7月15日の金曜日は午前1時半に起きて最後の仕事が終わったのが夕方の5時半。
長い一日の終わりは土砂降りの雨になりずぶ濡れになって家に辿り着きました。
それでも「へいちゃらさぁ!」と思えたのは次の日に新装なったNHKホールでの山下達郎さんのライブが待っているからでした。
土曜日の段階でまだ残りのツアーが38本と達郎さんがMCでおっしゃっていたので詳しい内容には触れませんが、今この時代に私が聴きたいと思っていた曲が次から次へと歌われました。
ラジオのしゃべり手として決してマイクの前で言うまいという言葉がいくつかあります。
その一つが「感動をありがとう!」で、もう一つが「元気をもらいました!」なのですがライブ後の感想としてその言葉しか思いつきませんでした。
東京ディズニーランドの幹部の方にインタビューした際「いかにお客様の期待する以上の感動や喜びや驚きを提供できるかが私たちの使命なのです」という言葉を思い出した達郎さんのライブでした。
印象的だったのはここ数年の「CITY POP」の盛り上がりに関する達郎さんのコメントで、かいつまんで言うと「その現象に感謝するけど、40年前に言ってよぉ!」という事。
若い世代の方にとってはYouTubeで触れて目新しい70年代後半から90年代にかけての日本の音楽ですが、私の世代にとっては少し気恥ずかしい「CITY POP」という言葉。
18日の「海の日」にそんな「CITY POP」の特番を14時半から担当しますが、実はそれはこのような展覧会が京橋にある「BAG-Brillia Art Gallery」で行われることを知っていただくための番組です。
題して「ART in MUSIC シティポップス グラフィックス」ですが横文字の羅列でわかりにくいかもしれませんが、端的にいうと「CITY POP」と言われたアナログレコードのジャケット300枚以上が7月16日(土)から8月14日(日)まで展示されますという内容です。
場所は銀座一丁目から京橋に向かう中央通りを首都高速をくぐった警察博物館の隣の東京建物のアートギャラリーです。
金曜日の夕方土砂降りの中、内覧会に行き展示監修の音楽ライターの栗本斉さんにお話を伺いました。
年代ごとにアルバムジャケットを並べるのではなく、栗本さんがこだわったテーマで展示してあることに感服いたしました。
会場には「CITY POP」の祖のお一人と言っても過言ではない伊藤銀次さんも駆けつけていました。
伊藤銀次さんがたまたまアマチュア時代の山下達郎さんのバンドのレコードを高円寺のロック喫茶で聴き、それを知った大滝詠一さんが「銀次、その男を福生まで連れてこい!」と言ったことで達郎さんは世に出て行いった訳です。
それが後に高い評価を受ける事になったシュガーベイブの「SONGS」というアルバム。
栗本斉さんはこのアルバムを「CITY POP」の始まりとしていました。

長くなりましたが是非京橋のギャラリーに、私と同世代の方も若い方も足を運んで頂きたいです。
決して大きくはないアートギャラリーに息を飲むような世界があなたをお待ち申し上げております。

2026.10.23
夏から秋・冬の体へ
スペシャルウィークのお客様、清水ミチコさんとのトークは収録で笑っているにも関わらず、スタジオで聴きなおしても再び笑ってしまいました。 楽しく毎日生放送ではありましたが1...

2026.10.16
音の職人
37年ぶりのライブ・アルバム「JOY2」のリリースに先駆けて山下達郎さんが精力的にプロモーション活動をされている姿に頭が下がります。 テレビでは久しぶりに「エイト・ジャ...

2026.10.09
反省と寄る年波
3年半ぶりのニッポン放送のイベント「ラジオパーク・イン・日比谷」はとにかく天候だけがどうなるかという中で開催されました。 8月からの豪雨・長雨はリスナーの方々が多く住む...

2026.10.02
倉本聰さんのこと
「倉本聰」という脚本家の名前を始めて知ったのはいつの頃だったでしょうか。 ウィキペディアでテレビドラマの作品を調べると石坂浩二さんと浅丘ルリ子さんの「2丁目3番地」(1...

2026.09.25
「ラジオパーク」と「あけの語りびと」
台風25号は冠水、土砂災害、列車の不通、停電など様々な影響をもたらしました。 なのに今度は26号が日本列島に接近しつつあります。 ご案内の通り10月3日㈯4日㈰の2日...