音楽評論家にして小説家、またラジオパーソナリティーとしてもご活躍されているスージー鈴木さんが、ご自身のX(旧ツイッター)で番組本「居場所は心にある」を取り上げて下さいました。
そ大手広告代理店出身ということで「感動と尿道がいっぱいの一冊」というキャッチコピーまで考えて下さったのです。
「感動」と「尿道」という出会うはずのない言葉がなぜ出会ってしまったのか訳が分からんと思った方は、ぜひご一読下さい。
そんな博覧強記のスージー鈴木さんの新刊のタイトルのインパクトがすごいのです。
題して「弱い者(もん)らが夕暮れて、さらに弱い者たたきよる」という長めのタイトルです。
しかし読み終えた瞬間に誰もが「このタイトルやなきゃ、あかんねん!」と1980年代に東大阪で小中学生だったキッズの気持ちになって叫びたくなること間違いなし。

スージーさんより9歳年上の私は1960年代に兵庫県の地方都市に住んでいましたが、本を読んでいてまったく同じ体験をしていたことを思い出しました。
「あっこは行ったらあかんとこやねん」という噂の場所があって
「そやけど、自転車でバーッと通り抜けてみいひんか」となり
数人の友達とドキドキしながら走り抜けてはみたものの、そこは自分の住んでいる地域と何ら変わりのない風景が広がっているだけだったという思い出です。
スージーさんの本には当時の東大阪での校内暴力や貧しさや学生運動崩れのお兄ちゃんの話とともに、差別の問題を子どもながらに知ることが書かれています。
スージー鈴木少年は「ええか。区別はええねん。差別はあかんねん」と京大卒でやんちゃな生徒が多い中学の教師をしていた母親から言われます。
このお母様とスージーさんとの物語が当時ラジオや街から流れていた曲とともに展開していきます。
是非に!
さて番組本ですが、先日産経新聞にカラー広告が掲載されました。そこに載っていた読者の皆さんの感想が涙チョチョ切れものだったので掲載させていただきます。
お読みいただき本当にありがとうございました!


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