昔から生活の中で“灯り”など、大切な役割を果たしているもの『キャンドル』についてです。

 

■今週（12/22～12/26）のテーマ：『キャンドル』

12/22（月）　『キャンドル』　　　

 

『キャンドル』を辞書で調べますと、“ロウソク。特に「西洋ロウソク」、「洋風ロウソク」のこと”とあります。

その一方で、“日本ならではのロウソク”、『和ろうそく』は『キャンドル』とは“別のもの”とされているそうです。

 

キャンドルの場合、原料は主に『パラフィンワックス』という石油から作られる個体の“天然ワックス”です。

油分が少なく、無色透明で臭いもしないため、キャンドル以外にも様々な分野で使われています。

 

それに対して『和ろうそく』の原料として、古くから使われているのが

“ハゼノキ”という“ウルシ科”の植物から採った“蝋（ろう）”です。

“木から採れる蝋”ということで、“木蝋（もくろう）”といいます。

 

また“一般的なキャンドル”の場合、芯は木綿の糸を編んで作られています。

そして火をつけた時、炎はいつも同じ大きさです。

 

それに対して『和ろうそく』の場合、芯には和紙や植物の茎などが使われています。

そして火をつけると炎が大きく、風がなくても自然に揺らぐのが『和ろうそく』の特徴です。

 

但しそのまま放っておくと、炎がどんどん大きくなっていきますので、

黒く燃え残った芯を切って短くすることで、炎の大きさを調整する必要があるそうです。

 

【感想】

キャンドルの灯り・・・。やさしくて温かくて大好き。

時々、お部屋の電気を消して、キャンドルに火を灯し、ゆらゆら揺たぐ炎を見たりしています。

とっても心が落ち着いて、静けさがやって来る時間が好きですネ。

“キャンドル”と聞くだけでも、心が温かくなりますよネ。

 

12/23（火）   『キャンドルの豆知識①』

 

キャンドルは私たちの生活の中で、“灯り”としてだけでなく、“インテリアの一部”としての役割があります。

さらに結婚式やパーティーといったイベントの際には、キャンドルがテーブルや会場を華やかに彩ります。

 

さらにキャンドルの炎には、様々な効果が期待されています。

例えば、『マイナスイオン』です。

キャンドルに火を灯すと、微量の水分が出て、同時にマイナスイオンが発生するそうです。

その数は、森林浴や滝から発生するマイナスイオンよりも、4倍も5倍も多いといわれています。

 

そしてマイナスイオンは空気の流れによって、お部屋中に広がっていきます。

キャンドルを燃焼させた際、“二酸化炭素”と“水”は発生しますが、有害な“一酸化炭素”は発生しないそうです。

 

また“キャンドルの炎を見つめていると、気分が落ち着きます”という方、いらっしゃるかと思います。

これは『1/ｆ（エフぶんのイチ）ゆらぎ』によるものと考えられています。

『1/ｆゆらぎ』とは“小川のせせらぎ”や“潮の満ち引き”、

“小鳥のさえずり”といった“自然の中の癒しのリズム”のことです。

 

不規則にゆらぐキャンドルの炎を見つめることで、

脳がリラックスして、心地良さを感じるのだそうです。

 

【感想】

私、昔、尊敬する人生の先輩から“出会った人の心を灯せる、そんな女優になってネ。

人生はキャンドルサービスだよ“と言われたことがあって、それを教訓にしているところがあるんですよネ。

そのキャンドルからマイナスイオンが大量に発生されるなんて知らなかったです。

ますますキャンドルが好きになりました。

 

12/24（水）　　『キャンドルの豆知識②』

 

今日はクリスマスイヴ、明日はクリスマスですネ。

昔から人々はクリスマスを楽しみに待ちながら、いろいろと準備をしています。

その“準備の期間”のことを、『アドベント』と呼ぶそうです。

 

アドベントは“到来”という意味で、キリスト教では

アドベントは“イエス・キリストの到来”という意味だそうです。

 

このアドベントですが、“クリスマスの4 つ前の日曜日”から始まります。

今年の場合、“4つ前の日曜日”は11月30日です。

アドベントに入ると、キャンドルを 4本用意します。

そして“1回目の日曜日”に、1本目のキャンドルに火を灯します。

その際、火を灯す時間も消す時間も基本、自由だそうですが、

食事など“家族全員が揃う時”が良いとされています。

 

続いて“2回目の日曜日”には、1本目に続いて、2本目のキャンドルにも火を灯します。

続いて“3回目の日曜日”には、3本目。

そして“4回目の日曜日”には、4本目のキャンドルにも火を灯します。

 

