落語家の春風亭一之輔さん登場。
ラジオやテレビなど多方面に活躍されている一之輔師匠の
仕事への原動力は何か?
黒木さんからの無茶ぶりはあるのか!
夏休みは家族で何処に行ったのか!
いちのすけえんー春風亭一之輔公式ウェブサイト コチラ
X(旧Twitter) コチラ
春風亭一之輔 あなたとハッピー! コチラ
春風亭一之輔 あなたとハッピー! X(旧Twitter) コチラ
全国ツアー開催中
現在、6月から始まり11月まで続く全国ツアーの真っ最中。
「らくごDE全国ツアーvol.12 春風亭一之輔のドッサりまわるぜ2024」
チケットはすでにほとんど完売。
笑点に出るようになり、新規のお客さんも増えてきた。
地方行くと、結構、今まで8割5分ぐらいだった会場でも、
満員になり、ありがたいこと。
新規のお客さんの慣れてない感じがいい。
落語というだけで、最初ちょっと緊張するような堅い感じがするが、
自分は最初、私服で立って、フリートークをする。
客席降りていったり、どっから来たのとインタビューしたりする。
それでお客さんとの距離をちょっと詰めていく。
そして、着替えて高座に上がり、落語を始める。
そうすると、お客さんもよく笑ってくれる。
また、場内アナウンスを自分がやっている、
携帯電話がどうしても鳴りがち。
止めるためには当人がやるのが1番説得力がある。
東京の寄席にはほぼほぼ毎日のように出ている。
そこだと自分以外の人も、いろいろ出てているので、
寄席にも来ていただければと思う。
落語協会
自分が所属している一般社団法人落語協会は
今年2月、100周年の節目を迎えた。
団体は今東京には4つあり、
あと3つは、落語芸術協会、円楽一門会、落語立川流。
落語協会が一応一番人数が多く、大きい団体。
寄席という常設の小屋に出てるのは、落語協会と落語芸術協会の2団体。
この2つの団体が交互に寄席で興行している。
弟子は今5人いる。コロナ前は弟子入りの人が結構来ていたが、
やはり何か不安定な仕事だということもあるのか、
ここ何年かは、全体的に弟子入りの数が東京も大阪も少ない。
自分は、6月に落語協会の理事に選出され、
結構難しいことを考えなくてはいけない立場になってしまって、
今困惑してるところ。多分最年少。
地方を回って、寄席の普及公演というのもやっている。
独演会ではなく、トリがいて、 前座がいて、お囃子さんもいる。
実際寄席でやってることを体験していただくような公演も全国でやっている。
自分は弟子に対してそんなに型にはめる育て方をしてるつもりはない。
芸は、そのままコピーしててもしょうがない。
師匠からは似るなと言われた。
「守破離」とよくいうが、
最初は師匠の芸を真似て、吸収して、離れ、自分のものを作っていく。
ラジオ
ニッポン放送で毎週金曜日朝8時から
「春風亭一之輔 あなたとハッピー!」を担当。
月~木働いてきてようやく明日休みだっていうことで
金曜日の朝は、なんかちょっとウキウキした感じもあるし、
疲れもあるし、かったるいという気持ちもある。
そのリスナーの皆さんのかったるさを代弁しようというんで、
かったるい時は、今日は非常にかったるいですって言うようにしている。
一生懸命やってるラジオは、他にもいっぱいあるので、
肩の力を抜いて、 半分素足な感じで、靴下脱いでやってるようなラジオ。
ハッピーでない時もある。
自分にとってハッピーじゃない時は落語やって全然受けなかった時など。
しかし、自分は結構忘れるのが早い。引きずらない。
ネタを覚えるが1回そのネタから離れたりして、
また何年か後にやったりすると、ちょっと全然違う感覚でできたりする。
発見があるという感じ。
ラジオも忘れるようにしている。反省しない。
ダメな時はダメ、いい時はいい。
日常生活と落語
いろいろなところで話して面白かったものをメモをとるようにしている。
「笑点」は、冒頭に端から順に挨拶をしていく。
これは結構勉強になる。
10秒ぐらいで、面白いところが1つないと、ただの挨拶になってしまうので、
心がけるようにしている。
頭の体操というか、自分のルーティンとして、
面白いエピソードを10秒で喋るということをしている。
ネタを覚えるのは散歩してる時。
行ったことのない道をあえて歩いてみたり、
こんなもんがあるんだなんてことを目で見て、リフレッシュにもなり、
耳では落語聴きながら覚える。
ネタは2年前は3日ぐらいで覚えていたが、
今は年をとったので、5日、6日かかる。
自分の触手が伸びる噺ってそんなになくなってくる。
今ぐらいまで覚えてない噺というのは、
多分自分が面白いと思ってない噺。
でもあえてそれを今、やってみようかとちょっと重い腰を上げてやってみると、
上面だけしか見てなかったなあという噺はある。
聞いてて今の人が不快な感じになるような噺も結構あり、
そういうものもやってみると、ここちょっと手を加えれば、
今の人にもそんなに違和感なく聴けるのではないかという噺が
結構あり、やってみると面白い。
仕事への原動力
この仕事への原動力は、
必要とされてるという向こうの思いというか、、、
お客さんが来るということもそうだし、
ラジオの番組やらせていただけることもそう。
なんとなく、必要とされてるという、その喜び。
だから、休むとダメ。
夏休みを2日とったが、
休んでる間に他の落語家は何やっているんだろうと思ったり、
SNSを見て、おすすめでこんなとこでこんな落語聞いたみたいな、
落語好きの感想が入ってきて、
「こいつこんな落語を今やってんだ」とか、
「こんな仕事をしているんだ」と思うと、なんかドキドキしてきてしまい、
ちょっと休んでいられないという気持ちになる。
だから、休むのが苦手。
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