羽田美智子のいってらっしゃい

2026.03.06

2026年3月2日週 テーマ「スーツ」

お仕事に行かれる時、スーツを着ます!という方、いらっしゃるかと思います。

そこで『スーツ』についてです。

 

■今週(3/2~3/6)のテーマ:『スーツ』

3/2(月) 『スーツとは』   

 

スーツとは本来、「同じ生地や色柄で仕立てられたジャケットとボトムス、

またはスラックス、スカートのセットアップ」のことを指します。

その際、「ジャケットとパンツ、またはスカートが、同じ素材や色柄で統一されていること」が条件だそうです。

そしてこれに「ベスト」が加わったものは、『スリーピーススーツ』、通称『スリーピース』と呼ばれています。

 

この『スーツ』という言葉ですが、

フランス語で「従う」という意味の『suivre(スュイーヴル)』から派生した、

英語の『suit(スゥートゥ)』、カタカナ読みで『スーツ』が由来といわれています。

この言葉には、「上着」と「ズボン」が同じ生地で作られ、

一式(セット)として「従う」という意味があるそうです。

 

日本ではスーツのことを、1960年代頃までは主に『背広』と呼んでいました。

これは『Savile Row(サヴィル・ロウ)』という言葉が語源といわれています。

『サヴィル・ロウ』とは、イギリス・ロンドンのストリートの名前で、

有名な紳士服の「仕立て屋(テーラー)」が立ち並ぶそうです。

 

この『背広』という言葉は、日本でスーツが普及し始めた明治時代に定着した言葉で、

1970年代以降になると若者を中心に、『スーツ』という呼び名が一般化していったそうです。

 

【感想】

私、スーツ姿って、見るのも着るのも好きですネ。

背筋が伸びる感じがして、キチンとします。

私の業界では、動きやすいカジュアルなお洋服を着る人が多いですが、

いろいろな企業の人たちとお会いする時、皆さん、

パリッとスーツを着ていて、カッコイイなぁ・・・とながめています。

 

3/3(火)   『スーツの歴史』

 

スーツの始まりは、『フロックコート』といわれています。

ヨーロッパの貴族が「乗馬」や「狩り」を楽しむ際に着ていた服で、

「コート」いう名前が付いているように、“丈がヒザまである長い服”です。

現在の『スリーピーススーツ』の原型ともいわれているそうです。

 

ところが『フロックコート』は、“長い丈”が動きにくいということで、

やがて「着やすさ」や「機能性」を重視したスタイルへと変化していきました。

当時の貴族は「朝」、「昼」、「晩」と時間に合わせて、1日に何度も着替えをしていたそうです。

そして派生して生まれたのが、『モーニングコート』、

いわゆる『モーニング』や、『テールコート(燕尾服)』です。

その後、『モーニング』は“昼のフォーマルな服装”、

『テールコート』は“夜のフォーマルな服装”へと進化していきました。

 

そして19世紀中頃、『モーニング』などの長い裾を短くし、

リラックスできるようにと考え出されたのが、『ラウンジスーツ』です。

その後、『ラウンジスーツ』は、“現在のスーツに最も近い形”となり、

ここから『タキシード』が誕生したそうです。

 

また19世紀後半には、『ラウンジスーツ』はアメリカにも伝わり、大ブームとなりました。

そして“ビジネスにはスーツを”という、新たなスタイルを作り上げていったそうです。

 

【感想】

男性の「モーニング」、「燕尾服」、「タキシード」・・・。

今まで区別があまりよく分かっていませんでしたが、

「モーニング」は“日中の正装”で、「タキシード」は“夜の正装”なんですネ。

もっと調べましたら、「モーニング」のズボンは白黒の縦柄で、

「タキシード」には蝶ネクタイなんだそうです。

・・・結婚式とかで着ている姿、晴れやかで素敵ですよネ。

 

3/4(水)  『リクルートスーツとビジネススーツ』

 

『リクルートスーツ』は“就職活動”の際に着るスーツのことです。

それに対して『ビジネススーツ』とは、社会人になってから“ビジネスの場”で着るスーツのことです。

 

他にも『リクルートスーツ』と『ビジネススーツ』には、いくつか違いがあります。

例えば「スーツの生地」です。

 

就職活動の期間中、移動や立ったり座ったりすることが多くなります。

それを想定して『リクルートスーツ』の場合、シワになりにくくて、

着心地が軽く、さらに動きやすい「ポリエステル」の素材が多く使われているそうです。

 

それに対して『ビジネススーツ』の場合、見栄えの良さも

求められるため、高級感のある「ウール」の割合が高い生地が使われていることが多いそうです。

また「ウール」には「耐久性が高い」、「着心地が滑らか」といった特徴があります。

 

同じ生地の素材でも、「ポリエステル」と「ウール」とでは、お値段にも大きな違いがあります。

 

また『リクルートスーツ』の場合、色は「黒」が主流です。

それに対してビジネスの場では、「黒」は「礼服」の色で、

「黒のスーツ」は“冠婚葬祭で着るもの”として考えるのが一般的だそうです。

それに対して『ビジネススーツ』の場合、色の選択肢が豊富です。

 

【感想】

甥の就職活動の時も姪の就職活動の時も、

リクルートスーツをプレゼントしたのですが、選ぶの楽しかったなぁ・・・。

就職活動をしたことがない私が付き添いだったので、詳しくは分からなくて・・・。

でもお店の人は、さすがですネ!

