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2025.08.29

霞ヶ関キャピタル社長の河本幸士郎さん 人材育成は「変化を起こす側へ、回れ」

霞ヶ関キャピタル株式会社 代表取締役社長の河本幸士郎さんが登場。

不動産コンサルティング事業や自然エネルギー事業を手掛け、

現在は「物流倉庫」「ホテル」「ホスピス」の3つの事業を中心に展開。

社会的な課題の解決をベースとしたそれぞれの事業の内容や特徴を伺うと共に、

人材育成など河本さんが会社経営において大事にされていることなどを伺いました。

 

・霞ヶ関キャピタルHP  コチラ

・FAVホテルHP 詳しくはコチラ 

・seven x seven(セブンバイセブン) 石垣 HP

 

霞ヶ関キャピタル株式会社の事業

霞ヶ関キャピタル株式会社は主に不動産のデベロッパーという

位置付け。不動産のデベロッパーは建物を作る仕事。

自分たちが作っているものは主に3つ。

1つ目は「物流倉庫」。

物流倉庫の中でも特に冷凍冷蔵倉庫を作っている。

2つ目が「ホテル」。グループステイ系で部屋が広い。

3人以上のグループステイの数に対して、

既存のホテルで3人以上に対応しているホテルの部屋が、

ものすごく不足しているところから、

大人4、5人+スーツケースを広げてもゆったり過ごせる

他人数向けホテルを展開。

グループステイされる方は、基本的には1泊よりも

連泊される方が結構多いので、冷蔵庫と

簡単に作れるようなキッチン、そして洗濯機も備えている。

こちらは「FAV HOTEL」 という屋号で全国に展開。

今開業してるのが15軒。

そんなに高級志向ではなく、一部屋2万円台で泊まれる。

そして、もう少しハイグレードなものも欲しいという声から

FAVに比べるともう少しラグジュアリーな空間の

「seven x seven 石垣」を沖縄・石垣島に昨年開業。

 

 

霞ヶ関キャピタルの始まり

霞ヶ関キャピタル株式会社の主な事業内容の

3つめは「ホスピス」の開発。

これから日本は多死社会に突入していく。

これに対して、最期をしっかりと快適なところで過ごせる

施設が不足しているので、自分の親を入居させたい、

最後そこで生活してもらいたいと思えるような施設を

作ろうじゃないかということでホスピスを作り始めた。

経営理念は、「その課題を、価値へ。」。

社会的な課題を解決するということがベースになっている。

これは実はすごい当たり前のことだが、

それを真正面から捉えて本気でやってみようということ。

2011年創業。この年、東日本大震災が起こった。

被災してダメージを受けてしまったショッピングセンターが

宮城県にたくさんあり、そのうちの1つを自分たちが取得して

再生させるという復興事業から始まった。

田舎にとってのショッピングセンターというのは、

大切な生活インフラの1つのため、

自分たちは一刻も早く開業しようと、

レジも使えないような状態で手売りから始めた。

 

 

霞ヶ関キャピタル株式会社の人材育成

現在300名を超える従業員が働いている。

人材育成の面では、「変化を起こす側へ、回れ」

という言葉を重視している。

変化をどう楽しめるかというのが

仕事だけでなく、人として結構大事。

そして、その変化を受け入れて楽しむだけでなく、

変化作ってみようぜ!という、さらに1段上げた意識

というものを持った方が仕事も楽しくなるだろう、

人生も楽しくなるのではないかという考え方。

変化はある意味怖い。そういったところを、

自分たちが作ってあげる側に回るということ。

社員の皆も、そういう気持ちでいる。

そして、そこに魅力を感じて入社する社員が多い。

社員皆のアイデアを取り入れている。

今自分たちがおこなっている主な3つの事業、冷凍倉庫も。

グループステイ系ホテルもホスピスも社員からの発案。

毎年社内で新規事業コンペをおこなっていて数百件の応募があり、

MVPも作り賞金もでる。、

優勝者はその事業の中心人物となり、ドライブするのが義務。

なので、毎年新たな事業が起こっている。

 

 

河本社長の人物像

企業に必要なのは「人、モノ、金」ではなくて、「人、人、人」。

いい人がいればいいアイデアも生まれ。そうしたら、

後からモノと金はついてくる。とにかく人を大事にする。

社員からの発案を大事にして、それを事業化する

というのが基本的な考え方。

なので、自分がやってるのは、「人、モノ、金」の

「モノと金」を用意することだと思っている。

事業ってゼロから自分で起こすのはすごく難しい。

かつ不動産となると、最初に必要な資金額というものがとても大きい。

だったらこの霞ヶ関キャピタルっていうプラットフォームを使って

事業を育てればいいじゃん!という考え方。

だから、そんな人がどんどん集まってきてくれるような

場を作ること、これが自分の役割だと思っている。

社会の課題を解決していくっていうところがこの仕事の魅力。

自分がやってる仕事に誇りを持てるか、人に堂々と言えるか、

家族にちゃんと話せるか。そういうことが大事だと思う。

そしてそれが日々のモチベーションに繋がると思う。

 

 

今後の夢、目標

世の中には、不動産を活用して便利にできる部分が

たくさんあると思っている。

例えば、自分たちの冷凍倉庫は自動の冷凍倉庫で無人。

冷凍倉庫はマイナス25度とかで人が働くには過酷な環境。

だから、自動化すべきと、自動の倉庫を作った。

これは当たり前の流れだと思うがやってた人がいなかった。

いろいろ角度から見れば、既存の不動産、建物というのは、

それが最適かというと、必ずしもそうではないと思っている。

そういう意味で、不動産の活用のし方というのは、

いろんな分野、自分たちがおこなっている3つの事業

以外の分野でもまだまだあるんだと思っている。

海外への事業展開もおこなっている。

ドバイに現地法人を設立。

日本人の持ってる勤勉さや、ものづくりの力などは、

海外でこそ武器になると思っている。

まず自分たちがいろいろな国に水先案内人として行き、

事業の下地を整えて、自分らの事業に出資しませんか、

投資をして、ちゃんとリターン出しませんかという仕組みを

海外でも提供したい。

 

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