ひだまりハウス、認知症専門医の朝田隆先生と一緒にお送りしています。
カラダを動かすことは認知症予防に欠かせません。
今回のテーマは、認知症と歩き方の関係についてです。
この春、総合電機メーカーの富士通が人工知能、AIを活用して防犯カメラの映像から
認知症の患者を発見するシステムの開発に乗り出すと発表しました。
認知症患者が意識せずに足を引きずったり、歩幅が狭くなったりする特徴があり、
それをAIが分析し頭や腰、膝など約20か所の動きを学習させるそうです。
そして認知症患者と、それ以外の高齢者の歩き方を比較して認知症患者を見つけ
出すようにするというもので、具体的には、街の防犯カメラや小売店などの
防犯カメラにこの機能を搭載して、自宅や施設から出た患者を早期に発見できる
ようにするのが目標!2027年度以降の実用化を目指すそうです。
そこで認知症の方の歩く特徴や発症リスクなど気を付ける点や意識して
歩くことについて、朝田先生詳しく伺いました。
一番顕著なのが歩幅が狭い人は広い人に比べ、認知機能低下のリスクが3倍以上になり、
歩幅が狭い状態のまま年齢を重ねると認知症発症のリスクが2倍以上になるという
データもあるとか…、さらに、歩く速度も年を取ると遅くなるとのことで、
アメリカで行われた調査でもMCI、軽度認知障害と診断された人は、
健康な人に比べて歩行速度が毎年1秒あたり0.01秒遅くなり、歩行速度の低下は、
平均してMCIと診断され12年前から表れるというデータもあるそうです!
運動や、お散歩が大切だというのは多くの方がご存知だと思いますが、
意識して歩幅を大きく、そして早歩きを心がけることも大切とのことでした!
次回はレビー小体型認知症の当事者、三橋昭さんをお迎えしてお話を伺います。
幻視が現れるのが特徴的な病気ですが非常にリアルに幻視をスケッチされ、
それが本になって発売されています。
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