徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー

2024.02.10

音楽評論家・富澤一誠登場!

今回は、音楽評論の第一人者・富澤一誠さんにお越しいただき、昭和ニューミュージックを中心に音楽論を展開しました。

徳光さんに「”ニューミュージック”という言い方の名付け親は、富澤さんですよね」と聞かれると「そういう風に言われてるみたいですけど、私からは言ったことないですけどね」と返答。
その真相はデビュー時、ジーンズにTシャツでギターの弾き語りを披露した五輪真弓さんに対し、カジュアルウェアでピアノの弾き語りスタイルのユーミンさんにキャッチコピーをつける際に「新感覚派ミュージック」とつけたことが最初で、そこから”ニューミュージック”という呼び名がついたのでは?と推測しました。

谷村新司さんの話題なると「谷村さんはアリスでNo.1になった時に、その後ソロになって、自分がやりたいことがわかってたんですよ。それは何かというと大人の歌。ですから一旦山登って、ある日、降りたんですね。No.1にしてオンリー1。二つ達成する人ってなかなかいないんです」と大絶賛でした。

また、名曲「ボヘミアン」でもお馴染みの葛城ユキさんについては、「私も昔、ボウリングとかやったんですよ」と明かし笑いを誘う場面も。富澤さんが「何曲かやりましたけど、カラオケ行っても演歌歌わしてもめちゃくちゃうまい」と振り返ると、「うまいんだよ!俺も聞いたことがあるけど最高ですよね」と徳光さんもテンション高めに反応。続けて、下積み時代の葛城さんからは常にエリート意識があってそれが、ボヘミアンの大ヒットに繋がったと解説しました。

他にも80年代の歌手から、現在のJ-POP歌手まで、触れたトーク部分は、タイムフリーでも振り返ってお聴きいただけます。

https://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20240210063835

 

番組でも紹介した“「昭和ニューミュージック」の1980年代” (言視舎)はこちらからもお買い求めいただけます。

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パーソナリティ
  • 徳光和夫 <br>(とくみつ かずお)
    徳光和夫
    (とくみつ かずお)
    徳光和夫 <br>(とくみつ かずお)

    徳光和夫
    (とくみつ かずお)

    1941年東京都出身。趣味は野球観戦、駅伝観戦、音楽鑑賞、落語鑑賞など。高校時代、長嶋茂雄が東京六大学野球新記録(当時)となる本塁打を放ち、嬉しさから小躍りしながらベースを回る姿を見て「人生のすべてを長嶋茂雄にささげよう」と決意したほどの長嶋ファン。

  • 石川 みゆき<br> (いしかわ みゆき)
    石川 みゆき
    (いしかわ みゆき)
    石川 みゆき<br> (いしかわ みゆき)

    石川 みゆき
    (いしかわ みゆき)

    東京都出身。ニッポン放送入社後、『高嶋ひでたけのお早う!中年探偵団』などでアシスタントを務めた。1989年にフリーになった後も、ニッポン放送『ショウアップナイターネクスト』始め様々な番組を担当する。その明るい声と安定した語りは、ラジオリスナーから強い支持を得ている。

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