今週は、前回に引き続き、

『１６bitセンセーション』の作者であり、

『ANOTHER LAYER』でもアナザーレイヤー・メインストーリーを務める

漫画家の若木民喜さんにご登場いただきました！

前回放送では、『１６bitセンセーション ANOTHER LAYER』の”コンシェルジュ”として、

時間の許す限り作品の魅力を熱烈提案してくれましたが、、、。

今週は、ゲストの方の魅力を深掘りし、リスナーに提案していく、

『アナタにゲストをコンシェルジュ！』のコーナー！

★漫画を読み始めたきっかけ

小さい頃は、漫画・テレビ禁止だったため、今漫画家として活動しているのは、

その時の反動からきているのではないかと話す若木先生。

しかし、その中でもNHKを観るのはOKだったため、

美術展特集のような番組をよく観ていたとのこと。

その影響もあってか、大学は美術専攻に入学。

漫画を読み始めたのは、中学生くらいの頃で、

高橋留美子先生の作品を読み始めたのがきっかけ。

今まで漫画を読まなかった生活から、急に上質な作品に出会ってしまったため、

衝撃が走り、しばらくは漫画のことしか考えられなくなったとのこと。

『うる星やつら』はお話が終了していたので、当時連載していた『めぞん一刻』にのめり込み、

とりあえず『めぞん一刻』の模写から始めた若木先生。

「これが漫画家への第一歩だった」と当時を振り返っていました。

★初めて描いた漫画で入選！？

とにかく高橋留美子先生が大好きだった若木先生は、

高橋留美子先生のアシスタントになりたかったとのこと。

しかし、高橋留美子先生は女性アシスタントしか雇わないということを

知ってしまった若木先生は路頭に迷います。。

ここでようやく、自分の作品でも描いてみるかとオリジナルの漫画を創作し始めました。

大学生の頃に、初めて、自分が描いた漫画をサンデーに投稿してみたところ、

なんといきなり入選！！

初めて描いた作品で賞を獲ってしまった若木先生は、

「自分は天才なんじゃないか？」と思い始めとても浮かれたとのこと。笑

しかし、いざ担当編集の方がついて、自分の漫画に何か言われると、

「自分はこういう作品が描きたい！」という強い意志がまだなかったため、

すぐ心が折れてしまったそうです。

結果、正式デビューには至らず、漫画家になる夢は一度諦めた若木先生。

そこからしばらくはアダルトゲームをする生活を送っていたそうですが、

後の２００６年に漫画家として正式デビュー。

デビューまでだいぶ時間がかかったとのことでしたが、

このアダルトゲーム生活が後の『１６bitセンセーション』に活かされたとのこと。

★プロ漫画家としてのデビュー

ではなぜ長い時間を経て、プロの漫画家としてデビューできたのか…。

大きな転機となったのは、若木先生のお母様が定年退職になったとき。

これまでお母様のお小遣い（＋アルバイト）で生活していた若木先生は、

「お小遣いもらえないじゃん…どうしよう」と今後の生活について悩みます。

ここで、自分にできることはやっぱり漫画だと、もう一度漫画を描き始め、

以前お世話になった担当編集の方に持っていったところ、

黙ってサンデースーパーに載せてくれたんだそう！

当時のことを、「本当に運が良かった」と若木先生は語っていました。

初めて描いた作品で賞を獲ったり、かと思えば急に辞めてしまったり…

ジェットコースターのような人生を送ってきた若木先生ですが、

とにかく美少女ゲームが大好きなことは伝わってきました！

★TVアニメ『１６bitセンセーション ANOTHER LAYER』公式サイト

https://16bitsensation-al.com/

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★次回の放送は、２０２３年１１月２１日（火）２１：３０〜