「あさぼらけ」のエンディング近く、「ラジオリビング」の直前のCMでもご存知かもしれませんが、3月19日日曜日にイベントの司会を担当いたします。
「長く、健康的に生きるために~大腸がん治療とジェネリック医薬品」というちょっと固めな内容なのですが、男性のがんの部位別死亡ランキング3位、女性の1位なのが大腸がんですから、関心を持っている方も多いと思います。
日本人の食生活の欧米化が進み近年とみに増えていているとも聞きますね。
今回、とくにお話を伺いたいのはNTT東日本関東病院の内視鏡部部長の大圃研(おおはた けん)先生です。
1974年生まれとまだ若い先生ですが「情熱大陸」の取材を受けるほどの、日本だけではなく中国をはじめアジアでも有名な内視鏡手術のスペシャリストです。
食道や胃、大腸にできたがんを直径1センチの内視鏡の先にカメラや電子メスを取り付けて患部をはがし取るという手術は、開腹手術に比べて出血も少なく治癒も早いので患者の体に負担がかかりません。
しかし曲りくねった腸の中に管を挿入し、的確に電気メスを使うのは相当な技術を要します。
しかし普通の医者が数時間かかる手術でも大圃先生は数十分で終えてしまうほどのテクニックを持っています。
「情熱大陸」の映像で観ましたが、折り畳みの傘ほどの大きさの棒状のコントロールレバーを左手に持ち、レバーの先端についた上下に重なった2つの円形のダイヤルを親指の腹で器用に回しながら、右手で内視鏡を出し入れし、足のペダルも扱っています。
小さなダイヤルは内視鏡の先端を左右に、大きなダイヤルは上下に動かし、足のペダルを踏むと電気メスが作動するそうですが、操作する姿はTVゲームなどの名人のようです。
この技術を一人のものとせず、日本のみならずアジアの若き医師たちに伝えることにも熱心な先生で、研修医たちの実技の最後には、自らの口から生徒たちの操る内視鏡を入れて操作させるという授業もあります。
風貌は俳優の大泉洋さんのようで、長い髪を後ろに流し口ひげをたくわえていて、40人いる弟子の皆さんと話している姿は部室で先輩と後輩が話しているような雰囲気でもありました。
大圃先生のお話も聞けるこのイベントは、3月19日日曜日、午後1時30分から有楽町朝日ホールで行われます。
抽選で300名様を無料でご招待、二人まで参加できますがお一人の参加も可能です。
メールの方は「あさぼらけ」のHPからお入りください。
http://www.1242.com/radio/asaborake/
ハガキの方はおところ、お名前、おとし、電話番号、2名で参加の方はその方のお名前、質問もお書きのうえ、
〒100-8439ニッポン放送
「沢井製薬セミナー係」までお送りください。
会場でお待ちしています!

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