あなたは、ちょっと変わったホテルに泊まったことがありますか?
客室が竪穴式住居だったとか。
「変なホテル」という名前のホテル、ご存じですか?
2015年に長崎のハウステンボスから始まった「変なホテル」。世界初のロボットが働くホテルとして話題になりました。
この「変なホテル」が各地に続々とオープンしていまして、現在、東京都内に6つ。千葉、愛知、大阪、福岡とあり、今年中に京都と金沢にも開業予定なんですって。
どんな風に変なホテルなのか??「変なホテル東京 銀座」へ先日取材に行ってきました。
ホテルに入るとですね、フロントにお姉さんが二人。
これがよく見るとロボットなのですよ。滅茶苦茶リアルでね、瞬きするし微笑みかけられるし、軽い会釈はするし。ちょうど外国の方がチェックアウトされていて、「Wow」と言っておりました。
そして部屋も見させていただきました。
内装は黒っぽいシックな感じで、僕の身長よりも高くて細長い冷蔵庫のようなものがあって、何だと思います?
洋服をかけて、その中にしまうと埃や匂いを取ってくれるのですって!さらに、しわも伸びるという最新のクリーニング家電!この家電が銀座では全室に完備されておりました。
あと部屋にはハンディと呼ばれる専用のスマホが一台置いてあって、それを使ってTVやエアコンのリモコンになります。また外に持ち出してOK!観光の検索にも使えるし、海外6ヶ国に無料で電話もできる!
もう目新しいものだらけ!
そんな「変なホテル東京 銀座」のマネージャー川村啓祐さんにお話を伺います。
晴の輔 川村さん、ひょっとしてロボットじゃないですよね?
川村「(笑)あ、実は人間なのですよ」
晴の輔 (笑)名前が「変なホテル」フロントにロボットがいたりとか、いろいろ変わっていて。
川村「それも含めてなのですけど、今後色々なテクノロジーを駆使して、変化し続けるホテルという意味を込めて、ネーミングしております。」
晴の輔 変化=進化!店舗によって、ロボットも違ったりするのですか?
川村「はい、当ホテルは人間型ロボットなのですけど、他のホテルに関しましては恐竜型であったりします。」
晴の輔 恐竜だと子どもが喜びますよね?
川村「お客様受けが非常によくて、今後建設するホテルにも恐竜型ロボットでまいります。昨年10月にオープンしました、羽田では豊橋技術科学大学と共同開発しました、『弱いロボット』というのがございまして、これは『ゴミ箱型ロボット』なのですけど、お客様がゴミを捨てられた時に、アシストしてくれて、ゴミを捨てやすくしてくれるロボットなのです。」
晴の輔 おおおおお、角度を傾けてくれたりとか?気が利くロボット!
川村「そうですね。」
晴の輔 ロボット開発もされているのですか?
川村「今は色々な企業様とか、大学との共同開発によりまして、今後進化していくロボットを一緒になって研究開発しております。」
晴の輔 はあああ~、既存のロボットを使うのではなくて、開発されたものなのですね。
川村「お客様の声をロボットに反映したい、という意向もありますので、快適な施設作りを目指しております。」
ロボットの研究開発までしちゃっているのですね、ここのホテル。あ、考えてみたら取材の時、川村さん以外の人間は見なかったのです。
晴の輔 従業員の方は何名ぐらいなのでしょう?
川村「今は10人程度で運営をしておりまして、通常のホテルからすると半分ぐらいの数になります。」
晴の輔 掃除とかもロボットがやるのですか?
川村「床の清掃であったりとか、窓を拭いたりとかはロボットがやります。」
晴の輔 さすがにベッドメイキングは違うのですね。
川村「そこはまだ難しいのですけど、今後はバスルームとか浴槽とかも自動で洗浄できるような、システムを導入していこうと考えています。」
晴の輔 ということは、「変なホテル」さんは「変化」「進化」していく…最終的には完全無人化とか?
川村「そうですね。」
晴の輔 川村さんの職が無くなってしまうではないですか。
川村「無くなっちゃうのですよ!どうしましょうか?(笑) 今後どういったことを導入すれば、お客様がよりよく快適にお過ごしになられるか?そんなホテル施設作りを私たちが考えてまいります。」
晴の輔 近未来ですよね。それと同時に実験しているというか、このホテルは戦っているのだなと感じます。
「どっちだ!?晴の輔」
毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーでございます。
今、お題が来ました!「晴の輔さんが銀座で飲みすぎて、終電を逃したら?・・・
『タクシーで帰る』 それとも 『変なホテル東京 銀座に泊まる』 どっちだ!?晴の輔」
ふふっ、終電を逃したら?銀座で?
…決めました!
『変なホテル東京 銀座に泊まる』う~ん、泊まりたいもん!番組の経費で泊めて!飲んでて終電が行っちゃったってねえ、だったらその前に、
今日は、「選ぶなら、普通のホテルよりも、変なホテル!?」というトピックスでお届けしました。
このスタイルが数年後には、ごくごく当たり前になるのでしょうね。なので、今「変なホテル」を体感してみてください。じゃないと、このホテルはどんどん変わってしまいます!
そんな「変なホテル」に、なるほどーん!!
どこの「変なホテル」にどんなロボットがいるか!などはコチラの公式HPをご覧ください。
立川晴の輔でした。
2025.08.11
#384 「福岡県宗像市で実施中の勝負めしのスタンプラリー!その中身に迫る!」
あなたは「ここぞ!」というときに食べる「勝負めし」はありますか? 「勝負めし」という言葉、もうお馴染みの言葉ですよね。「ここぞ!」という勝負のときに食べるグルメのこ...
2025.08.04
#383 「福井市のカーテンメーカーが開発した話題のカーテン!その素材はあのフルーツの葉?」
あなたの家には、どんなカーテンがありますか? 部屋の雰囲気を彩るインテリアの1つ「カーテン」。「カーテン」の役割って結構あると思います。まず「直射日光を遮る日よけ」...
2025.07.28
#382 「この時季、静岡県内で実施されているかき氷の恒例イベント!『茶氷プロジェクト』とは?」
あなたが好きな「かき氷」は何味ですか? 夏の冷たいデザートの定番「かき氷」。子どもの頃、夏祭りや縁日で食べたり、市民プールの売店で買って食べたり、そんなイメージでし...
2025.07.21
#381 「長野県岡谷市で、夏の風物詩として毎年開催されている奇祭『岡谷きつね祭』とは?」
あなたは「きつね」と聞いて、何を思い浮かべますか? 「きつね」と聞いて、僕が思い浮かべるのは大きな油揚げが乗った「きつねうどん」。 なんでも「きつねの大好物が...
2025.07.14
#380 「群馬県下仁田町で制定された『こんにゃく』に関する条例に迫る!」の巻
あなたは最近、こんにゃくを食べましたか? 「こんにゃく」と聞いて、真っ先に浮かぶのは「おでん」ですかね。鍋の具材として入っている「しらたき」とか。僕は「こんにゃくゼ...