静岡県富士宮市でキャンプ場「グランパパ」を運営する
株式会社インテビュー 代表取締役社長の瀧澤尊広さんが登場。
富士一望の「グランパパ」の魅力、楽しみ方
キャンプ場の開拓エピソード、そして「山のサブスク」について伺いました。
・グランパパHP コチラ
・俺が食堂HP コチラ
キャンプ場「グランパパ」とは
「グランパパ」がある富士宮市は猛暑の中でも涼しく。
富士山が目の前に広がる。本当に素晴らしい。
キャンプができる場所には、様々な特徴のある区画がある。
犬のリードを離してキャンプができる、
ドッグラン専用サイトも6つぐらいある。
幻想的なサイトもある。
サイトの周りが富士川の上流になっており、
富士山の伏流水、湧き水の川なので水がきれいで、
朝日が当たって乱反射すると幻想的な光景が見れる。蛍も出る。
ここは「ジブリ風サイト」という名前を付けている。。
将来的なことだが観光農園みたいなことしたくて。
今はキクラゲや、原木のシイタケを育てたたりする場所も
作ったり、提供したりしている。
自然が好きでキャンプ場を始め、DIYで作った。
ユンボを買い、穴を開けるっていうことが楽しくて、
掘りながらサイトを作ってきた。
2021年3月にオープンして、去年ぐらいに、だいたい出来上がり、
あとは細かい整備だけ。
多くの方々に利用されている。
ゴールデンウィークや。10月、11月の少し涼しくなった頃から
そして、年末年始は、ちょうど富士山の右肩から
日の出が見えるのでいっぱいになる
移住してキャンプ場を開場
自分は横浜生まれの横浜育ち。
2020年に静岡県富士宮市に移住。
8割以上は富士宮にいて仕事をし、2割は横浜に帰っている。
富士宮は富士山、山、川も綺麗で農作物も美味しく、最高の場所。
13年前ラーメン店を新横浜で始め、昨年の暮れに閉店。
キャンプ場で、週末などは自分のラーメンを
夜鳴きラーメンとして提供しているが、
今は富士の方で、新しく店を出し、蕎麦やうどんを提供。
そば好きなので自分でそばを打って出している。
キャンプ場は、父が静岡の富士宮に山林を持っていて、
コロナの頃、横浜のラーメン店が営業できない時に、
そこに行って木を切ったりして遊んでいた。
そこから富士宮に行くようになったというのが始まり。
キャンプ場やろうと思い、穴を掘ることから始め、
例えば木を切ったり、草を刈ったり、
斜めになっているところを少し平らにしたり開拓していった。
60歳を過ぎて、何かしたいなと思っていた。
こんなところがこうなったら楽しいんじゃないかと
考えるのが好きだった。
そんなことをやっていったら今になったというような感じ。
60歳からのチャレンジ
2021年にオープンした「グランパパ」
定年間近で不安をもっている方々に夢や希望があればと
自分もちょうどそういう世代だったので、
自然の中で一緒になって何かを作っていったら
楽しいんじゃないかということで、大手企業で働いてた人が
今管理人みたいな形でやってもらっている。
毎日が遠足前夜みたいな。
明日は何しようかと思いながらやってる。
「きくらげ」を作っている。「生・きくらげ」
去年1年目だったが、環境がいいようで、たくさんできた。
そこで、今年もまた始めた。
生なのでこれを刺身で食べると美味しい。
大きく、肉厚で柔らかく、栄養価が高い。
今はネットで販売している。
農業が好きなので、原木のしいたけやきくらげ、
あと将来的にはブルーベリー農園や
ヘーゼルナッツとかもやりたい。色んなことをしたい。
キャンプ場の運営
キャンプに興味を持ち始めたのは、このキャンプ場を作る頃。
キャンプ場にはいろんな方いらっしゃって、
1人で来て3日間ずっとテントのところで本を読んでる人とか、
お子さん連れてきてワイワイやってる方もいらっしゃるし
見てると、すごくサービス業として楽しい仕事だなって思った。
女性1人でキャンプする方が最近多く
例えば、門限を作って、それ以降は誰も入れないとか、
をういう厳しさを少し提供することで、
女性やお子さんが安心できるキャンプ場を目指している。
楽しみ方は人それぞれで。
そういう方々に合わせて色々なサイトがある。
キャンプの魅力はとにかく満天の星があることにびっくりしたりとか、
川の水がこんなに冷たいというのを感じてもらったりとか。
自分の子供の頃は山に登って、遊んでいた。
今の子どもに、毎日は無理でも自然の中で、
感じていただけるようなことが楽しみ
利用者の方々からは、多彩なキャンプ場なので
散歩しても楽しいし、ずっと焚き火してても楽しいし、
原っぱだけじゃない川もあるとか、
そういう多彩さを評価していただいてるような気がする。。
「山のサブスク」とは
キャンプ場「グランパパ」では様々なプランがあり、
その中の1つに「山のサブスク」というのがある。
漫画の「20世紀少年」のような秘密基地みたいなものに憧れがあり、
そんな秘密基地が何かできないかっていうことで、
「山のサブスク」という形で、キャンプ場のサイトを
年間で貸し出ししている。
山あいのところもあるので、自分で木を切ったり、
草を刈ったりできるところもある。
例えば、キャンプ場は混んでいるので、
2ヶ月前に予約してても、その日が晴れる約束はない。
明日晴れそうだから、明日富士山を見に行こうと思って
自分の専用サイトでキャンプに来られる。
そのように自分の都合に合わせられるというメリットがある。
富士宮市に8月の頭に新しく「俺が食堂」をオープン。
キャンプ場の運営や食堂をやっていてよかったことは皆さんの笑顔。
美味しいって言っていただく、最高の富士山だった。
最高の星空だった。川が綺麗で、蛍が見えて・・・など
そんなことをひと言ふた言頂くだけで、
自分で何かしてるというありがたみを感じる日々。

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