年代の若者達が夢中になったツッパリソングをお届けしました。
まず1曲目は、嶋大輔さんで「男の勲章」。
1982年に横浜銀蝿の弟分としてデビューした嶋大輔さん2枚目のシングル。
37万枚のヒットを記録しました。
ツッパリがいかに純粋であることがわかる歌です。
2曲目は、杉本哲太 & RONELY-RIDERSで「On the Machine(翔と桃子のロックンロール)」。
そして、続けてお送りしたのは、近藤真彦さんで「ハイティーン・ブギ」。
こちらも横浜銀蝿の弟分グループ
「紅麗威甦(グリース)」のボーカルとしてデビューした杉本哲太さん。
この2曲は、牧野和子さんによる少女漫画「ハイティーン・ブギ」にちなんだ楽曲です。
暴走族のリーダー「翔」と女子高生「桃子」の恋と青春をテーマに1977年に連載がスタート。
82年には、当時のトップアイドル、
近藤真彦さん武田久美子さんで映画化されました。
主人公のふたりを真似て、男子はバイクに乗りたがり、
女子はこぞってポニーテールにするなど、この作品をきっかけに
ツッパリカルチャーがティーンの憧れとなっていったそうです。
4曲目は、又吉&なめんなよで「なめんなよ」。
ツッパリブームを牽引した「なめ猫」。
子猫を擬人化させたキャラクターもので、メインキャラは、
暴走族風の学ランを着た「又吉(またきち)」と恋人の「ミケ子」です。
「なめんなよ」のセリフが大流行し、
運転免許証風のブロマイドは1200万枚を売り上げました。
そんななめ猫も、ブーム真っただ中の81年にシングルをリリースし、
48万枚を売り上げています。
5曲目は、チェッカーズで「ギザギザハートの子守唄」。
80年代のツッパリブームの中で忘れられがちの存在でもあるグループ、チェッカーズです
デビュー前は、故郷・福岡の久留米で、
革ジャンにリーゼントというスタイルで活動していましたが、
83年9月に、ツッパリソングでありながら、
アイドルのようなチェックの衣装でデビューを果たしました。
抑圧された中高生には、思い切り心に刺さったようです。
お別れの曲は、氣志團で「One Night Carnival」でした。
ツッパリ文化に長く貢献してきたのは、彼ら・氣志團ではないでしょうか。
番組に関する感想・ご意見・ご要望などありましたら、
mco@1242.com までお寄せください。
お葉書は、
〒100ー8439 ニッポン放送「ミッツ・ザ ・コレクション」まで。
次回の放送は、2024年3月17日(日)17:30〜です。
どんなテーマでどんなセレクト楽曲が繰り出されるのか、お楽しみに!
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