Chim↑Pomは、2005年東京で結成。メンバーは、6名。世界各地の展覧会に参加
するだけでなく、自らもさまざまなプロジェクトを企画。
独創的なアイデアと卓越した行動力で、社会に介入し、
私たちの意表を突く数々のプロジェクトを手掛けて、
作品の主題は、都市、消費主義、飽食と貧困、日本社会、原爆、震災、スター像、
メディア、境界、公共性など多岐にわたり、現代社会の事象や諸問題に対する
メッセージ性の強い作品を発表しています。

Chim↑Pomは、現在、森美術館で初期から近年までの代表作と
新作含め、およそ150点を一挙に紹介する初の本格的回顧展
「ハッピースプリング」が開催中。
森美術館という日本を、世界を代表する美術館で行うことで
どんな苦労があったのでしょうか。

「個展なのでChim↑Pomの良さを見せないといけない。
だから美術館にも覚悟をしてもらうというか、
その時間がちょっと大変でしたね。
これができなかったらすなわち美術館がダサいことになってしまうので
呼ばれているんですけど、森美術館に介入できるような、
基本的には美術館と一緒にやっていくんですけど
そのバランスが成立するのかしないのかが一番大きかった。
わりと今は成立している気がしますね。」