あさナビ

2019.04.26

蘭このみさんに聞くフラメンコの世界

4月22日(月)からは、

フラメンコダンサーの蘭このみさん登場。

日本でのフラメンコダンサーの先駆者として舞台に立ち、

踊ること、そして自分と向き合うことで表現するフラメンコの魅力のお話、

そして、フラメンコと出会いに魅せられたきっかけなど、

フラメンコの魅力、そしてその表現の世界を伺いました。

 

オフィシャル ウェブサイト コチラ

スペイン舞踏公演「フラメンコとジャズ」 コチラ

黒木瞳プロデュース蘭このみ

Special Show Un amor en Mallorca

~スペイン“ マジョルカ島”での愛の物語~.

 

○日時 2019年6月23日(日)

昼の部 開場:12:00~、 開演13:00~

夜の部 開場:18:00~、開演19:00~.

詳しくは、 コチラ

 

 

 

4月22日(月)  フラメンコとの出会い 

黒木瞳さんは、宝塚の時にご一緒させて頂いて下級生だった。

宝塚音楽学校に入った時に、黒木さんの同期生でメキシコからイレネという

下級生からスペイン語を習っていた。

その後、在学中にスペインにフラメンコ留学を直訴して11ヶ月滞在し、踊りを勉強した。

まずはマドリッドに向い、アカデミアのちゃんとした基本から習い、

その後、セビリアに渡り本格的なレッスンを受けた。

フラメンコとの出会いは、宝塚での初舞台の時に、アジア舞踊の川上先生に勧められたのがきっかけ。

フラメンコは自分の形が出るダンスと言える、心の形、情熱が形を成していくもの、

自分には合っていると当時感じた。

 

 

4月23日(火)  フラメンコと文化と特徴

伊勢丹会館にありますガルロチというところで

黒木瞳さんプロデュース公演に出演することが決まった。

この公演は、かつて黒木瞳さんがマジョルカに出かけた時に

クラシックとフラメンコとの融合で起草された。

フラメンコの魅力は、北インド発祥と言われていて、南スペインの民衆に伝わる文化と

まざり合わさることで、形成されていった。

それはとても魅力的で不思議な魅力を感じる

フラメンコにも足の運び方、“パソ”という打ち方が特徴的で、それには基礎がある。

タップダンスとも似ているが、フラメンコは床を踏みつける、

ドスンと足を落とした響きで音を出す特徴がある。

 

 

4月24日(水)  進化するフラメンコ

フラメンコを習っている方は、全国で1万人をくだらない。

日本古典を題材に古典音楽と融合させた作品作りにも取り組んでいるし、

ジャズの要素を盛り込んだ内容も挑戦している。

これは奇をてらったものではなく、本場スペインでもコンテポラリーとかジャズと融合し、

フラメンコは進化し続けている。

フラメンコには揺れがある。規則的な音の中に揺れを入れる。さらにジャズでも揺れ、

さらに踊りでも揺れを盛り込むことで。新たな世界観を作り出せそうと試みている。

フラメンコの踊りの動きは、ラベルのボレロみたいなもの

溜めて、溜めて最後に爆発させるという情熱的な踊りである。

長くステップをするためには力まないことがコツ、常に柔らかくを心がけている。

 

 

4月25日(木)  進化するフラメンコ

舞台に立つのはもちろん、宝塚歌劇団の振り付け師としても活動している。

振付師とダンサーを比べれば自身で踊る方が好き。

劇団の皆さんには、ちょっと30分ぐらいのレッスンで形になる。

ただし細かい足さばきをするダンサーには、丁寧な教えを施している。

本場スペインに留学したのは大きなカルチャーショックだった。

聞いたステップの音は衝撃的で

迫力、リズムの取り方。スペイン人のフィーリング。

どの音の質は初めての経験だった。

留学していた時は、稽古場と家との往復で1日6〜7時間、

予習復習レッスンで日が暮れた。

 

 

 

4月26日(金)  進化するフラメンコ

伊勢丹会館にありますガルロチというところで

6月23日に黒木瞳さんプロデュース公演に出演することが、

フラメンコに情熱を注げるのは、好きだということに他ならない。

子供のころから踊っているが、その気持ちは今も変わらない。

まだまだこれから色々なジャンルの踊りに挑戦したいきたいが、

フラメンコを踊っていることが何よりも心地よい。

これからの淡々とフラメンコと向き合い踊っていきたいと考えている。

次回スペインに行けるチャンスがあるのであれば、

マドリードやセビリアとか南の地域を巡ってみたい。

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