観音温泉 るんるんタイム

2020.10.15

【第3回】観音温泉にはどうして人が集まるのか?

伊豆・奥下田「観音温泉」の魅力をお伝えする「観音温泉るんるんタイム」。

観音温泉・鈴木和江会長に、上柳昌彦アナウンサーがたっぷりとお話を伺っています。

 

観音温泉水ペットボトル充填ファクトリーと上柳アナ

 

―観音温泉は「飲める」ことでも有名ですね?

 

観音温泉は、超軟水なんです。

Ph9.5のアルカリ性ですので、(肉食などで)酸性に偏りやすい現代人には(飲むことは)

カラダの健康維持にもいいとされていて、消化やお通じの改善にも効能があるといいます。

チョット、お手洗いが近くなってしまうかもしれませんけどね。

いまでは、(体調が改善されるので)連泊の方が多くなりました。

 

(注)温泉の成分は、分析のタイミングで若干の変動があるのが一般的です。

   放送内容と画像の数値に一部差がありますが、”地球も生きている”とご理解ください。

 

観音温泉水を飲みながらトークする、観音温泉・鈴木会長と上柳アナ

 

―最初は、下田でも「観音温泉」を知らない方がいたそうですね?

 

父のあだ名は、「モグラ」でした。

穴ばっかり掘っているから、あいつは何者だと、気味悪がられたほどでした。

でも、私の子供たちが幼稚園、小学校へ進級すると、ご父兄の皆さんとのお付き合いが

生まれたことで、だんだんと「観音温泉」を知っていただけるようになりました。

最初は“民宿”に近いような感じだったんです。

 

山深い観音温泉の朝

 

―お部屋も5部屋くらいだったんでしょう?

 

武道場の鉄骨を運び込むときは、大変でしたよ。

(静岡県道15号・松崎街道から入る道は)車のすれ違いにも難儀するほどの狭い道ですから、

(大型車が入るのに)途中にあるガードレールを一旦、外させてもらったほどです。

それでも、人が集まってきてくれたからこそ、「発展途上」になることが出来ました。

人も集まってくれなければ、そのまま淘汰され(自然に還)るだけですから。

 

観音プリンシプル

 

―それがいまでは、「日帰り」でお越しになる方もいるんですよね?

 

父は、「タクシーをやっていた時も皆さんが使ってくれたから成功することが出来た。

だから、そのお返しをするんだ」と言って、この観音温泉を始めた経緯もあります。

なら、多くの方に温泉に入って喜んでいただきたくて、私は「日帰り入浴」を始めました。

現在は、「観音プリンシプル」(という日帰りメインのお風呂)もあります。

最初は笑われていましたけどね、旅館で「日帰り入浴」なんて。

 

観音プリンシプル

 

―いまでは日帰り入浴も当たり前になりましたが、まだまだやりたいことがあるそうですね?

 

「観音温泉」は(父の代から)日本だけでなく世界の財産でもある「温泉」を真ん中に据えて、

「人のために役に立つ」という気持ちで(作ってきて)います。

いまも、お客様により豊かな気持ちになっていただけるようにお庭をより美しくしたり、

今後はきれいなお星さまがもっと見られるように、天体観測が出来る施設も考えています。

夢はどんどん広がるんです!

 

(観音温泉・鈴木和江会長インタビュー、つづく)

 

伊豆・奥下田の地に湧き出す超軟水・ph9.5の天然温泉「観音温泉」。

観音温泉水で「ご飯を炊いてみたい!」「味噌汁を作ってみたい!」といった

反響のおたよりを続々といただいています。

次回も、鈴木会長に観音温泉の様々なエピソードを伺ってまいります。

どうぞお楽しみに!

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パーソナリティ
  • 上柳 昌彦
    上柳 昌彦
    上柳 昌彦

    上柳 昌彦

    ■生年月日:1957年8月1日
    ■星座:しし座
    ■血液型:B型
    ■出身地:生まれは大阪、以降父の仕事の関係で各地を転々。
    ■最終学歴:立教大学 法学部
    ■趣味:
    ジョギング、ジム、トレッキングの後の一杯。
    鶴瓶さんの番組におじゃましてさりげなく出演すること。
    「ブラタモリ」を観ながら「そうなんだ」「そうなんですよ」と相槌を打つこと。
    商品開発担当者の方に開発秘話を伺うこと。