観音温泉 るんるんタイム

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2021.10.28

【第50回】観音温泉の朝食でおなじみ!干物屋さんの「小木曽商店」へ行ってみた!!

鈴木会長・小木曽女将・上柳アナ

伊豆・奥下田「観音温泉」の魅力をお伝えする「観音温泉るんるんタイム」。観音温泉・鈴木和江会長に、上柳昌彦アナウンサーがたっぷりとお話を伺っています。10月上旬、上柳アナウンサーが秋の下田を訪問したときの模様をお伝えしています。今回からは、下田・南伊豆にある観音温泉ゆかりのお店を訪ねていきます。最初は朝食でおなじみ、下田市内の「干物専門店 小木曽商店」に会長と一緒に伺って、女将の小木曽きみ江さんにお話を伺いました。

小木曽商店での収録風景

―鈴木会長と一緒に下田のまちにやって来ました。こちらは港のすぐ近くで、観音温泉では朝食として出される「干物」を作っているお店なんですが、まさにいま、1つの机を囲むように、皆さん、小さめの包丁を持って手作業でやっていらっしゃるんですね。

小木曽:アジをさばいています。(伺ったときは)午前10時半ですが、今朝は5時半から作業がスタートしました。アジの前は、カマスや金目鯛をはじめ、いろいろな種類の魚を開いてきたんですよ。機械でチャレンジしてみたこともあるんですが、機械よりも人の手でやったほうが、作業が丁寧で早かったんです。それぞれ身の厚い魚なので、それをいかに大きく、きれいに開いて、見た目も美しく出来るかというところが、干物づくりのカギになります。

鈴木会長・小木曽女将・上柳アナ  ※お声を聞き取りやすくするため、一時的にマスクをずらしています。

―鈴木会長と小木曽商店さんとのお付き合いも長いんですよね?

鈴木:いまから45年くらい前でしょうか。観音温泉がまだ合宿所だった頃です。小木曽商店のお祖母様の足が悪くて、温泉へ癒しにいらっしゃったのが始まりです。そのうちに、様々なスポーツ団体の合宿が始まると、小木曽商店の干物を寄贈して下さるようになりました。私もまだ、伊豆のことが、右も左も分からないときでした。こういう方に支えられて育ってきたのが観音温泉なんです。

小木曽商店の干物づくり

小木曽:義母も干物を作る職人でした。干物づくりは冷たい水を扱う仕事です。いまも長靴を履いて、下には水が流れています。夏はいいのですが、冬は体が冷えてしまいます。膝を悪くして、体調がすぐれない時期も出てくるようになってしまいました。そこで近所の年配の皆さんで集まって、新しくできた「観音温泉」へ行ってみようという話になったんです。最初、当時はほとんど無かった日帰り入浴の形で、お風呂に入らせてもらいました。温泉に入ってくると、義母は「体が楽になったぁ」と言って、家に帰って来ました。以来、何度も観音温泉に伺うようになったんです。

小木曽商店の干物づくり

―観音温泉の合宿所では多くのオリンピック選手もトレーニングされていたわけですから、小木曽商店の干物でしっかり栄養を取って、世界に羽ばたいていったといっても過言ではありませんね。そんな話をしている間にも、新たにアジがドーンと机の上に置かれまして、1日、どのくらいの魚を加工されているんですか?

小木曽:きょうは8人で開く作業をしていますが、1日あたり、全部でだいたい1万枚の干物を作っています。開いた魚はまず、流水でしっかり洗うことで、生臭さが残らないようにしています。そして“秘伝のたれ(塩水)”に数分間漬けてから干していくんです。

(観音温泉・鈴木会長×上柳アナの「小木曽商店」レポート、つづく)

 

「小木曽商店」

伊豆下田 干物専門店 小木曽商店 公式オンラインショップ (enekoshop.jp)

 

小木曽商店の干物づくり

伊豆・奥下田の地に湧き出す超軟水・ph9.5の天然温泉「観音温泉」。お聴きのアナタからは、引き続き、鈴木会長への“人生相談”も、「上柳昌彦 あさぼらけ」の番組メール(ue@1242. com)で受け付けています。ユニークな発想力で、様々な苦難を乗り越えている鈴木会長。癒しのお声で語る、その“哲学”に、アナタも“生きるヒント”を感じてみませんか?

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パーソナリティ
  • 上柳 昌彦
    上柳 昌彦
    上柳 昌彦

    上柳 昌彦

    ■生年月日:1957年8月1日
    ■星座:しし座
    ■血液型:B型
    ■出身地:生まれは大阪、以降父の仕事の関係で各地を転々。
    ■最終学歴:立教大学 法学部
    ■趣味:
    ジョギング、ジム、トレッキングの後の一杯。
    鶴瓶さんの番組におじゃましてさりげなく出演すること。
    「ブラタモリ」を観ながら「そうなんだ」「そうなんですよ」と相槌を打つこと。
    商品開発担当者の方に開発秘話を伺うこと。