2月22日は何の日だったか、ご存じですか?
2月22日…ニンニンニンで「忍者の日」なんてのもありますが、有名なのは、にゃんにゃんにゃんで「ねこの日」ですかね。
そんな「ねこの日」2月22日に公開した映画がありまして、タイトルは「ねことじいちゃん」
監督はねこ好きの人なら絶対に知っている、動物写真家の岩合光昭岩合光昭さん。世界中のねこ好きを魅了している方です。主演は私の師匠、立川志の輔なのですよ。ちなみに私は弟子ですから、師匠の前では猫をかぶっています。
「ねことじいちゃん」是非見に行ってください。
全国各地に、ねこ島、ねこスポットがありますけど、山口県周南市の愛称が、2017年から「しゅうニャン市」になっているのです。
「ねこの多いまち」というわけではないらしいです。何故なのか?
周南市役所 広報戦略課 小濱奈由多さんにお話しを伺います。
晴の輔 「しゅうニャン市」(笑)可愛らしい響きですよね。
小濱「全国の皆さんに山口県周南市を知っていただく、まずは名前を憶えていただこうと愛称を『しゅうニャン市』にしました。」
晴の輔 耳にすっと入る響きですし、ねこ好きの方なら一発で覚えます。ちなみに周南市はねこが多いというわけではないのですよね?
小濱「そうです。周南市というごろを使った(笑)ダジャレじゃないか!とよく言われるのですけど…まずは名前を憶えていただくために、そのあたりはご理解をいただいて。中には面白い!という方もいれば、ねこを利用して!といわれる方もいて、そんな時は丁重にご説明しています。」
晴の輔 (笑)小濱さんはねこ好きですか?
小濱「あの実は…私は犬を飼っておりまして(笑)」
晴の輔 市役所にお勤めでも犬は飼っていいですものね。「しゅうニャン市」という愛称にしようと思ったきっかけは何だったのでしょう?
小濱「きっかけは市内のねこ好きの方々が、『周南市』を『しゅうニャン市』にしちゃったら面白いのじゃない?と直接市長に提案したところ、『それは面白いね』ということになって、市長が記者会見場に猫を抱きながら現れて『周南市は今日からしゅうニャン市になります』と」
晴の輔 何かプロジェクトがあって、動画を作ろうではなくてエイプリルフールに「市民のアイディアの動画」を作ったら反響があって、その後、本格的に「しゅうニャン市」プロジェクトがスタートしたということなのですね。
小濱「はい、難しいのはターゲットを誰に届けたらいいのか?ねこ好きの方に、丸々ねこを届けてしまうと『ねこ好きの街』になってしまうので(笑)。」
晴の輔 ねこの町になってしまいますからね。
小濱「瀬戸内の住みやすい街であるということを知っていただきたいので、『人がネコになれるまち』ということでやっています。」
晴の輔 ねこのように、のんびりと過ごせる。
小濱「海がとてもきれいですし、実は日本で一番港から近い新幹線の駅『徳山駅』がありまして、美しい山の景色も楽しめます。ねこになって周南市のいいところを見つけていただけたらいいですね」
晴の輔 今はどこでも人口が減少しているのが問題になっています。
小濱「周南市は合併して、約15年たつのですけど、1万人ぐらい人口が減っている状態ですので、しっかりと市をPRして、移住していただきたいですし、出身者の方にも戻ってきていただきたいです。」
晴の輔 ねこ好きの方なら「しゅうニャン市」に行ってみたいな!と思いますよね。
小濱「(笑)原付バイクのナンバープレートの点ですけど、これが肉球に変えて作っていたりしています。このナンバープレートなら『周南市』に住んでみたい!。言われたりしています。」
しゅうニャン市ご当地ナンバープレートでましたにゃ。#しゅうニャン市 #ご当地ナンバー #肉球 #ネコグッズ #グッズ #かわいい #cute #周南市 pic.twitter.com/dmA44PINEA
— 周南市 (@ShunanCity) September 18, 2018
晴の輔 周南市に移住すると、小判がもらえるとか!
小濱「(笑)」
晴の輔 いつか「しゅうニャン市」が本当の市名になってしまうのではないか!というぐらいいい響きです。
「どっちだ!?晴の輔」
毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーでございます。
今、お題が来ました!「この番組のタイトルをネコ風に変更するとしたら?・・・
『週刊 ニャるほど! ニッポン』 それとも 『しゅうニャン なるほど! ニッポン』 どっちだ!?晴の輔」
ふふっ、何それ?『しゅうニャン』だとちょっと地域限定になってしまうかな。
・・・決めました!
『週刊 ニャるほど! ニッポン』
全国で放送していただいております。この番組も、もうすぐ1年でございます。リスナーの皆さまありがとうございます。少ないスタッフとワタクシで一生懸命作っております! ディレクターがいつも言っておりますよ、
今日は、「山口県周南市は、人がネコにニャれる町!?」というトピックスでお届けしました。
皆さん、周南市ではないです。もう【しゅうニャン市】と覚えましょう!口にすると笑顔になれるのですよ。【しゅうニャン市】
そんな「山口県しゅうニャン市」に
それでは、次回も『週刊 ニャるほど! ニッポン』よろしくね!立川晴の輔でした。
-WEB版こぼれ話し-
晴の輔 他にはどんな活動されているのですか?
小濱「周南市出身者が全国におりますので、新聞広告でもう一度故郷を思い出して欲しいと『帰っておいで。しゅうニャン市』というメッセージを送りました。昨年は市の職員16名がキャラバンカーに乗って、47都道府県にプロモーションを行いました。SNSなどで情報発信するのも大切なのですけど、どのような方が『しゅうニャン市』を応援していただけているのか、会いに行ってみようと。」
晴の輔 顔が見えますものね。
小濱「行くまで不安だったのですけど、『いつもインスタグラムで見ていて応援しています!』という方が結構いらっしゃったので、逆に勇気づけられました。」
晴の輔 2月22日は、何か周南市でイベントとかやられました?
小濱「『しゅうニャン市ネコ部』という団体さんと一緒に盛り上げることを考えているのですけど、ヤマト運輸さんとコラボして、宅急便を送る箱を『しゅうニャン市』のラッピングにして、それの完成披露パーティーを2月22日に行いました。」
2/22猫の日🐾しゅうニャン市ネコ部×ヤマト運輸「宅急便コンパクトしゅうニャン市オリジナルボックス」お披露目会。12時〜徳山駅前図書館にて先着222名に無料配布します!もらいに来てにゃ😺❤️#クロネコアンバサダー #しゅうニャン市 #宅急便コンパクト #猫の日 #周南市立徳山駅前図書館 pic.twitter.com/VtIscuf7Xj
— Kaori_ONOUE (@musikaori) February 21, 2019
晴の輔 周南市内のヤマト運輸さんに行けば、しゅうニャン市デザインのBOXが手に入れて、送ることが出来るのですか?
小濱「そうです。ちょっと驚いて喜んでいただきたいです。」
晴の輔 その箱で、ウチにふぐ送ってもらえませんか?
小濱「(笑)」
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