スズキ・ハッピーモーニング 羽田美智子のいってらっしゃい

2021.02.05

2021年2月1日(月)

夜空に小さく輝くものといえば、星です。

冬のこの時期は、星が最もキレイに見えるといわれています。

『星空観測』についてです。

 

■今週(2/1~2/5)のテーマ:『星空観察』

 

2/1(月)  『日本一の星空』

 

冬の夜空は空気が澄んでいて、星空を観察するのに最適な季節です。

その大きな理由の1つが『湿気が少ないこと』です。

空気中に湿気が少ないと、視界をさえぎる物質も少ないので、

クリアにキレイに見えやすくなります。

 

先月、BS朝日で放送された番組

『SUZUKI presents「極上空間」小さなクルマ、大きな未来』に

私が出演させていただいた時、以前から行きたかった

長野県の阿智村(あちむら)に行って来ました。

阿智村は長野県の南西部にあって、自然豊かな山間の村です。

 

この阿智村は2006年(平成18年)、環境省の

『スター・ウオッチング・ネットワーク(全国星空継続観察)』で

『星の観察に適した場所』の第1位に選ばれました。

 

さらに2014年には『日本一の星空』と『天空の楽園』、

そして『スタービレッジ』といった言葉が商標登録されています。

そういったこともあって阿智村は”星が最も輝いて観える場所”として、

たくさんの天文ファンが訪れています。

 

そんな阿智村には『浪合(なみあい)パーク』という

星空を観賞するための施設があります。

こちらは標高1200mにあって”星空の聖地”と呼ばれています。

 

そんな阿智村に実際に行って、星空を見てきました!

空一面、見たこともないくらいの数の星々が

キレイに鮮やかに輝いていて、見てるだけで

涙が出てきました。

圧倒的な美しさ、とっても感動しましたよ。

 

 

2/2(火)  『星の豆知識』

 

私たちがいる地球を始め、太陽系の惑星がある銀河系には、

2000億もの星があると言われています。

そんな数ある星の中で、実際に私たちの目で確認できるのは

約8600個だそうです。

日本がある北半球では、その半分が見えると考えると、

条件が良い場所で確認できる星の数は約4300個だそうです。

 

それに対して、星座の数はどれぐらいあるのでしょうか?

星座の数は現在88個と決められています。

これは世界の天文学者で構成されている国際組織

『国際天文学連合』が1900年代前半に決めたものです。

 

星座は5000年以上前からありましたが、同じ星でも国によって違う

星座の名前で呼ばれていたことも珍しくなかったそうです。

さらに、様々な天文学者が独自に星座の名前を付けたこともあって、

その数は100とも200ともいわれていたそうです。

そうした事態を収拾させるために、最終的に星座の数は88個と

決められました。

 

星の形というと、私たちはヒトデのような形をイメージしますが、     

実際の星の形は地球もそうですが丸い形をしています。

これは星の光が地球の空気で揺れて、チカチカとまたたくと、

星から“トゲのような形の光”が出ているように見えるからです。

それを私たちがイメージする形にあてはめたそうですよ。

 

銀河系に2000億の星があるんですネ。

地球もその中の1つ。

地球と同じように、人間が住む星があってもおかしくないなぁ~と

私は思ってしまいます。

 

 

2/3(水)  『星の明るさ』

 

星の明るさは『等星(とうせい)』という用語で分けられます。

紀元前150年頃、ギリシャの天文学者・ヒッパルコスさんが

“夜空でもっとも明るい星たち”を1等星、“次に明るい星”を2等星、

“肉眼で見える、いちばん暗い星”を6等星と名付けました。

 

明るさの違いですが、それぞれ2.5倍ずつ違うそうです。

それに換算しますと、1等星と6等星を比べた場合、

1等星は100倍も明るいそうです。

 

1等星から6等星までの星の数は全部で約8600個ありますが

1等星の数は現在21個です。

その中には、こと座の『ベガ』や、わし座の『アルタイル』などがありますが、

『ベガ』は七夕の『織り姫』、『アルタイル』は『ひこ星』として知られています。

 

そんな1等星の中でも“一番明るい”と言われているのが、

おおいぬ座の『シリウス』です。

    

星によって色が違って見えますよネ。

これは“星の表面の温度の違い”によるものです。

一番温度が高いのは青白く見える星で、温度は1万℃以上、

中間の温度は黄色に見える星で、約6000℃です。

一番温度が低いのは赤く見える星で、4000℃以下となります。

 

一等星ってたった21個なんですネ。

数ある俳優さんや歌手の中でも“スター”と呼ばれる人って

限られていますよネ。

やはりなにか輝き方が違うんでしょうか。

そんなことも感じてしまいました。

でも一等星でも六等星でも、キラキラ輝いていることには

違いないですけどネ。

 

 

2/4(木)  『冬の大三角』

 

『冬の大三角』は『冬の大三角形』とも呼ばれています。

おおいぬ座の『シリウス』、こいぬ座の『プロキオン』、

オリオン座の『ベテルギウス』を結んでできる三角形のことです。

 

