あなたは、60代・70代の方を中心に利用されている、住宅ローンがあるのをご存じですか?
人生100年時代。その証拠に、2019年の日本人の平均寿命は、女性が約87歳、男性は約81歳。これは男女とも8年連続で過去最高を更新しています。30年前1989年のデータと比べると、男性も女性も5年半以上寿命が延びていることになります。長生きが当たり前の時代です。医療技術の進歩と、最近の健康意識の高まりも大きいかもしれません。そう考えると、定年後何十年とある「第二の人生」「セカンドライフ」についてしっかり考えていく必要があります。例えば「セカンドライフ」をどんな住まいで過ごすか。古くなった今の住まいを、建て替えや、リフォームして新しくしたい、便利な場所に住み替えたい。でも今後の生活を考えると、預貯金は取っておきたい。これから住宅ローンを組むのは負担が大きい。これは不安になりますよね。そんな中、注目されているのが、60歳からの住宅ローン【リ・バース60】これからの住まいの悩みを解決してくれるかも。
住宅金融支援機構 広域金融機関業務部 塚本由樹さんにお話しを伺います。
晴の輔 【リ・バース60】60歳以上から利用できる住宅ローンとは、どのようなものですか?
住宅金融支援機構 広域金融機関業務部 塚本由樹さん
塚本「【リ・バース60】は、前身が住宅金融公庫である『住宅金融支援機構』と提携している金融機関が提供する『60歳以上の方向けの住宅ローン』です。普通の住宅ローンというのは、毎月元金と利息をご返済いただくのですけれど、この【リ・バース60】は毎月の支払いが『利息のみ』となっているのが最大の特徴です。元金を返済いただかない分、毎月の支払額が少なくなりますので、年金収入のみの方にもご利用いただいております。」
晴の輔 元金はいつ返すのですか?
塚本「元金は、お客様がお亡くなりになられた時に、相続人の方に『一括してご返済』いただくか『担保に入れていただいた住宅と土地』を売却して、その代金でご返済いただきます。またこの【リ・バース60】は『ノンリコース型』というタイプがございまして、このタイプをお選びいただきますと、担保に入れた住宅と土地の売却代金で返済した後に、ローンがもし残ってしまった場合でも、相続人の方が残ったローン返済する必要が無いローンとなります。」
晴の輔 将来、自分の子供に、迷惑かけたくないのが親心じゃないですか。それが「ノンリコース型」ですか。
晴の輔 利用者がお亡くなりなった時に、その物件を売却して元金を返済するのですね。そうなりますと、相続人の方が「物件を引き継ぐことはできない」ということになるのですか?
晴の輔 それは安心です。家をリフォームしたい場合にも使えるのですか?
塚本「もちろん住宅のリフォームを始めとして、古くなった住宅の建て替え、便利な場所や、お子様世帯の近くに引っ越したい、という場合の住み替えや、現在、ご利用いただいている住宅ローンの借り換えにも、お使いいただけるようになっています。」
塚本「子どもがおりまして、鉄道模型がすごく好きなので、模型をバーンと置けるような狭くていいので、そんな部屋が一部屋あったりすると、一緒に親子で楽しめるなって思います。」
晴の輔 いいパパじゃないですか。
塚本「(笑)こちらの気が向いた時だけなので、あの…いつも妻にはすごく怒られているのですけど(笑)。」
晴の輔 この商品で気をつけることってありますか?
塚本「【リ・バース60】は住宅ローンになりますので、生活資金にご利用いただくことはできません。担保に入れていただく住宅と土地の評価額によって融資限度額が決まりますので、所要資金によっては、自己資金を準備していただく必要が出てきます。さらにはご利用いただけるお客様の年齢を始めとしまして、細かい商品内容については、お取扱いの金融機関によって異なりますので、詳しくはぜひお取扱いの金融機関にご相談いただくようにお願いいたします。」
晴の輔 そうですね。相談するのが一番ですね。取扱いの金融機関はどこでわかります?
塚本「住宅金融支援機構のホームページの【リ・バース60】サイトで、ご案内させていただいています。詳しくはコチラをご覧ください。本日お伝えしきれなかった、より詳しい商品の中身ですとか、具体的なお申し込みの事例などもご紹介していますので、是非ご覧になっていただければ幸いです。」
晴の輔 分かりました。人生を「もっと力抜いて考えたい」と思っていたので【リ・バース60】の活用ですね。【リ・バース60】って我々の世代だと「阪神タイガース」の「バース選手」が60本ホームラン打ったのかな…と思いました。
塚本「(笑)」
「どっちだ!?晴の輔」。
毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーでございます。
「晴の輔さんが、セカンドハウスで部屋をリフォームするなら・・・
『落語の稽古部屋にする』
それとも
『落語の資料部屋にする』
どっちだ!?晴の輔」
資料部屋が欲しくてね。あと衣装部屋?でもこれはね…
決めました!
「落語の稽古部屋にする」
ここらで、初心に戻ってみっちり稽古しないと。「前座」の気分になってね。何故こっちを選んだか?
今日は「セカンドライフで『快適な住まい』を実現!60歳以上から利用できる住宅ローン【リ・バース60】とは?」というトピックスでお届けしました。【リ・バース60】を上手く活用すれば第二の人生が豊かになりそうですね。第二の人生をどう楽しむか?それを想像するだけでも若返りそう。
そんな【リ・バース60】に
それではまた、次回もお会いしましょう!立川晴の輔でした。
-WEB版こぼれ話し-
晴の輔 定年後の人生。思ったよりも長い。「セカンドライフ」を考えた場合、貯蓄とか気にしてしまいますが【リ・バース60】を利用すると、夢が広がります。
塚本「『3つの大きなメリット』があります。1つ目は、これから老後を迎えるにあたり、手元に貯蓄を残しておきたい。住宅を直す、建て替えるための資金を【リ・バース60】で借入いただくことで「手元の余裕資金を残せます」。2つ目は、毎月の返済は『利息』のみですから、通常の住宅ローンと比べて、月々の負担は軽いものになります。これからの暮らしの助けになります。」
晴の輔 それは大きいです。余裕が無いと「ローン」に押しつぶされてしまいます。
塚本「3つ目は『人生100年』と言われておりますが、これからの自分にぴったりの住まいで、セカンドライフを豊かに過ごすことができます。これが一番大きなメリットであると思います。」
晴の輔 老後と考えるよりも、そこからの「楽しみ」。「セカンドドリーム」と発想を変えたいですからね。
塚本「ここから『リスタート』ではないですけど、住宅が変わって、暮らしも変わり『新しい生活』が始まる、いいきっかけとなると思います。」
晴の輔 今の60代、70代は若いですからね。
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