羽田美智子のいってらっしゃい

2026.01.30

2026年1月26日週 テーマ「和製英語」

私たちがよく目や耳にする言葉の中には、『和製英語』と呼ばれるものが数多くあります。

そこで『和製英語』についてです。

 

■今週(1/26~1/30)のテーマ:『和製英語』

1/26(月) 『和製英語とは』   

 

『和製英語』を辞書で調べますと、

「日本で、英語の単語をつなぎ合わせたり変形させたりして、英語らしく作った言葉」とあります。

 

そして和製英語のほとんどが、“カタカナ”で書かれているために、英語だと思い込んでしまうそうなんです。

それでも“英語らしく作った言葉”とありますように、和製英語はあくまでも“日本語”です。

そのため海外などで使った時に通じなかったことで、

そこで初めて“英語じゃなかったんだ・・・”と気づくことが多いそうなんです。

 

さらに和製英語の中には、英語だけでなく、

フランス語やドイツ語などが由来のものもあります。

例えば『アルバイト』ですが、これは“労働”や“仕事”を意味する

ドイツ語の『Arbeit(アーバイト)』が由来です。

ちなみに英語では、『part time job(パート・タイム・ジョブ)』です。

 

またスイーツの『シュークリーム』は、

フランス語の『シュー・ア・ラ・クレーム』が由来で、“クレーム”は“クリーム”のことです。

 

英語では、『cream puff(クリーム・パフ)』になるそうです。

ちなみに『シュークリーム』だと

“靴(shoe)”の“クリーム(cream)“という意味になってしまうそうです。

 

【感想】

以前、『フライドポテト』や『オルゴール』がテーマの時に、

実はどちらもカタカナ英語、和製英語であることを知って驚いたんですが、

そこで今回、『和製英語』をテーマにしたんですネ。

私、昔、アメリカで“シュークリーム食べたい”と言ったら、

“それ、こちらでは通じませんよ”と言われたことがありましたよネ。

他にもたくさん日常の中には和製英語、潜んでいますよネ。

皆さんももし気づいたら、番組ホームページにおたよりくださいネ。

 

1/27(火)   『私たちの身の回りの和製英語①』

 

まずは、『コンセント』です。

“電気器具のコードを差し込むところ”という意味で使われていますが、実は和製英語です。

英語では『socket(ソケット)』、またアメリカでは、『outlet(アウトレット)』ともいいます。

ちなみに英語で『consent(コンセント)』とは、“同意”とか“承諾”、“許可”という意味になります。

 

そんな『コンセント』という言葉が、

日本では“電気器具”という意味で使われるようになった由来ですが、

一説には大正時代に日本に入ってきた

『concentric plug(コンセントリック・プラグ)』と呼ばれる電気器具から、

『コンセント』という言葉が生まれたとされています。

『concentric(コンセントリック)』は“集中的な”

『plug(プラグ)』は“電気コードの先端の差し込み”という意味で、

それが略されて、『コンセント』と呼ばれるようになったそうです。

 

続いて、『ノートパソコン』です。

これも和製英語で、英語では『laptop(ラップトップ)』です。

『lap(ラップ)』は“ヒザ”という意味で、“ヒザの上に乗せて使うパソコン”なので、『laptop』です。

それに対して、“机の上に乗せて使うパソコン”は、『desktop(デスクトップ)』です。

また“ノートのように持ち運ぶ”という意味で、『notebook(ノートブック)』とも呼ばれています。

 

【感想】

知らず知らずに『コンセント』という言葉、使ってましたネ。

アメリカやイギリスから来た人は不思議だったでしょうネ。

あと、『ノートパソコン』という言葉も使っちゃいますよネ。

『ラップトップ』って言ってる人、あんまり聞かない感じがするんですけど、

“ヒザの上”という意味だったんですネ。

ホントに知らず知らずに、英語だと思い込んでいても日本語というもの、他にもいろいろありそうですネ。

 

1/28(水)  『私たちの身の回りの和製英語②』

 

まずは『ペットボトル』です。

こちらも和製英語で、英語では『plastic bottle(プラスティック・ボトル)』です。

和製英語の『ペットボトル』の由来ですが、

『PET(ペット)』は原料の『polyethylene terephthalate(ポリエチレン・テレフタレート)』の略です。

 

但し英語では、同じスペルでも“ペット”ではなく、“ピー・イー・ティー”と発音するそうなんですネ。

“ペット”と発音してしまうと、イヌやネコなどの“ペット”の意味になるので、

『ペットボトル』だと“ペットのボトル(瓶)”と解釈されてしまうそうです。

 

続いて、『エコバッグ』です。

お買い物用に持ち歩いている方も多いかと思いますが、この言葉も和製英語です。

英語では『reusable bag(リユーザブル・バッグ)』です。

『reusable(リユーザブル)』とは、“再生可能”という意味です。

 

国や地域によっては『エコバッグ』でも通じるそうですが、 一般的には『reusable bag』だそうです。

他にも“くり返しずっと使える袋”という意味で、

『bag for life(バッグ・フォー・ライフ)』という言葉もあるそうです。

 

ちなみに、コンビニやスーパーなどの『レジ袋』ですが、

英語で『plastic bag(プラスチック・バッグ)』、または『bag』でも通じるそうです。

『紙袋』の場合、『paper bag(ペーパー・バッグ)』です。

 

【感想】

『ペットボトル』も通じないんですネ。

『PET(ピー・イー・ティー)』か『プラスティック・ボトル』。なるほど。

『エコバッグ』は『エコノミーバッグ』の略で、世界共通かと思ってましたが、違うんですネ。

でも、この『バッグ・フォー・ライフ』って素敵な言葉ですネ。

そして、『レジ袋』が『プラスチック・バッグ』。れっきとしたバッグなんですネ。

全然違いますネ。イヤ~、勉強になります。

 

