徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー

2023.10.21

ベストセラー作家でタレント・阿川佐和子登場!

今回は、週末朝の名物番組『サワコの朝』も担当していた司会者、作家としても活躍中の阿川佐和子さんをお招きしました。「サワコとカズオの朝!」と題し、様々な大物との共演した際のエピソードなどをお届け。

著書「聞く力」が170万部を記録する大ヒット作となった阿川さんが、初めて原稿の仕事を引き受けた時の話に。その時の依頼文を見た父の阿川弘之さんが「今、俺が連載している原稿より原稿料が良い」とボヤいていたことを明かし、スタジオの笑いを誘いました。

続けて、その最終稿を届けようとした阿川さんを引き留め、原稿をチェック。

「名前の書く位置が悪い。タイトルを書いたら一行空けて名前を書いて、位置を空けて本文始めろ」

「”なんとかだった。なんとかだった。なんとかだった。”だっただっただったって安機関銃じゃないんだから語尾をそう重ねるもんじゃない」

「”歯医者さんに行くように先生に言われました。”にににってニイニイゼミじゃない」

父から基礎を叩き込まれた阿川さん。これについては「物書きである自分の子供があまりにも酷い文章を書いたら、”どういう教育をしてるんだ”って言われそうで心配したらしいんですけど」と振り返る場面も。

また、数多くの著名人をインタビューしている阿川さんが印象に残ってる人の1人としてモーガン・フリーマンさんの名前を上げ「通訳の方が入っても、”この人と心と繋がったな”って思える瞬間があるんですよね」と一緒になった時のエピソードを紹介。言語が違うにも関わらず、阿川さんから発せられる言葉にしっかり耳を傾け「日本語は、分からないけども人が一生懸命聞いてくれるのに、僕も一生懸命聞く姿勢をしないと失礼だろう」いうモーガン・フリーマンに感激したことを打ち明けました。

そして、ビートたけしのTVタックル(テレビ朝日系)でも活躍中の阿川さんが、かつて政界の暴れん坊”ハマコー”こと浜田幸一さんが出演した際のちょっとしたテクニックを教えてくれました。時間や構成の都合とはいえ、本番中にハマコーさんの喋りを遮ると「お前黙ってろ!」と怒号が飛んでくることもあるため、ハマコーさんの息をするタイミングでうまく出演者でベテラン政治評論家の三宅久之さんに「三宅さんいかがですか?」と振るようにしていたとのこと。

ただ、これを繰り返し過ぎたことで、ある時ハマコーさんが「俺がこれから大事な話をしようとするタイミングで『三宅さんいかがですか?三宅さんいかがですか』って言いやがって!」と感情を露わに。かつての裏話を激白し徳光さんも爆笑でした。

 

その他、これまで重ねてきた1400以上の人とのインタビューの中からいくつか貴重な秘話をお話しいただけました。

詳細はタイムフリーでお聞きください。
https://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20231021060252

 

 

■阿川さんお知らせ

阿川佐和子さんが笑福亭鶴瓶さんと出演中!
月曜21時から
「鶴瓶ちゃんとサワコちゃん ~昭和の大先輩とおかしな2人」がBS12で放送中!

 

 

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  • とくもり!歌謡サタデーpresents美空ひばり 夢のオン・ステージ
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パーソナリティ
  • 徳光和夫 <br>(とくみつ かずお)
    徳光和夫
    (とくみつ かずお)
    徳光和夫 <br>(とくみつ かずお)

    徳光和夫
    (とくみつ かずお)

    1941年東京都出身。趣味は野球観戦、駅伝観戦、音楽鑑賞、落語鑑賞など。高校時代、長嶋茂雄が東京六大学野球新記録(当時)となる本塁打を放ち、嬉しさから小躍りしながらベースを回る姿を見て「人生のすべてを長嶋茂雄にささげよう」と決意したほどの長嶋ファン。

  • 石川 みゆき<br> (いしかわ みゆき)
    石川 みゆき
    (いしかわ みゆき)
    石川 みゆき<br> (いしかわ みゆき)

    石川 みゆき
    (いしかわ みゆき)

    東京都出身。ニッポン放送入社後、『高嶋ひでたけのお早う!中年探偵団』などでアシスタントを務めた。1989年にフリーになった後も、ニッポン放送『ショウアップナイターネクスト』始め様々な番組を担当する。その明るい声と安定した語りは、ラジオリスナーから強い支持を得ている。

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