あなたは、「アウトドア」と聞いて、どんなものを思い浮かべますか?
アウトドア派、インドア派、あなたはどっち派ですか?先日友達にそれを言ったら、「俺はアウトドア」「インドア」は半々だから、「半ドア」って言われたのですよ。僕は半ドアじゃなくて完全にインドア派ですので、アウトドア派の人達が羨ましい!というか尊敬します。今年は、コロナの影響もあって密にならないレジャーとして、キャンプが注目を集めています。キャンプといえば、「夏」と思う方もいるかもしれませんが、実はキャンプのベストシーズンは断然「秋」なのですって。過ごしやすい気候で、虫も減る、紅葉も楽しめるということで、まさにこれから。アウトドア好きの方にとってはウキウキするシーズン到来!そんな中、岐阜県郡上市の観光連盟が、「郡上を年中楽しめるアウトドアの聖地に!」をテーマにアウトドア専門の観光サイト「GUJO Outdoor Experiences」というサイトを開設しました。そのサイトで郡上のアウトドア・外遊びの魅力を発信しているのです。郡上と言えば「郡上八幡」の古い城下町と、綺麗な水路、そんなイメージかな。あまりアウトドアのイメージはないような。
郡上市(ぐじょうし)は、岐阜県中部に位置する市。岐阜県のほぼ中央に位置し、飛騨高地の南にある山岳丘陵地帯である。平成の大合併前の旧郡上郡7町村全域を市域としているため1,000km2以上と広大で岐阜県内では隣の高山市に次いで面積が広い。 北に行くほど標高が高く、市の最高峰は標高1,810 mの銚子ヶ峰である。
郡上のアウトドア・コンシェルジュ、奥村文乃さんにお話し伺います。
晴の輔 郡上と聞くと、歴史ある街というイメージなのですけど、アウトドアが盛んな地域なのですか。
奥村「『郡上おどり』や『郡上八幡城』といった歴史文化的なイメージをお持ちの方も多いと思うのですけど、郡上市は、長良川や吉田川といった清流、白山山系を中心とした山々、高原など豊かな自然環境に囲まれていて、アウトドアの条件に、とてもマッチした地域なのです。」
高鷲 上野高原(左:大日ヶ岳、右:白山)
晴の輔 大自然に囲まれている。
奥村「また郡上は『白山信仰』の拠点の一つです。『白山信仰』では山そのものが神様とされていて、昔から『自然を敬い』『山や川を大切にしてきた』歴史や文化があり、言わば『神々のフィールドなのですね』。」
白山
奥村「神域とも言える、恵まれた自然環境の中で、年間を通じて遊ぶことができますので、私たちは郡上市を『アウトドアの聖地』と呼んでいます。」
阿弥陀ヶ滝
奥村「あります。(笑)雨が降る前とか、季節の匂いとかも分かるのですよ。郡上にお住まいの方は、皆さん分かると思います。匂いがあるのです。」
晴の輔 郡上市で楽しめる。そのアウトドア、アクティビティの特長的なものあります?
奥野「グリーンシーズンは、『ラフティング』『カヌー』『キャンプ』
長良川でのラフティング
冬は『スキー』『スノーボード』といったウィンタースポーツなど
スキー場(高鷲スノーパーク)
年間を通じて様々なアウトドア体験が楽しめます。これからのシーズンですと、やはり『キャンプ』がお勧めですね。
涼しくなってきますので、過ごしやすくなりますし、ちょっと夜は寒いかもしれませんけども、その分、焚き火が心地よく感じられると思います。」
奥野「郡上のキャンプ場は標高の高いところにありますので、条件が合えば『天の川』が見えることもあります。」
晴の輔 星空に包まれた、天然のプラネタリウム!今は、「ソーシャルディスタンス」が求められている時代なので、「星空のディスタンス」ですか(笑) 標高が高いところですよね。そこから星空見ると、高見沢さんじゃないですか!「アルフィー」を聴きながら、星空を見たら最高です!アウトドアやアクティビティを、郡上ではあえて「外あそび」と表現した理由は?
奥野「郡上市の暮らしは、昔から水とともにあったのですね。水は『山々が生み出した恵み』ですので、昔から自然に感謝し、守り継いできた歴史や文化が、郡上にはあるのですね。その暮らしの中にあった季節ごとの、楽しみや遊びを発展させたものを、私たちは『外あそび』と呼んでいるのです。」
晴の輔 自然の恵みに感謝しながら遊ぶ。東京にいると「ステイホーム」でほとんど「内あそび」。外あそびに飢えていますよ。奥村さんはアウトドアされるのですか?
奥野「日常生活がアウトドアです(笑)あぜ道を散歩したり、草花見たりとか。『アウトドア』はそんなに準備とか、かしこまらなくてもいいと思うのです。自然に身を浸して、『自然が綺麗だな』『気持ちいいな』と感じてみることが、アウトドアの原点ではないかと思います。」
奥野「環境の素晴らしさは、もちろんなのですけども、やはり『人』だと思います。郡上の土地を愛していて、自然環境を大切に守りながら、自然と共に生きて、郡上での暮らしを楽しんでいる『人』こそが魅力だと思います。」
晴の輔 皆さん、自然の恵みに感謝しているのでしょうね。
奥野「自然と付き合って、共に生きているっていう感じですね。」
渓流を登って行く、シャワークライミング
「どっちだ!?晴の輔」。
毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーでございます。
「晴の輔さんが、郡上市へ行ってやりたいことは・・・
『これからベストシーズンのキャンプ!』
それとも
『冬シーズンに楽しみたいウィンタースポーツ!』
どっちだ!?晴の輔」
うーん、インドア派の僕ですから、これはね…
決めました!やりたいのは
「これからベストシーズンのキャンプ」
キャンプに憧れていますからね。本当にキャンプに縁がなくて、僕にとってのキャンプといえば、先日片付けしていて出てきた「ビリーズブートキャンプ」。郡上に行って体を鍛える。
今日は「年中楽しめるアウトドアの聖地へ!岐阜県郡上市が薦める『外あそび』の魅力とは??」というトピックスでお届けしました。僕はアウトドアって言われると、真っ先にホームセンターで道具を揃えなければ!と思っていました。奥村さんが言っていましたけど、大自然に身をおいて、素直に感じること自体が、アウトドア!それが原点。うん、原点を感じに行きたい!
そんな「郡上市のアウトドア・外あそび」に
それでは、次回もお会いしましょう!立川晴の輔でした。
-WEB版こぼれ話し1-
晴の輔 奥村さんのご出身は?
奥村「生まれも育ちも『郡上』です。」
晴の輔 郡上でおススメのアウトドア・アクティビティは?
奥村「これからの季節、涼しくなってまいりますので、『サイクリング』がおすすめです。先日、『E-bike』のツアーに参加してきたのですが、急勾配の山道なのに、電動アシスト付きスポーツサイクルなので、ペダルを漕ぐしんどさは感じず、逆に体に受ける風や、木漏れ日が気持ちよくて、最高の疾走感を味わえました。また、郡上は歴史文化も魅力の一つですので、『歴史文化の息づいた町並みをめぐるサイクリングツアー』も人気を集めています。是非、体験していただきたいアクティビティです。」
-WEB版こぼれ話し2-
奥村「アウトドアの原点は、子どもの時の遊び場。もっぱら山や川でした。家の裏山に秘密基地を作って、家から毛布を持ち出してテントにしていたら、叱られたりしました。夏はとにかく川でしたね。毎日行っていました。」
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