ウィークエンド・ケアタイム『ひだまりハウス』~うつ病・認知症について語ろう

2024.05.26

2024年5月26日

ひだまりハウス、認知症専門医の朝田隆先生と一緒にお送りしています。

今回のゲストは、レビー小体型認知症を抱えつつも、
ご自身の体験も紹介する活動をされている三橋昭さんをお迎えしています。

三橋さんは1949年 東京は世田谷区のお生まれです。
三橋さんが異変に気がついたのは「幻視が現れた」ことでした。
2018年に飼い猫の「たまちゃん」が三橋さんによってきました。
そして、三橋さんはいつものように、その「たまちゃん」の頭を撫でたら、
スルッと通り抜けてしまったんです。当時、これはおかしいと思った
そうですが、これが「幻視を見た」始まりでした。
三橋さんは近くのクリニックに行き、そこから大きな病院を紹介されて
昭和大学病院で検査入院をしました。
診断結果は「レビー小体型認知症」でした。

実は三橋さん、以前にレビー小体型認知症の疑似体験=VR認知症体験を
受けたことがあり、その疑似体験を思い出して、自分の症状について
役に立ったと言っています。

さらに 幻視が現れる時間について伺ったところ、だいたい決まっている
そうでして、目覚めのときに幻視が現れることが多いとのことでした。
最近は、幻視を見る回数が減ってきたそうです。
その原因を三橋さんは自己分析していて、頻尿になって朝起きることで
その幻視をみなくなった影響を朝田先生に伝えたところ、パッと目を
覚ましトイレに行動することで、起きた時のぼ~っとする時間が減り
幻視は見えづらくなるようです。

さて三橋さんは、せっかく幻視を見るなら記録しようとスケッチをする
ようになったのですが、これまでに描かれたものは1300点以上!
そのスケッチがこちら動画になります!後半はカラーになっています!!
是非ご覧ください。

最近は幻視が減った代わりに、錯視が出てきたとか…。
三橋さんは、ご自身の体験をたくさんの方に知ってもらえるならと原画展や講演会なども
開催されています。また、クラウドファンディングで、本も出版されています。

その本はメディアケアプラスから発売中の「麒麟模様の馬を見た~目覚めは瞬間の幻視から」
こちらをクリック! ぜひ、ご覧になって下さい。
三橋さんには、次回もゲストです!ブログにもアップしますのでお楽しみに。

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