1/29(木)  『私たちの身の回りの和製英語③』

 

例えば、『マンション』です。

日本では一般的には、“鉄筋や鉄骨で造られた、3階建て以上の共同住宅・集合住宅”のことを指します。

 

この『マンション』という言葉も、和製英語です。

英語では『Condominium(コンドミニアム)』、または『Apartment(アパートメント)』です。

この違いですが、『コンドミニアム』は、アメリカやカナダなどの“分譲タイプの集合住宅”、

『アパートメント』は、“賃貸タイプの集合住宅”を指すそうです。

 

日本では『コンドミニアム』は、“キッチンや洗濯機などの家電や

生活するために必要な設備が備えられた宿泊施設“といった意味で使われることが多いそうです。

 

英語にも『mansion(マンション)』という言葉はあるんですが、“大豪邸”という意味で使われるんだそうです。

そのためアメリカやカナダに行った時に、“日本ではマンションに住んでいた”と言うと、

“大豪邸に住んでいる=大金持ち”と思われるそうですよ。

 

イギリスでは、日本でいう『マンション』は、『block of flat(ブロック・オブ・フラット)』です。

『flat』だけだと、“自分の部屋”という意味になるそうです。

また『アパートメント』も使いますが、この場合、同じ集合住宅でも“豪華で高級”というイメージになるそうです。

 

【感想】

全然違いますネ。

私、昔、アメリカで“マンションに住んでます”って言ったこと、あったような記憶なんですけど、

あの時、“この人、どう見ても普通だけど、実はお金持ちなのかな?”という目で

見てたのかな・・・っていうふうに想像すると、おもしろいですよネ。

言葉の意味やイメージって、国それぞれで違って、“本当におもしろいなぁ”のひとことですネ。

 

1/30(金)  『私たちの身の回りの和製英語④』

 

まずは、『reform(リフォーム)』です。

“家の改築や改装”という意味で使われますが、こちらも和製英語です。

日本語の『リフォーム』という意味の言葉は、

英語では『renovation(リノベーション)』、または『renovate(リノベート)』です。

英語にも『reform』という言葉はあるんですが、制度などの“改革”や“改正”という意味だそうです。

 

そして、『トイレ』です。

『toilet(トイレット)』が語源ですが、こちらも和製英語です。

アメリカでは『トイレット』は、“便器”のことを指すそうです。

但しイギリスでは、『トイレット』で通用するそうです。

 

『トイレ』を表す英語ですが、国や地域によって様々な呼び方があるそうです。

例えばアメリカの場合、“公の場で使用するトイレ”のことは、『restroom(レストルーム)』。

“自宅にあるトイレ”は、『bathroom(バスルーム)』だそうです。

これはバスタブにトイレが併設されていることから、このように呼ぶそうです。

 

そしてカナダでは“公衆トイレ”を指す言葉として『washroom(ウオッシュルーム)』を使うそうです。

『Lavatory(ラバトリー)』も“トイレ”という意味ですが、

こちらは公共の場での『お手洗い』の“丁寧な言い方”として使われるそうです。

 

【感想】

へぇ~。

『リフォーム』も日本では当たり前に使っていますが、『リノベーション』が本当の英語なんですネ。

そして、『トイレ』。

『トイレット』でも通用するかもしれないけど、

やっぱりアメリカとか海外に行くと、『レストルーム』って言いますよネ。

日本語でも『トイレ』のことは、『便所』と言ったり、

『お手洗い』と言ったり、いろいろ言い方、ありますよネ。

言葉って、本当に国それぞれであって、なんかおもしろいですネ。

でも日本人って、何でも自分のものにするの得意ですネ。

 

【今週の感想】

月曜日にもお話しましたが、今回のテーマは、以前、『フライドポテト』や『オルゴール』がテーマの時に、

実はどちらもカタカナ英語、和製英語であることを知って、私が驚いたことから決まったんです。

確かに『古民家をリノベーションしました』という話を聞いた時、

“あれ、リフォームじゃないの?”と思ったんですけど、

『リノベーション』が正しいんだ・・・って分かりました。

和製英語、確かに便利ですが、海外に行った時や

外国の方とお話する時は気をつけたいな・・・って思いました。

 

【お知らせ① 次週(2/2~)からのテーマ】

“辛いものが好きです”という方、いらっしゃるかと思います。

そこで、『辛い食べ物』についてです。

【お知らせ② 番組で使用しているBGM】

◆オープニング  ♪ALL OF YOU / コルビー・キャレイ

◆エンディング  ♪To Be  /  モントルー

パーソナリティ
  • 羽田美智子
    羽田美智子
    羽田美智子

    羽田美智子

    茨城県出身。1988年デビュー。女優として映画、ドラマ、CMなどで活躍中。94年、映画『RAMPO』でエランドール賞新人賞などを受賞。95年、映画『人でなしの恋』で日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。『花嫁のれん』(東海テレビ系列)シリーズ、『特捜9』(テレビ朝日)シリーズ、『おかしな刑事』(テレビ朝日)シリーズ、『ひよっこ』(NHK)など、数々の人気ドラマに出演している。2019年、実家の屋号である”羽田甚”を引き継ぎ、ネットショップ『羽田甚商店』をオープン。自身の五感を通して「本当にイイ!」と思ったものだけを紹介・販売している。
    羽田甚商店:https://hadajinshop.co.jp/