笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ

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2021.09.06

9月5日放送後記 「家や!」がバズり、「意味がわからん!」

今回は、ニッポン放送関西支社のスタジオから鶴瓶さん、

           有楽町のスタジオから上柳さんの二元生中継でお届け。

この日9月5日は、六代目笑福亭松鶴師匠のご命日

大阪の天満天神繁昌亭では、“松鶴一門ウィーク”として寄席を開催

その最終日に出てからの生放送でした。

高座を降りると鶴瓶さんのところへ、以前稽古をつけた後輩にあたる方が来て

「師匠、ここはどうしたら・・・」と相談に訪れたそうです。

「そんなん自分で考えて、そっち渡したら自分のモンやで…」などと言いながらも

たくさん喋っていたとか。

喋っているうちにはたと、

“生放送や今日!”と気付いて口に出した鶴瓶さんでしたが

お相手は「師匠ほんでね・・・」とまだまだ止まらないご様子だったそうです。

 

しかしながら、この後輩の方が相談したかったのは

鶴瓶さんが笑福亭松鶴師匠のことを題材にアレンジした私落語『かんしゃく』について。

以前、“門下なんだからお前もやったら”と稽古をつけたそうですが、

鶴瓶さん曰く この『かんしゃく』に登場する笑福亭松鶴師匠のセリフは

“モノマネになってはいけない”とか。

それぞれの耳で感じた“松鶴師匠に怒られた声”があり、

それが自然と落語に現れるからこそ生まれる味があるもの。

だから鶴瓶さんは相談をされても「自分で考えて」と返していたそうです。

『かんしゃく』は“六代目笑福亭松鶴という、すごい落語家がいたんだ”ということを

語り継いでいける落語。

それぞれの胸の内にある師匠を表現されているそうです。

 

そしてもちろん、9月5日の寄席に出演した鶴瓶さんは『かんしゃく』をやるわけですが、

一度稽古をつけた落語はもうその方のタイミングで披露されるので、

なんと前日の寄席で『かんしゃく』をやってしまっていたとか。

さすがに9月5日にとっとけよ、となったそうですが、

鶴瓶さんは「僕は何回でも擦りますけどね」とニヤリとしていました。

 

8月28日に放送されたフジテレビ『FNSラフ&ミュージック』の企画で

電話出演した際に放った「家や!」の一言が注目されたことに言及した。

 

「直撃!生ブッキング 明日来てくれませんか?」のコーナーで、

MCを務めた中居正広さんが鶴瓶さんに生電話

翌日に放送される『FNS ラフ&ミュージック 第2夜』への出演交渉をするという企画。

その電話を鶴瓶さんは、“珍しいな”と思い 手に取ったという。

そこで中居正広さんに「どこにいるの?」と聞かれたから、

鶴瓶さんは素直に「家や!」と返答

これが何故かバズることとなった。

 

鶴瓶さん曰く、「あいつ(中居正広さん)は俺が絶対どっかの飲み屋でね、

酒飲んでんねんと思って電話してきよったんですよ。」とのこと。

電話口がざわざわしているのを察した鶴瓶さんは、テレビの企画での電話だと確信。

“なんか言わそう思ってんねや”と思い強めに「家や!」と素直に自分の状況を発信しただけだった。

「家や!」への思いもよらない反響に鶴瓶さんは「意味がわからん」

「このごろ道歩いてたら(一般人から)“どこ帰らはるんですか?”

       聞かれて“家や!”言うてる。なんでイジられなあかんねん!」と困惑。

 

さらに、翌日の『FNS ラフ&ミュージック 第2夜』へ出演した際、

“何か差し入れを”とのことだったため関西空港で買った551蓬莱の豚まんを100個抱えて

フジテレビのスタジオへ向かった鶴瓶さん。

自らの手で豚まんを抱えて必死の思いで歩きたどり着いたスタジオでは、

その豚まんを鶴瓶さんが食べる流れに。

「何で俺が食わなあかんねん思ったけど、

あんまりにも言うから食べてたらえらい笑うてて、何がおもろいかわからん」と、

この日に獲得した爆笑にも首を捻っていた。

 

「いろんなことやってきたのに、何でそんなことで爆笑取らなあかんねん。」と、

本人の意図せぬところで起きた爆笑に鶴瓶さんの中で謎は深まるばかりだった。

 

その他・・・・

東京オリンピック2020・柔道金メダリストの

                阿部一二三選手、阿部詩選手兄妹に会った話

東京2020パラリンピックの開会式で演奏をした

                義手のギタリスト・大坂曹平さんからのメール

TBS『Aスタジオ+』に出演の夏目三久さんへの取材で

                有吉弘行さんに根掘り葉掘り聞いた鶴瓶さん

旦那さんが病気で耳に障害を持ち、今日誕生日だというリスナーの奥様に

                直接電話をつないで苦労話などを聞くなど

盛りだくさんでお送りいたしました。

次回9月12日(日)の放送には、

9月15日にエッセイ『ひとりじめ』を出版される浅田美代子さんが

スタジオにお越しくださいます。

お楽しみに。

<9月5日にお届けしました曲>

愛なんだ / V6

Sayonara / 平井大

風になる /つじあやの

紫の夜を越えて / スピッツ

エンディングテーマ曲は「日曜日の夕方フレンド / 堀尾和孝」です。

 

「日曜日のそれ」では、みなさんからいただいたメール&ハガキを読まれた方に

鶴瓶師匠が歌う「姉ちゃんへ」のCDをプレゼントしています。

ラジオ、テレビ、落語、ライブ、旅、海外と忙しい鶴瓶師匠です。

ぜひどこかで見かけた時は、その様子をメールまたはおハガキに書いて

送ってくださいね。

★メールの方は、tsurube@1242.com

★おハガキの方は、〒100-8439 ニッポン放送 笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ係

どんなことでもいいので、メール、おハガキをお待ちしています。

 

また、この番組はポッド・キャスティングで聴くことが出来ます。

毎週火曜日に更新されます。

詳しくはニッポン放送のホームページをご覧ください。

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パーソナリティ
  • 笑福亭鶴瓶
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    笑福亭鶴瓶

    1951年12月23日生まれ。京都産業大学在学中六代目笑福亭松鶴に入門。関西でラジオ・テレビを中心に活躍した後、1986年から本格的に東京へ進出。ラジオ・テレビはもちろん、落語会やイベントにも積極的に取り組んでいる。2000年には上方お笑い大賞受賞。独特なパーソナリティ性が老若男女に愛されている。

パートナー
  • 上柳昌彦
    上柳昌彦
    上柳昌彦

    上柳昌彦

    誕生日:1957年8月1日
    星座:しし座
    血液型:B 型
    出身地:大阪府
    趣味:スポーツジム通い