音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、
毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽を
ミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ・コレクション』。
第65回目のテーマは『月9ドラマ主題歌80年代篇』。
何十年と続くフジの伝家の宝刀「月9ドラマ」。
今回はそんなヒット曲満載の、
「月9ドラマ主題歌・80年代篇」と題してお送りしました。
まず1曲目は、BaBeで「I Don’t Know!」。
BaBeは、1987年にイタロユーロディスコの名曲「Give Me Up」のカバーでデビューし、
この「I Don’t Know!」は2枚目のシングルにして初めてのオリジナル作品となりました。
こちらは、1987年4月に放送された、
岸本加世子さん・神田正輝さん主演の『アナウンサープッツン物語』の主題歌。
バブル期真っ只中の時代とともに幕を開けた「月9ドラマ」最初の主題歌でした。
そして、比較的ロックバンド系が主題歌を担当することが多かったのも
「初期月9」の特徴ということで、
続いては「月9主題歌ロックバンドメドレー」を3曲続けてお聴き頂きました。
まずは、プリンセス・プリンセスで「GET CRAZY!」。
1988年10月期の『君が嘘をついた』主題歌。
そしてTHE GOOD-BYEで「祭り気分でTAKE A CHANCE」。
1987年11月~12月放送の『荒野のテレビマン』主題歌。
最後にZIGGYで「GLORIA」。
89年7月期の『同・級・生』主題歌。
こちらは『東京ラブストーリー』『あすなろ白書』などで有名な、
あの柴門ふみさんが原作のドラマでした。
4曲目の80年代月9主題歌は、村井麻理子さんで「どうしようもなく恋愛」。
こちらは、後に「月9の女王」と呼ばれる中山美穂さんが、
初めて主演した月9作品でもある『君の瞳に恋してる』の主題歌でした。
「君シリーズ」の中でもいちばんの高視聴率を記録した人気作品。
トレンディ系には欠かせないキャストも目白押しだった中、
なぜか主題歌だけがヒットしませんでした。
こういうこともたまに起こるのが、「常勝人気コンテンツ」の面白いところでもあります。
ミッツさん曰く、「どうして売れなかったのか分からないぐらい、
時代感を存分に反映し、しっかりと作られた楽曲」とのこと。
お別れの曲は、田原俊彦さんで「どうする?」でした。
こちらはトシちゃんの「びんびんシリーズ」の第1弾であり、
「月9業界シリーズ」の第3作目でもある、
『ラジオびんびん物語』の主題歌になりました。
何を隠そうこのドラマは、ここニッポン放送が舞台となり、
トシちゃんと野村宏伸さん演じる「徳川・榎本コンビ」は、
ニッポン放送の営業マンという役どころだったわけです。
現在「あさぼらけ」のパーソナリティをしている上柳昌彦さんも、出演していたとのこと。
そんなニッポン放送の思い出とともに、
今回は田原俊彦さんの「どうする?」を聴きながらお別れでした。
番組に関する感想・ご意見・ご要望などありましたら、
mco@1242.com までお寄せください。
お葉書は、
〒100ー8439 ニッポン放送「ミッツ・ザ ・コレクション」まで。
次回の放送は、2023年4月9日(日)17:30〜です。
どんなテーマでどんなセレクト楽曲が繰り出されるのか、お楽しみに!
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