【スタッフMの番組報告】
サイエンスコミュニケーションという言葉を皆さんご存知でしょうか…。科学技術に関する情報やその面白さを伝え
社会と科学の架け橋を担っていく活動です。最近はノーベル賞でも日本人の受賞が続いたり、科学技術の進化の最先端に日本の科学者の存在があるというのは非常に誇り高いですよね!
今回のNGO世界一周!は、そうしたサイエンスコミュニケーションのジャンルから、大阪公立大学准教授で物理学者の藤井俊博さんをゲストにお迎えしました。

左:大阪公立大学 藤井俊博准教授
宇宙から届く放射線を「宇宙線」といいます。2021年に藤井先生は、その宇宙線のなかで人類の観測史上2番目に高いエネルギーを持つ「アマテラス粒子」を発見し、大きな話題を呼んだんです。
まだまだ謎の多い宇宙の成り立ちやこれからのことを知る上で、物理学というのは非常にカギになる学問。日本人のノーベル賞受賞者もこの分野がとても多いんです。藤井先生のこの発見もいつかノーベル賞受賞につながっていくかもしれません…。
藤井先生のお話でとても印象的だったのが、これからは世界中で協力して宇宙に挑んでいく研究をしていかないといけない、各国、各研究機関で争ったりしている時間はもったいない、という言葉、いま科学者を目指す若者に向けても、ウォルターバジョットさんの「人生における大きな喜びは、君にはできないと世間が言うことをやること」というもの。
どうしても今の時代、いろんな手段でその結末を知る機会も多いと思います。ただ、そうやって簡単にあきらめていくのではなく、無理と思うことは、まだだれもやってないことでもある、という発想の転換が、未来の科学者誕生につながっていくんだなと、改めて強く感じました。
藤井先生、ありがとうございました!
次回の放送もお楽しみに!

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