観音温泉 るんるんタイム

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2021.01.14

【第14回】観音温泉鈴木会長×堀ちえみさん×上柳アナのるんるんトーク②

伊豆・奥下田「観音温泉」の魅力をお伝えする「観音温泉るんるんタイム」。

観音温泉・鈴木和江会長に、上柳昌彦アナウンサーがたっぷりとお話を伺っています。

1月の「観音温泉るんるんタイム」は、ゲストにおなじみ、堀ちえみさんをお迎えして、

観音温泉とのご縁、大病されたときのことなどを、お送りしています。

 

鈴木会長と堀ちえみさんと上柳アナ

 

―(前回お話しいただきましたが)堀ちえみさんが、初めて観音温泉へ行かれたのは、

  本当に体調が思わしくないということが分かっていた時期なんですね。

 

(堀)(手術が決まっていたので)全部、仕事納めをして、手術するまでの間、

   他に何もないところだから、体を休めようと思って、観音温泉へ行きました。

   もちろん、予約したときは、舌がんだということは分かっていなかったんです。

   私の誕生日祝いということでしたから。

   結果として「もしかして人生最後の旅行かもしれない」という覚悟を持って

   行くことになりました。

 

堀ちえみさん

 

―手術の日程も決まっていて、「覚悟」もされていたんですね。

 

(堀) 本当にいろいろな思いを抱えて、温泉に浸かりました。

    まず、「幸せだなぁ。自分はまだ、生きてるんだなぁ」と感じました。

    一方で、「これから自分がどうなってしまうんだろう」という不安もいっぱいでした。

    このときは、1泊2日で東京に戻ることになったんですが、帰り際に、

    初めて鈴木会長とお逢いして、お話をさせていただきました。

 

(鈴木) 大した話ではなかったんですけど、堀ちえみさんとお逢いして、

     何となく「お疲れになっているなぁ」という雰囲気はありました。

     ですので、ひとまず仕事は抜きに、健康第一ということで、

     この方を「元気づけなくちゃ!」という気持ちがあったんです。

     この点と点が繋がった瞬間から、いまがあるわけですから訳わかんないですよね!

 

観音温泉の送迎車

 

―もちろん「がん」を患っているとはお伝えしてなかったんですよね?

 

(堀) 病気のことは、家族の「秘密」でした。

    でも、観音温泉から帰るときに、従業員の方が送迎車を見送って下さっていたとき、

    主人が突然運転手さんに「ちょっと停めて下さい!」といって車を降りて、

    手を振って下さっていた女将のところに跳んでいきました。

   「家内はじつはがんで、闘病が始まります。来週早々には入院して手術があるんです。

    女将さん、見守っていていただけますか?」とお願いしたんです。

    そしたら、女将さんが車に乗り込んできて、「頑張って元気になって、

    もう一回戻って来てね。元気になってここに必ず戻って来られるから、頑張って!」と

    声をかけて下さったんです。

    この言葉を聞いて、私はもう涙が止まらなくて、ずっと泣きながら東京に戻りました。

    女将さんにあのとき力強く手を握って貰ったことは、いまも忘れられません。

 

―堀ちえみさんが観音温泉にお泊りになったのが、平成31(2019)年の2月16日。

 舌がんの手術を受けられたのが、2月22日だったんですね。

 

(つづく)

 

ガラティア観音乃湯

 

伊豆・奥下田の地に湧き出す超軟水・ph9.5の天然温泉「観音温泉」。

1月は引き続き、鈴木会長・堀ちえみさんとの鼎談をお届けいたします。

お聴きのアナタからは、鈴木会長への“人生相談”も、

「上柳昌彦 あさぼらけ」の番組メール(ue@1242.com)で受け付けています。

ユニークな発想力で、様々な苦難を乗り越えている鈴木会長。

癒しのお声で語る、その“哲学”に、アナタも“生きるヒント”を感じてみませんか?

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パーソナリティ
  • 上柳 昌彦
    上柳 昌彦
    上柳 昌彦

    上柳 昌彦

    ■生年月日:1957年8月1日
    ■星座:しし座
    ■血液型:B型
    ■出身地:生まれは大阪、以降父の仕事の関係で各地を転々。
    ■最終学歴:立教大学 法学部
    ■趣味:
    ジョギング、ジム、トレッキングの後の一杯。
    鶴瓶さんの番組におじゃましてさりげなく出演すること。
    「ブラタモリ」を観ながら「そうなんだ」「そうなんですよ」と相槌を打つこと。
    商品開発担当者の方に開発秘話を伺うこと。