熊谷実帆 カラフルダイアリー

2020.12.14

「はやぶさ2」と宇宙のロマン!

相変わらずコロナのニュースが続いていますが、先日明るい話題がありました!

日本の探査機、はやぶさ2が小惑星リュウグウに到着しました。

2014年、種子島宇宙センター大型ロケット発射場から打ち上げられた「はやぶさ2」。

そもそもはやぶさ2の目的は小惑星に着陸して小さな岩石などのサンプルを採取し、地球に持ち帰るためです。

小惑星は地球など惑星のもとになり、太陽系が生まれた頃の様子を良く残していると考えられています。持ち帰ったサンプルを地球で詳しく分析すると、生命のもとになる有機物などが見つかり、太陽系の歴史も詳しく分かると期待されているそうです。

(いまこのブログを書いている12月14日の時点では、カプセルの中に多数の黒っぽい砂が確認されたと発表がありました。)

まるでわが子を見守るように、はやぶさ2へ愛着がわいた方も多いかと思いますが、私もその一人。先日TeNQ’s Special Exhibition「HAYABUSA2」という企画展示に行ってきました。

そこには実際のはやぶさ2の10分の1サイズの模型が!下部の中心にある丸いものが、カプセルです。模型とはいえ、目の前にするとわくわくして見入ってしまいました。

はやぶさは「スイングバイ」という天体の重力を利用して軌道やスピードを変更する方法で航行を続けてきました。今年の11月に行われた軌道変更では、わずか「0.0085度」の角度の修正を行ったそうです。

ちなみにその難しさを例えると、「1キロ先にいるテントウムシの斑点をねらうくらいもの」なのだとか!頭の中で1キロ先のテントウムシを想像してみると・・・とっても困難な軌道修正に成功したことがわかりますね(*^-^*)

まだまだ未知のことが多い宇宙ですが、はやぶさ2の帰還を通じて宇宙へのロマンを感じました。

ちなみにこのはやぶさ2について、ニッポン放送報道部ニュース解説委員の畑中デスクが非常にわかりやすく記事にしています。ぜひ読んでみてください(^^♪

“歴史のかけら”リュウグウからカプセル無事帰国 ドキュメント

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