“お掃除の時に使うもの”、『掃除機』についてです。
■今週(5/27~5/31)のテーマ:『掃除機』
5/27(月) 『掃除機の種類』
掃除機にはいくつもの種類があります。例えば『キャニスター型』。
ゴミを吸い込むヘッドの部分と、本体が別々になっているコード付き掃除機です。
本体を床に置いてお掃除するので、掃除機をかける時に腕にかかる負担が少なくなっています。
吸引力に優れていて、ゴミをためられる容量が大きいので、ゴミ捨ての頻度が低いのも特徴のひとつです。
“タンクを引きずりながら掃除をするので、素早く動かしづらい”
“タンクの容量が大きいので、収納する時に場所をとる”といった声もありますが、
小型化・軽量化されたモデルも登場しています。
続いて、『スティック型』。
本体とヘッドがパイプで一体化された掃除機です。
コンパクトで小回りが利き、手軽にお掃除しやすいのが特徴です。
スリムな形なので収納する時も、コンパクトに置くことができます。
コードレスタイプのものが主流で、気になる汚れを見つけた時にサッと持ち出して、気軽にお掃除できるのもメリットです。
その一方で、一体化されている分、手元が重く感じることがあります。
また『キャニスター型』よりも操作性は高いですが、スティックが長いので、
机や棚などをお掃除するのにはちょっと不便です。
そして長時間お掃除しようとすると、途中でバッテリー切れする可能性があります。
【感想】
私、掃除が大好きで、毎朝、掃除機をかけて出かけてくるんですけども、昔はキャニスター型を使ってたんですネ。
吸引力はすごいんですけど、持ち運びに不便で、
また思いっきり引っ張った時に、家具の角を傷つけてしまったりしてましたネ。
今は、スティック型のコードレスタイプのものを使ってるんですネ。
大きいおウチじゃないので、1回の充電でお掃除できて重宝しています。
掃除機の進化はすごいものがありますネ。
5/28(火) 『掃除機の豆知識』
“掃除機で吸い込んだゴミを集める方法”として、『紙パック式』と『サイクロン式』があります。
『紙パック式』は、紙パックごとゴミを捨てられるので、手間がかからず衛生的です。
その一方で、ゴミがたまってくると吸引力が弱くなるため、紙パックの交換が必要で、その分のコストがかかります。
また紙パックがないと、動かすことができません。
他にも、吸った空気がゴミの中を通るので、ニオイが気になることがあります。
そして『サイクロン式』ですが、こちらは“ダストカップ”と呼ばれる入れ物に、吸い込んだゴミを集めるタイプです。
ダストカップに空気とゴミを吸い込んで、遠心力で分離します。
いつでもパワフルな性能でお掃除できるのが、大きな特徴で、ゴミの中を空気が通らないため、ニオイも気になりません。
また、紙パックを購入する必要がないので、本体以外にコストがかかりません。
そんな『サイクロン式』ですが、『紙パック式』と比べてこまめにお手入れが必要です。
フィルターやダストカップが水洗いできるなど、衛生面に配慮されたモデルもあります。
またゴミを捨てる時、ホコリが舞うことがありますので注意が必要です。
【感想】
そうなんですよネ。
我が家はサイクロン式ですが、毎回ダストカップを掃除してフィルターを点検してますよネ。
でも紙パックを買う必要はないし、洗えるし、私はラクチンだなぁ~と思ってるんですネ。
また、ダストカップにたまったホコリを見て、“こんなに取れたぁ~”って、掃除する時、快感なんですよネ。
掃除っておウチがキレイになって、気持ちのイイ作業ですよネ。
私はやっぱり掃除、大好きだなぁ。
5/29(水) 『サイクロン掃除機』
“『サイクロン掃除機』の生みの親”は、イギリスのエンジニア、ジェームズ・ダイソンさんです。
1970年代後半、ダイソンさんは最新式の紙パック式掃除機を使ってお掃除をしていましたが、
紙パックを何度変えても目詰まりして、すぐに吸引力が落ちてしまうことに気づきました。
そこで、“紙パックに頼らず、ゴミを吸い込んでも目詰まりしないで
吸引力が落ちない掃除機はできないものか?“と考え続けました。
そんな中、ある日、ダイソンさんは木材の加工工場に置かれたある装置を見つけました。
それは、木のクズ・おがくずと空気を分離する『サイクロン装置』でした。
それを見たダイソンさんは“この装置を応用すれば、紙パックを使わず、
吸引力が下がらない掃除機ができるのでは・・・?“と研究を始めました。
そして5年の間に5000台以上の試作品を作り、1983年には“紙パックがいらない”『サイクロン掃除機』を開発しました。
その3年後、1986年には“世界で初めてのサイクロン掃除機”『G-Force(ジー・フォース)』が日本で発売されました。
キャッチコピーは『吸引力の変わらない ただひとつの掃除機』。
