「星野源」というお名前を知るきっかけは「源がなぁ」とか「源とな」とちょいちょい言っていた鶴瓶さんからだっと記憶しています。
そんな星野源さんが大病を乗り越えようとしていることを報道で知り、そしてその後はもうあっという間に社会現象のような存在になって行く様を見ていました。
一方私は早朝の番組を担当することになり、それが2016年の春に始まった「あさぼらけ」で、そして同じ春にスタートしたのが源さんの「ANN」。
だから私は一方的に番組同期だと思っていました。
源さんは午前3時に生放送が終わった後、ちょいちょい仕事のう打ち合わせをしていて、それが終わるのが午前4時を過ぎることもしばしば。
スタジオの横の狭い控室での打ち合わせを終えた源さんに「私、鶴瓶さんと番組をやっている者です」とラジオ長屋の住人としてご挨拶して以来、立ち話ではちょくちょくお話をする機会をいただきました。。
源さんのご希望で私とポメラニアンのワカバ君とのミニ番組を制作したところ大いに喜んでもらったり、私の入院手術の際には大病の先輩として温かい言葉を様々かけてもらいました。
源さんの新著「いのちの車窓から2」を番組で紹介したこともご存じで、23日の午前4時半というとんでもない時間にお礼という事で「あさぼらけ」のスタジオを訪ねてくれました。
イスの一つも出せばよかったもの気が付かず、源さんは中腰のままマイクに向かってくれました。
「源さん早く帰って寝て下さい!」という気持ちもあったので、半ばスタジオから追い出すような格好になってしまいましたが、いつかまたゆっくりと鶴瓶さんも交えて・・・
「いのちの車窓から2」では曲が作られていく過程が大変に興味深かったですし、また「人生まいったなぁ」という瞬間が幾度となくありますが、あの時のもやもやした気持ちはこういう事であったのかぁと、源さんの文章を読みながら胸にすとんと落ちたり、またご家族との大切な時間も垣間見ることが出来て、なによりなによりと思わせてくれる本でした。
エピソード満載の本はなんとか書くことはできた私ですが、その奥の心のひだに隠れた様々な感情を的確に言語化する源さんの文章の魅力があふれた本だと思います。
西田敏行さんの訃報。あまりにも突然の事でした。
迫りくる受験に鬱々とする毎日の中で、金曜日の夜の夕飯の後で何となく見始めたNHKドラマ「新・坊っちゃん」
坊っちゃん役は若き日の柴俊夫さん、そして数学の教師の山嵐を演じていたのが西田さんでした。
山嵐は正義感が強くて情にもろくて熱血漢。これをなんともいえない味で演じていた名も知ぬ俳優さんの演技に魅かれたものでした。
そして今、誰しも少しばかり憂鬱な週の始まり。私はLFに向かう深夜タクシーの中でNHKラジオの「らじるらじる」で聴く「新日曜名作座」を心のよりどころにしていました。
出演は西田敏行さんと竹下景子さんのお二人のみ。この二人でありとあらゆる役を毎回こなすこの見事な芸に魅了されていました。
このラジオドラマを聴けなくなるのかと思うと、今は辛くて残念でなりません。
たくさんの名作をその巧みな演技で楽しませていただきました。西田さん、本当にありがとうございました。
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