朝刊の一面が「米相互関税 日本24%」の文字でそろった4月3日金曜日の朝でした。
内容を読めば「NYも東証も株が下がった」「経済対策を検討せねば」「日本車が直撃を受ける」とあります。
またアメリカで車を生産しても部品は輸入が多いので関税分高くなるし、移民排斥政策で人件費の高いアメリカの労働者で生産すればやはりアメリカ製のクルマは高くなるという見立ても各紙に載っていました。
それから今は円安だけど今回の関税は110円から120円台の為替で商売するのと同じと解説する人も。
経済オンチの私にはもう何が何やら状態となっています。
1972年からほぼ皆勤賞で足を運んでいる東京モーターショー。
昔は熱いまなざしで見つめたアメリカのクルマの展示ブースでしたが2010年代頃からアメリカのメーカーはモーターショーから撤退してしまいました。(一部メーカーは参加していたかもしれませんが)
いつの頃からか燃費が悪く日本の道を走るには大きすぎるアメ車のブースに人が集まっていない印象だったので、まぁそりゃそうだよなと思ったものです。
そして名称が変わった昨年のジャパンモビリティーショーでは中国BYDのEV車の前に大変な人だかりができていたのが印象的でした。
また北京モータショーの盛り上がりは東京の比ではなく、メーカー各社も北京にこそ力を入れていると報道されたものです。
さてそんな私ですが学校をさぼって300円で名画座で観た映画「バニシングポイント」の警察から逃げまくるアメ車ダッジ・チャレンジャーとそれを応援する黒人DJに心を奪われたうだつの上がらない高校生でした。
昨年このことをクルマ雑誌「ENGINE」編集者、友人の荒井君が取材してくれたのです。
あのころのアメ車はセクシーでありましたぁ。
そして時代は移ろっていくのでありましたぁ。

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