お値段は当時25万円でしたが、すぐに人気製品となったそうです。
そしてこの収益を元にダイソンさんは、1993年に会社を設立しますが、
それが『サイクロン掃除機』を始めとする電気機器メーカー、『ダイソン社』です。
【感想】
ダイソン、サイクロン掃除機の生みの親なんですネ。
私も何台か使ってたことがありますネ。
“紙パックの交換がもったいない”とか“面倒だなぁ”って感じる人には、もってこいのサイクロン式掃除機。
これはダイソンさんのおかげなんですネ。ありがたいですネ。
5/30(木) 『5月30日は「掃除機の日」』
5月30日は『掃除機の日』です。
これは『日本電機工業会』さんが定めたものです。
『530』を“ゴミゼロ”と読む語呂合わせで、
“掃除機を活用して『530(ゴミゼロ)運動』の達成を・・・”という思いから、1997年(平成9年)に誕生しました。
そんな掃除機の電源コードには、黄色いテープと赤いテープが貼ってありますよネ。
赤いテープは『これ以上引き出さないでください』、
黄色のテープは『ここまで引き出してください』という印です。
黄色のテープまで引き出さずに使うと、電源コード自体が発熱して故障の原因になるそうなんですネ。
ですので、掃除機を使用する際には、この黄色のテープまでコードを引き出して使うことが大切だそうです。
また掃除機の電源コードは収納ボタンを押すと、シュルシュルシュルッと勢いよく巻き取られていきますよネ。
実はこれって、掃除機には負担がかかるそうなんです。
そのため収納する時は、電源プラグを手で持って、収納ボタンを押すのが良いそうですよ。
他にも、電源コードをピーンと引っ張ったまま掃除機をかけると、コードに負担がかかるそうなので、こちらも注意が必要だそうです。
【感想】
収納コードを押すと、コードがシュルシュルシュルッて収納されていくの、気持ちイイですよネ。
でも負担がかかるんですネ。
またコードが足りなくなると、無理に引っ張りたくなるけど、面倒でもコンセントを刺し直して、
無理なく使うのが、掃除機のためにもイイんですネ。
掃除機って本当にありがたいものですから、今日もキレイにお掃除して、気持ち良く過ごしていきましょう。
5/31(金) 『ハンディ型掃除機とロボット掃除機』
『ハンディ型掃除機』はスリムでコンパクトなので、机やソファ、棚、階段、クルマなどをお掃除するのに便利です。
また収納の際も、場所をとりません。
その一方で、通常の掃除機よりも小さいので、その分、吸引力が弱いです。
そのため、『キャニスター型』や『スティック型』と合わせて使われる方も多いですよネ。
そして『ロボット掃除機』ですが、スイッチを押すだけで自動で移動して、床のゴミを吸い取ってくれます。
自分でお掃除する必要がないので、その時間を有効に使うことができるのがメリットです。
またバッテリーの量が少なくなると、自動で充電してくれたり、
スマートフォンで外出先から動かすことができるタイプもあります。
そんな『ロボット掃除機』の代名詞ともいえるのが、『ルンバ』です。
アメリカの『アイロボット社』の製品で、2002年に第1号が誕生しました。
“埋められている地雷を探し出して除去するロボット”を原点に開発されたそうです。
そして名前ですが、踊りの『ルンバ(Rumba)』とお部屋の『Room』を掛け合わせたもので(『Roomba』)、
“お部屋の中を踊るようにお掃除する”というイメージなんだそうです。
【感想】
ルンバ、これはホントに便利ですよネ。
私の実家にも友達の家にも置いてあって、お掃除するところを見たことが何度もあるんですけど、賢い!
何であんな動きができるのか。発明した人はすごいなぁと思います。
どんどん便利になる掃除機ですよネ。
家事をラクにしてくれて、本当にありがたいものです。
お部屋のよどみをとって、気持ち良く過ごしていきましょう。
【今週の感想】
今週の放送で、私がいかにお掃除好きか、お分かりいただけたと思います(笑)
そんな私にとって掃除機は、なくてはならない相棒です。いつも感謝しています。
これは家電全般にいえることですが、掃除機の進化も本当にすごいんですよネ。
昭和の時代の掃除機を知っている私からすれば、令和の時代の掃除機にはビックリさせられます。
これから先、さらにどんな進化していくんでしょうねぇ。
“段差も気にしないお掃除ロボット”もできるんでしょうか。楽しみです。
【お知らせ① 次週(6/3~)からのテーマ】
パンなどにつけていただくもの、『ジャム』についてです。
【お知らせ② 番組で使用しているBGM】
◆オープニング
♪ALL OF YOU / コルビー・キャレイ
◆エンディング
♪To Be / モントルー
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