「ふるさと納税」による寄附額が、平成27年度、28年度と2年連続で日本一になった自治体は宮崎県都城市。それは何故なのか?調べてまいりました!
ふるさと納税、あれ返礼品をチェックすると結構面白いのですよ。
結婚式の引き出物でいただくカタログギフトを見ているような感覚でして、黒毛和牛とか毛ガニ、面白いものでは鉄道運転体験とか、イルカ触れ合い体験なんてのもありました。東京都目黒区は今年からEXILEグッズが追加されたそうです。
「ふるさと納税」を簡単に説明すると、自分の生まれ故郷に限らず、「お世話になった地域」、「応援したい地域」、好きな自治体へ「寄附」することにより、特産品やお礼の品がもらえる!というものです。
やはり、何をもらえるか、ここが自治体を選ぶポイントにもなっているのではないでしょうか。そして、税金が控除される対象になります。他にも、自治体によっては寄付金の「使い道」を寄附者が選べることもあります。
そんな「ふるさと納税」による寄附額が、平成27年度、28年度と2年連続で日本一になった自治体があるのです。それが宮崎県都城市!
その人気の理由は何なのだろうか?
先日東京・神田万世橋で行われた、都城市の「ふるさと納税大感謝祭」へ行ってきました!都城市のPRキャラクター、ぼんちくんにお出迎えしてもらい、本当に様々なふるまいを味わってきました。
都城市ふるさと産業推進局ふるさと納税担当の小岩屋芳郎さんにお話しを伺います。
-「ふるさと納税大感謝祭」盛り上がっていますね!
小岩屋「おかげさまで大変盛況で、ありがとうございます」
-都城の特産品は何なのでしょうか?
小岩屋「肉と焼酎になります!牛・豚・鶏の「市町村別農業産出額畜産計」が日本一なのです」
https://twitter.com/karake877/status/1028440609663508480
-なるほど、そして肉に合うお酒が?
小岩屋「焼酎ということになります」
-都城は焼酎日本一の町でもあるのですよね?飲む人も多いのですか?
小岩屋「(笑)確かに飲む人も多いですね。焼酎の売上高5年連続日本一の焼酎メーカーがあります。霧島酒造さんというメーカーです」
-霧島酒造…知っていますけど鹿児島ではないのでしょうか?
小岩屋「よくそう間違われてしまうのですけど、都城にある酒造メーカーさんなのです。」
-そうでしたか…ふるさと納税額が非常に多いとお聞きしました。
小岩屋「おかげさまで2年連続で日本一となりました。」
-理由はずばり何なのでしょう?
小岩屋「やはり肉と焼酎に特化した返礼品構成したこと。魅力ある返礼品が、納税してくださる方々に分かりやすく伝わったのかなと思っております。2か月に1度は返礼品の見直しをして、より魅力あるものをお渡しできるよう取り組んでおります。」
-都城市の「ふるさと納税大感謝祭」では、どんぐり配合飼料で育てた「どんぐりの恵み豚」、きな粉配合飼料で育てた「きなこ豚」。これがまた味がさっぱりして食べやすかったですね。それにチキン南蛮だとか、おさつポークの生ベーコン。その合間に焼酎ですよ!ファンになりますよ!
そんな都城市の返礼品、肉や焼酎以外にも東京発になるのですけど「東京発!日本一の肉と焼酎に出会う旅」もあります。
小岩屋さん、都城市のおススメスポットを教えていただけますか。
小岩屋「いっぱいあります。個人的におすすめなのがが高千穂牧場。大自然の中で動物たちと触れ合えるところです。『お菓子作り体験』『乳しぼり体験』も出来てとても素晴らしい観光スポットです。お肉も食べられますよ。もう一つは日本一の焼酎メーカー『霧島酒造』の工場見学が出来る『霧島ファクトリーガーデン』こちらも是非訪れていただきたいところです。」
「どっちだ!?晴の輔」
スタッフの出した二者択一のお題をワタクシが選ぶというコーナー
お題は…「都城市の「ふるさと納税」、「お礼の品」を選ぶなら「お肉」「焼酎」どっちだ!?晴の輔」
へへへへへへへへっ、また肉と焼酎を選ばせるの?そんなのどっちも欲しいですけど、まあ感謝祭で肉はたくさん頂きましたから、ここは…うん、
…決めました。
「焼酎をください!」
いやっはっはっはっはっ、皆さん、都城に よ っ て らっしゃい!
今日は、「宮崎県都城市は、ふるさと納税 絶好調!」というトピックスでお届けしました。
何故絶好調か?返礼品の分かりやすさでしょうか、【美味しい肉!】【美味しい酒!】あとはやはり大勢の都城ファンがついていますね。リピーターを大事にしているなあと思いました。お勧めスポットをもう一つご紹介します。夜景100選にも選ばれた「金御岳公園」。中心部からほど近いここでは都城市を一望できる夜景のキレイなところ。旅行をお考えの方、是非とも行ってみてください。
ふるさと納税は、12月31日まで、年間を通じて申し込むことができます。都城市の「ふるさと納税」もぜひチェックをお願いいたします。
それでは次回もお会いしましょう!
週刊なるほど!ニッポン 編集長・立川晴の輔でした!
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