東京五輪、野球決勝アメリカ戦を直前解説！

ゲストコーナー最初は、オリンピックの他の競技についての話題から始まりました。
かつてテレビ番組では、徳光さん中畑さんが、女子レスリングの選手と対峙した際、企画で行った試合でもビクともしなかったり、試しに上に乗られ身動きが取れなかったりなど、身を以て選手の強さを経験し、金メダルをとるだろうと実感したようです。女子レスリングの強さを直接肌で感じた二人が意気投合しました。

東京五輪開会式での長嶋茂雄終身名誉監督についてのお話もしていただきました。長嶋さんが聖火ランナーとして開会式に登場し松井秀喜さんが支えた姿や、医療従事者の方々に対して見せた長嶋さんの笑顔は特に徳光さん中畑さんに強く印象に残ってるようです。

長嶋さんはアテネ五輪の際、日本代表を指揮する前に脳梗塞で倒れ、中畑さんが監督代行で指揮を執りました。アテネ五輪は、長嶋さん野球人生最後のユニフォーム姿で、当時の日本代表は長嶋さんの野球人生全てが詰まってるチームでした。

また現在の稲葉監督には「何かあったらアドバイスできるから聞いてくれよ」という言葉を伝えたそうで、中畑さんから見て今の日本代表は勝ち方、戦い方も理想的ないいチームになっているようです。

後半は、東京五輪日本代表についてお話を伺いました。

徳光「監督、指揮官経験者として今回の日本代表の試合はいかがですか？」

中畑「全試合きつかったですよ、強いて言うならメキシコ戦はまぁまぁ楽に勝てたとしても、それ以外は負けておかしくない試合で奇跡的に勝ってるような試合がほとんどで、相手がちょっとミスをしたことで日本が勝利を掴み取ってるわけですよ。」

徳光「準決勝までの日本代表MVPは誰だと思いますか？」

中畑「バッテリーの栗林良吏選手と甲斐拓也選手ですね。どう”かい”な！っていうくらい良い！」

徳光「”回”を追うごとによくなってますね」

中畑「甲斐キャノンの脅威で相手の機動力を抑えてて、打撃でもシーズン中よりも調子がいいですね。」

と、ダジャレを交えながらも野球日本代表戦を準決勝まで振り返っていただきました。

引き続き、決勝のアメリカ戦の出場選手を予想。

徳光「決勝戦、中畑さんなら先発は誰にしますか？」

中畑「予想では森下暢仁選手ですが、復調しているエースの千賀滉大選手を出すべきです。それで２番手以降、大野雄大選手、伊藤大海選手、山本由伸選手でつないで、抑えで平良海馬選手、栗林良吏選手で行くのがいいでしょうね。」

徳光「キャッチャーは甲斐？」

中畑「何”回”使ってもいい！」

徳光「打線の方は？」

中畑「１〜３番は、山田哲人選手、坂本勇人選手、吉田正尚選手で、４番、５番は、現状いい結果が出てない『何とかせーや』の鈴木誠也選手といやらしいバッティングで結果を出して欲しい浅村栄斗選手、６番にはずっと期待しているギータこと柳田悠岐選手でしょう。そして菊池涼介選手を外すかどうかが大きなポイントでしょうね、守備はいいけど打撃面で淡白なところがあるので、私はDHで近藤健介選手を使いたいなと思います。サードは村上宗隆選手でいいでしょうね。打順を下位に置いたことで一発の魅力が出てきましたね。」

徳光「岡本和真選手を起用はしないんですか？」

中畑「国際試合の結果や、シーズン中に阪神の矢野監督に抗議した姿勢から見てとれるチームを引っ張っていく姿、闘争心をみたら村上選手の魅力は凄いですよ」

徳光「ズバリ日本、決勝で勝てますか？！」

中畑「勝てます！勝つしかないでしょう！３−１で日本が勝ってくれるでしょう！」

五輪の話が白熱し、「もう終わりなの？！」とまだまだ日本のペナントレースのことなど話し足りなかった様子の中畑さん、解説、予想そしてダジャレも絶好調でした。

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