徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー

2024.06.15

芸能生活60周年! 演歌歌手・五木ひろし登場!

今日は、演歌歌手の五木ひろしさんにお越しいただき、ブレイク前のお話など貴重なエピソードをお届けしました。

美空ひばりさんとエピソードを語る中で、“歌い手がやっちゃいけない3つがある”という話題に。

五木:テンポを落とさないこと、キーを下げないこと、崩さないこと。

徳光:五木さん崩してないですもんね。これを3つ僕としては心がけていたんですね。

五木:ひばりさんの『悲しい酒』っていうのはですね、昭和41年に出た当初は3分半の歌だったんですよ。

   それがステージで聞くと6分かかるんですよ。それはもちろん、ギター1本で歌いますから。

   あまりにも、原曲からね、離れていってしまってるんじゃないかなと思う時もあったんです。

その後、改めてひばりさんの東京ドームでの不死鳥コンサートでの『悲しい酒』を映像で見た際に「歌も着地が大事」と気付いたようで、スタジオで「♪飲めば〜」と一節歌って、その歌い終わりの着地が一曲一曲完璧であることを強調しました。

 

その他、自らの歌手人生の大きな分岐点となった全日本歌謡選手権の秘話を披露。

徳光:この10週勝ち抜いた1曲1曲は覚えてますかね。

五木:特に印象に残ってる1曲目は『噂の女』( 内山田洋とクール・ファイブ)。この一曲にかけたんですよ。

徳光:それどういうことですか?

五木:この1曲で落ちたら終わりですから、2周目のことなんか一斉頭になかった…

   この歌だけでとにかく出て、一生懸命歌って一応一周目、良かったわけですね。

   その後にディレクターから「翌週、何を歌えますか?」って言われたときに、

   「すいません何にも考えてなくて」

徳光:そういう答えだったんですか?

五木:「遅くても明日までには連絡しますから」と言って帰ったんですよ。

徳光:クラブ歌手でいろんな歌も知ってたし、やっぱり選曲は相当苦労したと思うんですけども。

五木:大体10週抜けるかどうかなんて誰も考えないですから。10曲なんて考えもしないわけですよ。

 

その際の審査員が1週目、恩人の山口洋子さんで、2週目が平尾昌晃さんということでこの時から運命が決まっていたと振り返りました。

 

その他、詳細はこちらのradikoでお聴きください。

https://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20240615060256

    

■お知らせ

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6月19日(水)〜20日(木)にて開催。

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歌手生活60年記念
五木ひろしSUPER LIVE〜五木の継承
9月4日(水)〜13日(金)有楽町I’M A SHOWにて開催。

 

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    徳光和夫
    (とくみつ かずお)

    1941年東京都出身。趣味は野球観戦、駅伝観戦、音楽鑑賞、落語鑑賞など。高校時代、長嶋茂雄が東京六大学野球新記録(当時)となる本塁打を放ち、嬉しさから小躍りしながらベースを回る姿を見て「人生のすべてを長嶋茂雄にささげよう」と決意したほどの長嶋ファン。

  • 石川 みゆき<br> (いしかわ みゆき)
    石川 みゆき
    (いしかわ みゆき)
    石川 みゆき<br> (いしかわ みゆき)

    石川 みゆき
    (いしかわ みゆき)

    東京都出身。ニッポン放送入社後、『高嶋ひでたけのお早う!中年探偵団』などでアシスタントを務めた。1989年にフリーになった後も、ニッポン放送『ショウアップナイターネクスト』始め様々な番組を担当する。その明るい声と安定した語りは、ラジオリスナーから強い支持を得ている。

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