熊谷実帆 カラフルダイアリー

2020.12.02

流行語大賞2020・・・「3密」

12月に入りました!残すところ1か月!引き続き体調には気をつけていきましょう(*^-^*)

さて、12月1日、2020年の流行語大賞が発表されました。
ノミネートされた10語はこちら。

・愛の不時着
・あつ森(あつまれ どうぶつの森)
・アベノマスク
・アマビエ
・オンライン○○
・鬼滅の刃
・GoToキャンペーン
・3密
・ソロキャンプ
・フワちゃん

そして大賞は「3密」でした。当初はあまり広がりを見せなかった「3密」ですが、
小池都知事が殺到する報道陣に「密です」を連呼したことが報じれ、ツイッターなどでもさかんに使われるようになりました。
さらには個人開発によるゲームも登場し、ゲーム紹介動画は1週間で830万回以上再生されたそうです。

選考委員の一人、言語学者の金田一秀穂さんは、

「”3密”は健気な日本語である。結婚の条件としての”3高”。大変な肉体労働を表す”3K”。
いくつかある大切な項目をまとめる言い方が日本語にはあって、 得意技ともいえる。
この悲劇的厄災の中にあっても、日本語はその特性を発揮して注意すべき心得をまとめて表し、予防を喚起した」とコメントされていました。

ところでみなさん、「3密」はしっかり言えるでしょうか?

「密閉、密集、密接」

もはやおなじみの言葉となりましたが、年末年始にかけても引き続き気を付けていきたいものですね。

私は今年初めてこの「流行語大賞」を取材しました。
受賞者のコメントがリモート、盾を渡すのもしっかりとマスクや手袋をして・・・
など対策をしたうえで行っていました。

驚いたのは、発表するときの音楽が生演奏であること!!
ステージの脇にプロのピアノ演奏者の方がいらして、それぞれの流行語に合わせて音楽を奏でているんです。個人的には私もドハマりした「あつ森」の発表でゲームで使われる、のほほんとしたメインテーマが流れて嬉しかったです(笑)

選考委員である、ハッピー火曜コメンテーターやくみつるさんや、言語学者の金田一秀穂先生にもお話を伺うことができました。やくさんは、最も推していたお笑い芸人「ぼる塾」さんの「まぁねぇ~」の落選にかなり落ち込んでらっしゃいました・・・

金田一先生は、やはり「ソーシャルディスタンス」などの英語よりも日本語のわかりやすさが「3密」の大賞理由である、そして来年は貧富の差の拡大や菅政権の低迷が流行語大賞に影響してくるのでは・・・?と予想されてました。

正直、多くの方が「やっぱりね!」という感想の流行語大賞2020でしたが、
来年は少しでも明るい言葉がたくさん入ることを願っています!

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