上柳昌彦 ラジオの人

2024.11.15

ネットの渦に巻き込まれて・・・

様々な手続きがネットを通じたものになり、そんな時代かと何とか受け入れながら毎日を過ごしています。

社会人になった80年代は管理職のデスクの横に出社時間と退社時間を記入する用紙が置いてあり、月末になるとそれを見ながら仕事をした時間を1時間ごとにメモリが付いた24時間分の横線に勤務した時間だけ線を引きました。

8時間は青線、残業分は赤線で線を引き、そのために赤色と青色が一本になった色鉛筆をみんな持っていたものです。

精算なども「ガリ伝」と呼ばれる鉄のケースの中に埋め込まれた

カーボン紙に金額や用途をガリガリとボールペンで記入し、2枚にハンコを押して領収書とともに編成管理部に提出していました。

あれから幾星霜、それらすべてがパソコンやスマホで処理が出来るようになりました。ペーパレスの時代到来です。

しかしながら例えば2か月に一度の観音温泉出張の際の(湯治に行っているわけではありませんよぉ。『るんるんタイム』を8本から9本収録するためですよん)出張簿と精算など、毎回これはどうするのでしたっけとアドバイスを受けまくり、物覚えの悪さを遺憾なく発揮している状態です。

大体において未だにネット上のやりとりなのにネット上でハンコを押す意味がよくわかっておりませんもの。

そんな私が今抱えている問題は、これまで銀行振り込みだったものが、オンラインを通じての口座振替に限定と知らせがきて、その手続きに往生している問題です。

何年か前にネットバンキングのアプリを入れてそのまま放置していたところ、さてどうこれを使ってよいのやらという状態になり、迫りくる「ログインパスワード」と「第一暗唱番号」と「第二暗証番号」の嵐の中で右往左往しております。

銀行の窓口で相談すれば即解決と思いきや「ちょっとお待ちください」と担当の方がかわったり、本人確認のためオペレーションセンター的なところに電話をされられたりしました。

そのようにして改めて入れたアプリが再び使えるようになるには2時間後と言われたり2営業日後と言われたり、18時からと言われたり18日と言われたりとなかなかの展開になっております。

という事で世の中は便利になっていることを信じて、これからもめげずに前に進む所存でございます。といいますかなんとなせねばならぬのですよ。