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2025.09.09

【第21回】休み・働くのバランスを調整する肝臓、「太衝(たいしょう)」というツボとは?

お聴きのあなたの様々なカラダの悩みに寄り添いながら、健康維持の大切さについてお伝えする「元気をチャージ!ごりごりタイム」。9月は、ほねごりグループの鍼灸師・鈴野賢幸(すずの・としゆき)先生に、夏から秋への変わり目に大切なことを伺っています。

―休みはやっぱり大事ですよね?

鈴野:ずっとオンの状態になってるのは体によくありませんし、休みでだらけ過ぎてしまうのもよくありません。また仕事に行くのが嫌だなとなってしまってはいけませんし、バランスが大事ですね。

元気をチャージ!ごりごりタイム収録風景

―私自身は生活習慣がかなり不規則です。皆さんが寝ている夜中に起き出して、そのまま朝~昼と繋がって、1日ずっと何かやっているという感じです。ただ、睡眠が不規則でも睡眠だけはしっかりとりたいと考えているんですが、いい睡眠の取り方はあるんですか?

鈴野:睡眠は色々なジャンルが関わってきます。例えば、睡眠が浅い方、夢をよく見る方は、西洋医学・東洋医学ともに脳が働いているという見立てですので、疲れてしまっている状況の一つです。脳が休まないと疲労感は抜けません。睡眠には脳が覚醒した状態であるレム睡眠とそうではないノンレム睡眠の二種類があって、その二つが順番に来るようになっています。概ね1時間30分、または15分のサイクルになっていますから、睡眠もそのサイクルに合わせてとるのが理想ですね。

―仮眠は15分単位がいいということですね。ちょっとウトウト・・・というくらいで。逆にし過ぎると、体が真剣に寝てしまって、起き上がって次の仕事に行こうという気が全く起こらないんですよ(笑)。そんな「休み」に関するツボはありますか?

鈴野:東洋医学では、「休む」と「働く」のバランスを調整をしてくれるのが肝(かん)、つまり肝臓と考えられています。西洋医学における肝臓の働きとは少々違うんですが、「罷極の本」といわれて、人間の体の筋肉などをコントロールしているのが、「肝」だというんですね。今回はマットも用意しましたので、座りながら出来る、肝の健康維持にいい「ツボ」をやってみたいと思います。

元気をチャージ!ごりごりタイム収録風景(太衝)

●「あぐら」で座って、左右の足の裏をくっつけます。

●足の親指と人差し指の間を辿ります。

●骨の際に凹んだところがあります。ここが「太衝(たいしょう)」というツボです。

●グッと押すとじわっとした痛みを感じますが、20~30秒間、押し続けてみましょう。

―肝臓の健康維持にいい「太衝(たいしょう)」というツボ、睡眠は15分単位、憶えておきましょう。

(第21回・おわり)

お聴きのあなたも、元気なうちこそ「健康維持」に取り組みましょう!

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  • 上柳 昌彦
    上柳 昌彦
    上柳 昌彦

    上柳 昌彦

    ■生年月日:1957年8月1日
    ■星座:しし座
    ■血液型:B型
    ■出身地:生まれは大阪、以降父の仕事の関係で各地を転々。
    ■最終学歴:立教大学 法学部
    ■趣味:
    ジョギング、ジム、トレッキングの後の一杯。
    鶴瓶さんの番組におじゃましてさりげなく出演すること。
    「ブラタモリ」を観ながら「そうなんだ」「そうなんですよ」と相槌を打つこと。
    商品開発担当者の方に開発秘話を伺うこと。