今さら年末年始の話をしても仕方がないのですが、年末年始の通常の生放送と「ラジオ・チャリティー・ミュージックソン」のアシスタント、30日11時からの「あの素晴らしい歌をもう一度コンサート」の特番生放送に12日13時から放送の「ミュージックソン」の振り返り特番の収録などをなんとかこなしてまいりました。
あとは12日の「冠婚葬祭」のイベントを終えるだけとなりました。
我が家では年末に息子が、年始に娘が発熱してこりゃ参ったことにとなりましたが、なんとか私は無事に仕事をこなすことができました。
昨年12月29日から1月2日まで恒例となっているリスナーの皆さんに電話をつなぐ企画で、同じ時間に起きている連帯感を共有させていただきました。
4日間でなんと16名の方々に登場いただきました。
12月30日4時台は青森出身で仙台の大学に通う19才。年末はスーパーでバイトという「仙台のスイカトメテクダサイ」さん。
昨年はバイト代をためて幼い頃に「二十四の瞳」を読んでからずっと行きたかった小豆島に旅したことや、10年前の「今夜もオトパラ」を聴いて以来私の番組を追いかけてくれている話に、実は私はこのような青年が毎朝聴いてくれているのかという感動で
声を詰まらせてしまっていたのです。
12月31日の5時台では65才で花屋さんを閉めて定年退職を決意した「豊島区のハナさん」とお話しました。
お花屋さんに嫁いだものの離婚。二人の娘さんを育てながら自分んで花屋をはじめ、お子さん二人を大学までやり社会人に。
そして両親の介護を10年間。娘さんにも助けてもらったとも。
さらにご自身は乳がんの手術もされたと聞きました。
4時半に起きて花の仕入れに市場に行きながら番組をお聴きくださっている話に、これまた私は思わず声を詰まらせてしまい
「よく頑張りましたね」というのが精いっぱいでした。
その他12月29日には家族でマザー牧場に行き年賀状用に馬と写真を撮るという「やさしい三兄弟の母」さん。
12月30日4時台に鳥取の「はなもも」さん。その後の地震は大丈夫だったでしょうか。5時台には喫茶店で早朝からケーキを作る「やはた横丁」さん。大学病院の受付の「おけいさん」には年に最後と年明けの病院の大混雑の話を。
12月31日5時台の「べがっ太」さんは故郷が大船渡という養鶏業の方でした。大船渡の山火事は山の木はまだそのままと聞ました。
宮城登米市の「ケイ」さんは介護と新聞配達のWワーク。1日は介護は休みでも新聞配達が。2日は新聞休刊日でも介護の仕事はあり。
秋田の「まんでりん」さんは留守電に入れたらスタジオに電話が。
熊の出没で街はコロナ禍のように静かと聞きました。
1月1日4時台は成田空港から初日の出フライトに出発直前の「風船ネコ」さんの留守電に入れたらまたまたスタジオに電話が!
豆腐屋の「でんか」さんは31日夜中まで福餅を配って4時半に起きて初詣の64才
5時台は郵便配達の「千葉のよっちゃん」は30年前に比べると年賀状は激減とのお話を、7時半から配達開始。
そして日本橋人形町の末広神社の宮司の「服部さん」に新年恒例のご挨拶。
1月2日4時台は魚市場の48才「バニラ」さんに鮭が不漁でイクラが高い。そしてホタテと広島のカキもなぁとお話を。
初競りは5日からだけど2日から開くスーパー用の冷凍ものをそろえているとも。
熊本放送でお聴きの「くまさん」は介護の方の送迎の仕事を始めて40人のお顔と名前と接し方を覚えるのが大変だけどやりがいがあるとお話を。
5時台は国府津の「神戸屋ふるや」店の奥様と。みかんパンがおいしそうなので鎌倉での墓参りと箱根駅伝をかねて3日に国府津まで行ってお店を訪ねました。4歳と2歳の娘さんとお父さんとお母さんが迎えてくれました。駅伝応援のお客様で棚の商品はあっという間に完売。素敵なご家族で伺って本当によかぅたです。
普通、リスナーに電話をつなげる場合は、「いきなりテレフェン」的な企画以外は、事前に放送作家さんが電話を入れて内容の確認や簡単なリハーサル、そして出演の時間などを打ち合わせします。これも大切な演出の手法ですが、なにせ人手が足りない当番組。私が事前にピックアップしたメールの方にスタジオから私が突然電話をしています。
それも年末年始というラジコの数字を見ても普段よりはお聴きの方が少ない時間にも関わらず、これだけの様々な人生模様をお聴きすることが出来たことはラジオ屋冥利に尽きるというものであります。
皆さんにはそれぞれの事情があってそれを丹念にすくい取って皆さんと共有する。これは「笑福亭鶴瓶イズム」なのだと思っております。
数年前のこの企画の後に「素人の話を電波で流して何が面白いのだ」というご年配の方のお叱りのメールが届きました。
その方はもうお聴きではないと思いますが「どう考えても重い白いですよ」と申し上げたいのでありますねぇ。

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