ふるさと納税の返礼品と言えば、特産品のお肉、果物、お米かな・・・
先日、東京二子玉川で、ふるさと納税サイト「さとふる」が主催するイベント「ふるさと納税 秋祭2018」に行ってまいりました。
凄いにぎわいで、みなさん「ふるさと納税」に関心が高いのですね。
参加していたのは全国30の自治体。それぞれのブースがあって、全部回ったのですけど、気付いたら両手いっぱいにパンフレットやらお土産やら…。あれですね、ふるさとって集まると都会になるのですね!(笑) ステージは、それぞれの街のゆるキャラが集合したり、PR選手権なども行われていました。
みなさんご存知かと思いますけど「ふるさと納税」とは、自分の生まれ故郷だけでなく、お世話になった地域や応援したい地域に、寄付をすることができます。
そして、その土地の特産品や名産品を「返礼品」としていただけるので人気を集めていますよね。
で、ここにきて「返礼品」が変わってきているという噂なのですよ。
どう変わってきているのか?ふるさと納税サイト「さとふる」の坂平由貴さんに、お話を伺います。
晴の輔 「ふるさと納税」は目にして耳にするのですけど、最近はどういう傾向なのでしょう?
坂平「最近は現地に行って体験が出来る『体験型のお礼品』ですとか『家事代行サービス』とか『墓清掃代行サービス』といった【代行型のお礼品】もあります。」
晴の輔 えっ?家事代行?
晴の輔 自分の家に来てくれるのではないですよね?
坂平「そうですね。例えば故郷になかなか自分が帰れないことありますよね?代わりにおやごさんのために、『家事代行』してくれたりする、ふるさと納税を使って親孝行を【代行】してもらえるお礼品もあるのです。」
晴の輔 そうか~「親孝行」を代行してもらえるのですね。あとその地域を体験できるものもあるのですよね?
坂平「そうですね、さとふるで調べたところ、『体験型のお礼品』は1年間で約3倍に増えておりまして、例えば宮城県利府町で季節ごとに旬のお魚を獲って、食べることができる
『四季に合わせた日帰り体験漁』というようなお礼品ですとかあります」
晴の輔 はああああ、それですと季節毎に利府町に行って旬の魚がいただける!
坂平「これからの時期ですと、石川県白山市のスキー場で利用できる『スキー場共通リフト1日券』。今まで行ったことのない地域に足を運ぶきっかけに、していただければなと思います。」
晴の輔 あ~なるほどね~。
「さとふる」の坂平さんに教えてもらった体験型の返礼品を「ふるさと納税 秋祭2018」で探してきました!まずは、静岡県は伊豆半島の付け根に位置する、沼津市。やはり干物が返礼品として人気なようです。沼津市 産業振興部 観光戦略課の野田貴子さんにお話しを伺います。
晴の輔 沼津市と言えば港のイメージなのですけど、最近は体験型のお礼品があると聞いたのですけど。
野田「ダイビングのお礼品を用意しております。沼津市は60kmの長い海岸線がありまして、そこにダイビングスポットがたくさんございます。良質な水質と透明度が有名です。」
晴の輔 漁港のイメージを持っていました。初体験の人でも安心して行けるのでしょうか?
野田「はい、お礼の品では『体験チケット』もご用意しており、初心者にも丁寧にレクチャーして楽しんでいただけるようになっております。」
晴の輔 一日体験ダイビング。この情報を知らないのはモグリ(潜り)です!(笑)
続きましては長崎県北部の北松浦半島に位置する松浦市。日本一の生産量を誇る「養殖トラフグ」が返礼品として人気なんだそうです。ここでは「ほんなもん体験」?の返礼品もあるそうです。松浦市 政策企画課 ふるさと納税・魅力発信室の金子英樹さんにお話しを伺います。
晴の輔 『ほんなもん体験』?
金子「方言で本物のことを『ほんなもの』と長崎県松浦市では言っています。田舎暮らしであるとか、田舎の郷土料理であるとかを実際に体験できるプログラム、体験メニューです。今、修学旅行生が関東・関西方面から3万人ほど来ていただいています。」
晴の輔 そんなに来ているのですか!その修学旅行生が体験して楽しんでいるものを、ふるさと納税のお礼品としているのですね!
金子「はい、都会の方がよく選ばれているのですけど、一番最近ではそば打ち体験と、よもぎもち作り体験を8月の末ぐらいにされています。」
金子「そうですね(笑)体験なのか、どうか分かりませんけど(笑)はい、毎日が田舎暮らしです!」
晴の輔 金子さんはそば打てるのですか?
金子「えー、打てません(笑)」
「どっちだ!?晴の輔」
スタッフの出した二者択一のお題をワタクシが選ぶというコーナー。
お題が届きました…ん?「晴の輔さんがふるさと納税したいのは?…『落語立川流』もしくは『この番組』 どっちだ!?晴の輔」
んふふっ、地域じゃないじゃん、体験型でもないし。そもそもね『落語立川流』は上納金制度ってのがあったのですよ、家元立川談志にお金を納めるという。
家元が亡くなられて廃止されましたけど。あれは納税みたいなものでしたね。
よし…決めました。
納税するのは『この番組』
ふふふ、というか
いつも聴いていただいてありがとうございます。この番組を返礼品として代えさせていただきます。
今日は、「ふるさと納税 返礼品の新トレンド!!」というトピックスでお届けしました。
ふるさと納税はちょっと手続きが面倒くさいのでは?と思っている方が多いと思うのですが、今はスマホで納税出来る時代です。ぜひ、ふるさと納税サイト「さとふる」をチェックしてみてください!ここ最近の返礼品は「親孝行代行」「ダイビング」「そば打ち体験」まで…
そんな「ふるさと納税」に、
それでは次回もお会いしましょう!
立川晴の輔でした!
2025.04.28
#369「福島県国見町にあるジェラート店のマーマレードが『世界マーマレードアワード』で最高賞を受賞!その誕生秘話に迫る!」の巻
あなたの食卓に、マーマレードはありますか? 編集長の立川晴の輔です。学校給食で出たパンに、あなたは何を塗って食べましたか? 「うちの学校はいちごジャム」。 「い...
2025.04.21
#368「千葉県御宿町を表現する色「地域色パレット」が完成!その中身に迫る!」の巻
あなたが好きな「色」は、何色ですか? どこの町にもある信号機。色の並び順は、左から「青・黄・赤」ですよね。誰もが一度は疑問に思ったことがあるでしょう。「青信号の色っ...
2025.04.14
#367 「長野県松本市で、結婚式の新しい形を提案する『IINDA(いいんだ)』とは?」の巻
あなたが思う「憧れの結婚式」ってどんな結婚式ですか? 編集長の立川晴の輔です。僕は落語家です。落語以外で数をこなしたお仕事といえば、結婚披露宴の司会ですかね~司会と...
2025.04.07
#366 「東京・世田谷区の公立小学校での学びが世界から注目されている!?」の巻
あなたは、小学生の時、何係り・何委員をやっていましたか? 編集長の立川晴の輔です。小学生だった時、何かの当番や何かの係りをやった記憶はありますか?その日の当番の日直...
2025.03.31
#365 「宮城県仙台市の新しいお土産として注目されている『シャシャカマ』とは?」の巻
あなたは「仙台名物」と聞いて、何を思い浮かべますか? 編集長の立川晴の輔です。東北の玄関口で「杜の都」と呼ばれている仙台市。あの戦国武将・伊達政宗が、仙台藩・初代藩...