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2025.05.30

フリーアナウンサーの垣花正さんに聞く!失敗することへの心得。

フリーアナウンサーの垣花正さんが登場。

ニッポン放送で「垣花正 あなたとハッピー!」を担当。

長年続く人気番組になった秘訣、

そして、アナウンサーを志したきっかけや、人との出会い

さらに、フリーアナウンサー転身のエピソードなど伺いました。

 

※ 下にスクロールしていただくと放送内容をご覧いただけます。

ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」 HP コチラ

 

 

著書:『人は出会いが100% 縁をチャンスに変える究極のポジティブ思考法』

コチラ

 

ラジオの朝の顔、テレビの夕方の顔!

ニッポン放送『垣花正 あなたとハッピー!』は

月曜日から木曜日、毎日3時間の生放送。

全く緊張しないし、疲れない。

ライブだから失敗しても取り返しがつかないので。

失敗しないようにやる必要はない。

失敗するものだと思ってやっている。

失敗しても、それがもうキャラクターだし、ネタなので。

そのあたりはリスナーも共有してくれていると思っている。

人気番組になった秘訣は、

共演してくださったコメンテーターの方々と、スタッフのおかげ。

番組スタートして、聴取率が前の番組からガクって下がった。

これは明らかに実力不足というスタートだった。

しかし、ほどなくしていろいろな方と組み始め、

個性的な皆さんが集まってくると自然とこう人気が出てきた。

自分はその場が“楽しい”という空気感だけは意識をしている。

自分自身がすごく楽しんでいる。

TOKYO MX『5時に夢中!』でもメインMCを担当。

こちらは月曜日から金曜日まで夕方5時から6時までの生放送。

月曜日から木曜日は朝と夕方生放送を担当。

体調管理は気を付けるようにしている。

 

 

宮古島からアナウンサーを目指して!

宮古島出身。18歳まで宮古島にいた。

宮古島にはユタと言われる方がいる。

ユタというのは、言ってみれば、先祖と交信できるというか、

霊感の強い方で、かつ女性でと言われてる。

うちなどの場合だと、一家あるいは親戚に1人、

お抱えのユタみたいな人がいる。

その方は自分の結婚に「GO」を出した。

うちの奥さんは結婚するつもりがなかったのに、

母親がユタに電話をして相性を尋ねたら「GO」といわれ、

入籍の日も指定。でも、おかげで円満。

アナウンサーになろうと思って早稲田大学へ。

まず東京出よう。島から出ないとどうにもならない

東京出たら何かあるかなという思いで早稲田大学に進学。

宮古島にいるときから、

アナウンサーになるという目標はぶれていないが、

宮古島にいる自分がアナウンサーになろうだなんて

周りは誰も思わないので、口には出せなかった。

 

 

アナウンサーとしての日々

アナウンサーになりたかったので、

就職活動は全国を回り、地方局も受けられる限り、

受けていこうという覚悟だった。

自分は、就職活動が得意だった、面接が得意だった。

例えば、面接官の前で、何かもってそうに振る舞う。

なくてもありそうに振る舞うのが多分上手だった。

フジテレビとテレビ朝日は最終までいった。

だから多分面接は得意だったのだと思う。

ニッポン放送は1番最初に内定出してくれた。

入社後、自分は様々な失敗をした。

その失敗をニッポン放送が面白がってくれたので、

その失敗がエスカレートしていき、

「破天荒アナウンサー」というポジションに。

今アナウンサーでいられているのは、

過去の自分の失敗に助けられてるところはある。

困った時にその失敗談を話すと、なんとなく名刺代わりになる。

数々のびっくりするような、

クビになってもおかしくない失敗がたくさんある。

しかし、過去の失敗は、気にしないということにしている。

 

 

人との出会い

昨年12月にKADOKAWAから

『人は出会いが100% 縁をチャンスに変える究極のポジティブ思考法』を出版。

ラジオを聞いてくださっている編集者の方が、

アナウンサーになって30年。本出しませんかと言ってくれた。

いろんな失敗をしたけれど、なんだかんだ許してくれたり、

サポートしてくれる、お世話になった方がたくさんいる。

そういった人に助けられてなんとかやってきたっていう

失敗談を中心に書かせてもらうのであれば書きたいと思った。

大体自分で考えてやることで、ろくなことはない。

ニッポン放送辞めることを最終的に背中を押してくれたのは妻。

もっと仕事の幅をもしかしたら広げられるかもしれないという思いから。

辞めることを考えたが、40代だったので、まだ早いのかなとか色々考えた。

妻に相談したら自分のキャラクターは年齢重ねてからって

得になるキャラでもない。やめるのならとっととやめれば。

と言われたのでやめることを決めた。

アナウンサーという仕事の原動力になっているのは「憧れ」だと思う。

宮古島で強く憧れた気持ちは今でも変わらない。

おしゃべりをする仕事でお給料いただけてるだけでも幸せ。

 

 

これからの垣花正

宮古島には自分が育った実家の建物があり

そこをリノベーションして、観光にいらした皆さんに

一棟貸しの宿泊施設を作ろうかなというアイディアを持っている

昨年の4月にアナウンススクールを開校。

何年か前からちょっと繋がりがある学生に

就職活動のサポートをしていたところ、思いのほか

自分がアドバイスした学生がどんどん内定を獲得するので、

自分は向いてるんだなと思った。

役に立つのだったちゃんとした形でやったらと、

妻に言われ、少人数制だが形にした。

基本はアナウンサー志望の方が対象。

自分の失敗談とか話す。

まず、自分がいかにダメな人間かというのを

分かってもらった方が、生徒にはハードルが低くなる。

そして、失敗談を語れる方が面接では得。

完全無欠な人間はいない。

失敗を語ることは可愛げを出すことになる。

自分の強みも出すけど、同じぐらい弱みも出せる子の方が、面接でうける。

自分を作って、いいところだけを見せなくていい。

そしてダメなところをどうやって出すかも考える。

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