こうして4回目の日曜日には、4本すべてのキャンドルに火が灯ったことになりますが、

その週にクリスマスが来る・・・というものです。

これを『アドベント・キャンドル』、『アドベント・クランツ』というそうです。

 

【感想】

素敵な習慣ですネ。

こうして1ヶ月も前からイエス様の到来を心待ちに、準備するんですネ。

キャンドルに火を灯すという作業は、なぜか心にも反映されて、

身も心も温まるような感じがしますよネ。

キャンドルって本当に素敵ですよネ。

 

12/25（木）　　『キャンドルの豆知識③』

※注：ニッポン放送は『ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』のため休止

 

いよいよ今日はクリスマスですが、この日を待ちわびて行うのが、

『アドベント・キャンドル』、『アドベント・クランツ』です。

 

“クリスマスの4 つ前の日曜日”から始まり、その際、キャンドルを 4 本用意します。

そして“1回目の日曜日”に、1本目のキャンドルに火を灯します。

その後、“2回目の日曜日”には、2本目のキャンドル。

“3回目の日曜日”には、3本目。

そして“4回目の日曜日”には、4本目のキャンドルにも火を灯します。

こうして4回目の日曜日には、4本すべてのキャンドルに火が灯り、

その週にクリスマスが来る・・・というものです。

 

そして4本のキャンドルには、それぞれ意味があるんだそうです。

まず1本目のキャンドルは、“預言のキャンドル”と呼ばれ、『希望』を表しています。

2本目のキャンドルは、“天使のキャンドル”と呼ばれ、『平和』。

3本目のキャンドルは、“羊飼いのキャンドル”と呼ばれ、『喜び』。

そして4本目のキャンドルは、“ベツレヘムのキャンドル”と呼ばれ、『愛』を表しているそうです。

 

このように『希望』、『平和』、『喜び』、『愛』を灯しながら

今日のクリスマスを迎えた・・・ということになります。

 

【感想】

皆さんはどんなクリスマスをお迎えでしょうか。希望、平和、喜び、愛・・・。

宗教は違っても、誰もが幸せになりたいと願い、大切な人の幸せを祈る・・・。

そんなクリスマスを過ごしたいものですネ。

皆さま、メリークリスマス！素敵なクリスマスをお過ごしくださいネ。

 

12/26（金）　　『アロマキャンドル』

 

『アロマキャンドル』は、“やさしい灯り”と“心地良い香り”を楽しむためのアイテムです。

“炎のゆらぎ”と“香り”によって、心身ともにも癒してくれます。

お部屋で使えば。“ルームフレグランス”にもなりますし、お風呂に浮かべたらリラックスして、

バスタイムを楽しむことができます。

 

アロマキャンドルの香りには、様々な天然素材100％のオイル、

『エッセンシャルオイル（精油）』が使われています。

例えば『ラベンダー』の香りは、心を落ち着かせて、リラックスさせてくれることでも知られています。

ちなみに『ラベンダー』は、私の親友のアロマセラピストもオススメの香りで、私もよく使っていますネ。

 

他にも、風邪の季節には『ユーカリ』や『ニガウリ』、

『ティートゥリー』といった“サッパリとしていて、殺菌効果が期待されるもの“がオススメです。

 

アロマキャンドルは、その“大きさ”や“容器の形”などによって、いくつかの種類に分けられます。

そんな中、“ちょっとした時間に香りを楽しみたい・・・”という時に便利なのが、『ティーライト』です。

“カップに入った小さなキャンドル”のことで、種類が豊富で、見た目にも可愛らしいですよネ。

 

【感想】

今はキャンドルの種類も豊富で、焚き火をした時のような、

パチパチッと木が燃える音がするものもありますしネ。

香りも様々で楽しいですよネ。

私、今年のバースデーに、天然石が入ったキャンドルを友達にもらいました。

すごく素敵で使えないですネ（苦笑）。

キャンドルを使う際には、火の取り扱いにはくれぐれもお気を付けくださいネ。

 

【今週の感想】

キャンドルの灯りって、本当に幻想的ですよネ。

同じ灯りでもキャンドルや和ろうそくでは、まったく別世界に感じるのは私だけでしょうか。

キャンドルに火を灯す瞬間から消えるまで・・・。

その時間はとても尊くて、心が洗われる気がします。

でもキャンドルに火が灯っている状態で、その場を離れてしまったり、うっかり寝てしまったりすると、

火事の原因にもなりますから、十分注意しながら楽しみたいですネ。

 

【お知らせ①　次週（12/29～）からのテーマ】

お寺や教会などにあって、音が遠くまで鳴り響くもの『鐘』についてです。

【お知らせ②　番組で使用しているBGM】

◆オープニング　　♪ALL OF YOU　/ コルビー・キャレイ

◆エンディング　　♪To Be　 /　 モントルー