いろいろアドバイスをくださって、“甥や姪が進みたい仕事なら、この形や色です”と

太鼓判を押してくださって、とても良い物が買えましたネ。

そして二人とも頑張って、希望のところに入りました。

・・・これから就職活動される方、頑張ってくださいネ。

 

3/5(木)  『女性用スーツ』

 

女性用の『レディーススーツ』の場合、

『ボトムス』が「スカート」と「パンツ」の2つのスタイルがあります。

同じスーツでも、この違いで印象が大きく変わりますが、

さらに「スカート」の場合、「形」や「丈の長さ」の違いでも見た目の印象がガラッと変わります。

 

例えば「タイトスカート」は、最もベーシックなスタイルで、どんなインナーとも合わせやすく、

「フレアースカート」の場合、“ふんわりした印象”を与えてくれます。

「パンツスタイル」の場合、動きやすいので、

特に「営業職」など“アクティブな職種”にオススメといわれています。

 

『レディース』の場合、同じスーツでも“ジャケットに襟があるもの”と“ないもの”があります。

“襟があるもの”は、ビジネスシーンでは、よりフォーマルでキチンとした印象になります。

 

それに対して、“襟のない”「ノーカラージャケット」の場合、

“首元がV字型に開いたタイプ”は、スッキリとしたラインで“シャープ”なイメージ。

“首元が丸い形をしたタイプ”は、“やわらかい印象”になります。

 

また「スーツの色」ですが、ビジネスの場合、男性・女性問わず、

「黒」、「紺」、「グレー」の3色が基本とされていますが、

女性の場合、TPOに応じて「ベージュ」や「ブラウン」系のスーツを選ぶことも多いそうです。

 

【感想】

私は“刑事もののドラマ”の時に、スーツをよく着ていました。

ホントにちょっとしたことで、スタイルが良く見えたり、脚が長く見えたりで、

“デザインの違いで、こんなに差が出るんだなぁ”って思いましたネ。

ボタンの場所、大きさ、ウエストライン・・・。

細かく採寸してもらって作ってもらったスーツは、身体によ~く馴染みましたネ。

女性のスーツ姿も素敵ですよネ。

 

3/6(金)  『スーツのマナー』

 

『スーツのマナー』でよく問われるのが、「ボタン」だそうです。

例えば「男性用のスーツ」の場合、「一番下のボタンは外すこと」が基本とされています。

 

これは中世のヨーロッパでは、スーツのボタンはあくまでも「装飾品」で、

ジャケットを留めるものではなかったそうです。

その名残で、現在でも「一番下のボタン」は“飾り”で、留めると、

ジャケットやスーツ全体のシルエットが崩れ、余計なシワが入ってしまうことから、

「外す」というのが一般的な認識だそうです。

 

また「イスに座っている時」は“ボタンは外す”、

「立っている時」は“留める”というのも、一般的な認識とされています。

これは座る時にボタンを留めたままだと、

生地が引っ張られてシワの原因になり、クセとして残ってしまうからだそうです。

 

それに対して、「女性用のスーツ」の場合、「立っている時」も「座っている時」も、

すべて“ボタンは留める”のが基本とされているそうです。

これは「レディーススーツ」は、ウエストラインを意識して作られているので、

座った時もシルエットが崩れにくいように工夫されているからだそうです。

 

【感想】

「ボタンを外す・留める」。

こんなルールがあったんですネ。知らなかった・・・。

スーツって、普段あまり着ない方が改まった席で着ていらっしゃると、なんかハッ・・・とさせられますよネ。

きっとスーツを着ると、心もシャキーン!とするばかりではなく、

見た目も襟を正すみたいに、スッキリと見えるからなのかも知れませんネ。

スーツ姿って本当に好きだな。

 

【今週の感想】

スーツって本当に、その人の印象が変わりますよネ。

特に普段、カジュアルな格好が多い人が

ビシッとスーツを着ていると、まるで別人のように思えることがあります。

またスーツって、着た時に背筋がピーン!と伸びる気がしませんか?

男性でも女性でも、スーツ姿が似合う人って、素敵ですよネ。

私もお仕事以外の時、たまにはスーツを着てみようかな・・・そんなことを思った1週間でした。

 

【お知らせ① 次週(3/9~)からのテーマ】

お惣菜やスイーツなどを買われる際に、『デパ地下』を利用される方、いらっしゃるかと思います。

そこで『デパ地下』についてです。

 

【お知らせ② 番組で使用しているBGM】

◆オープニング  ♪ALL OF YOU / コルビー・キャレイ

◆エンディング  ♪To Be  /  モントルー

パーソナリティ
  • 羽田美智子
    羽田美智子
    羽田美智子

    羽田美智子

    茨城県出身。1988年デビュー。女優として映画、ドラマ、CMなどで活躍中。94年、映画『RAMPO』でエランドール賞新人賞などを受賞。95年、映画『人でなしの恋』で日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。『花嫁のれん』(東海テレビ系列)シリーズ、『特捜9』(テレビ朝日)シリーズ、『おかしな刑事』(テレビ朝日)シリーズ、『ひよっこ』(NHK)など、数々の人気ドラマに出演している。2019年、実家の屋号である”羽田甚”を引き継ぎ、ネットショップ『羽田甚商店』をオープン。自身の五感を通して「本当にイイ!」と思ったものだけを紹介・販売している。
    羽田甚商店:https://hadajinshop.co.jp/