『シリウス』は星空の中で一番明るい星で、白く輝いています。

『プロキオン』は黄色く、『ベテルギウス』は赤く輝いています。

 

この冬の大三角を見つけるには、一番輝いているシリウスを

最初に探して、その次に右斜め上にベテルギウス、

左斜め上にあるプロキオンを探すのが良いそうです。

 

こと座の『ベガ』、わし座の『アルタイル』、はくちょう座の『デネブ』を

結んでできる大きな三角形のことを『夏の大三角』といいますが、

夏の大三角が二等辺三角形のような形なのに対し、

冬の大三角は正三角形に近い形をしています。

 

さらに『冬のダイヤモンド』というのもあります。

こちらはおおいぬ座の『シリウス』を起点に、時計回りで、

こいぬ座の『プロキオン』、ふたご座の『ポルックス』、

ぎょしゃ座の『カペラ』、おうし座の『アルデバラン』、

オリオン座の『リゲル』を結んでできる六角形です。

 

シリウスは白、プロキオン、ポルックス、カペラは黄色、

アルデバランはオレンジ、リゲルは青白い色に輝いています。

このように様々な色に輝く様子は、まさに冬のダイヤモンドです。

 

夏は二等辺三角形、冬は正三角形にダイヤモンド。

特に冬はシリウスを中心に探すと、見つかりやすくなるんですネ。

星空のことを考えると、気持ちがなんかワクワクしますねぇ~。

 

 

2/5(金)  『2月に見つけることができる星』  

 

それはりゅうこつ座の『カノープス』です。

カノープスは、おおいぬ座の『シリウス』の次に明るい星です。

    

シリウスが真南にさしかかる少し前、その下のとても低い

南の地平線スレスレのところに姿を現します。

とても見つけにくいのと、短い時間しか空に出ていなくて、

すぐに沈んでしまうことから、見る機会がなかなかない星です。

そんなところから“横着な星”

『おうちゃくぼし』とも呼ばれているそうですよ。

 

計算では北は福島県辺りまでが見られる限界で、

それより北の地域では地平線より上に昇らないので、

見ることができないそうです。

反対に、南に行くほど見つけやすくなるそうです。

 

中国ではカノープスのことを

『南極老人星(なんきょくろうじんせい)』と呼んでいるそうです。

南極老人とは、日本の七福神の『寿老人(じゅろうじん)』、

または『福禄寿(ふくろくじゅ)』の元になった神様で、

“長寿をつかさどる”とされています。

 

そのため、この星を見ることは縁起が良いとされ、

特に“ひと目見ると寿命が伸びる”とも伝えられているそうです。

 

横着な星・・・

星に悪気はないのに、なんかかわいそうな名前ですネ。

 

冬は本当に星がキレイに見られる季節ですよネ。

暖かいものをはおって、お庭からまたはベランダから

今夜は空を眺めるのもイイかもしれません。

 

 

■今週の感想 

 

私は宇宙とか星のことが大好きで、

先月、『SUZUKI presents「極上空間」小さなクルマ、大きな未来』に

出演させていただいた時、念願の長野県阿智村に行くことができました。

 

星って地平線近くのものは、街の灯りなどによって見えないので、

実際に一度に見える星の数って、およそ3000個だそうなんですネ。

その中で極端な話、今の時期に見える星のすべてが

見られたと言ってもイイくらい、まさに満天の星でした。

 

コロナ禍で不安や暗い気持ちになる中、

空気が澄んでいるこの時期、星を見て少しでも気持ちが明るく

前向きになれたら嬉しいですよネ。

 

“どうかコロナが1日でも早く終息しますように・・・”

星に願わずにはいられません。

どうぞ暖かい格好で星を眺めてくださいネ。

 

 

【お知らせ② 次週(2/8~)からのテーマ】

 

実は様々な技術が駆使されているんです!

『お札』についてです。

 

 

【お知らせ③ 番組で使用しているBGM】

 

◆オープニング 

♪ALL OF YOU / コルビー・キャレイ

 

◆エンディング

♪To Be  /  モントルー

 

 

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    羽田美智子
    羽田美智子

    羽田美智子

    茨城県出身。1988年デビュー。女優として映画、ドラマ、CMなどで活躍中。94年、映画『RAMPO』でエランドール賞新人賞などを受賞。95年、映画『人でなしの恋』で日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。『花嫁のれん』(東海テレビ系列)シリーズ、『特捜9』(テレビ朝日)シリーズ、『おかしな刑事』(テレビ朝日)シリーズ、『ひよっこ』(NHK)など、数々の人気ドラマに出演している。2019年、実家の屋号である”羽田甚”を引き継ぎ、ネットショップ『羽田甚商店』をオープン。自身の五感を通して「本当にイイ!」と思ったものだけを紹介・販売している。
    羽田甚商店:https://hadajinshop.co.jp/