ひろたみゆ紀のサンデー早起き有楽町

2026.10.11

サンデー早起キネマ『mentor』

おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ”

10/11の3本目は、その男は本当に指導者、助言者なのか?不穏さと可笑しさ、違和感と共感。そのすべてが入り混じった新感覚エンターテインメント
『mentor』

幼い頃、花火で遊んでいるうちに火事を引き起こし、アパートを全焼させてしまった拓海と龍之介。
15年後のある日、偶然、拓海の前に現れたのは、その火事で大火傷を負い妻子を失った埜本でした。恨んで当然の相手なのに、土下座して謝る拓海を優しく包み込む埜本。その不思議な優しさに惹かれ、拓海は、埜本を“メンター”として慕い、急速に距離を縮めていきます。
一方、龍之介はアーチェリーと出会い、オリンピック日本代表になるという夢を追いかけていました。龍之介は、埜本に触発されて他の被害者への謝罪にのめり込む拓海にも、不気味なほどに優しすぎる埜本の態度にも、違和感を覚えます。
やがて事態は、まさかの方向へ!そして物語は誰も想像しなかった結末へ向かうのです。

火事を起こした罪の意識をアーチェリー競技に打ち込むことで封印する龍之介役は、磯村勇斗さん。
同じく少年時代の過ちで失われた15年を取り戻すかのように、反省し前向きな思考にのめり込んでいく拓海には、Aぇ!groupの末澤誠也さん。
火事の被害者でありながら、拓海にとっての“メンター”的な存在となる埜本は綾野剛さんが演じました。

脚本とメガホンを取ったのは、『四月の余白』に続いてこれが今年二本の新作となる𠮷田恵輔監督。
感情に蓋をすることで自分を守ってきた龍之介、反省することで前へ進もうとする拓海、許すことを自らに課した埜本…3人とも、ちょっと、いやかなり変なんです。
埜本はこの三角関係を救いへと導く光か、それとも破滅を招く闇か?
奇妙な友情、歪んだ贖罪、不都合な真実…𠮷田監督流のブラックユーモアが炸裂し、笑えないのに笑うしかない、誠実であるほどおかしくならざるを得ない、最高にクレイジーで可笑しくて哀しい感情カオスな映画体験が味わえます。

一言、本当にすごいんです。え?!そうなの?そっちに行くの?最後の最後まで、思ってもいない展開に、もう目がぱちくり!
3人とも立場も考えも違って、自身の経験や考え方で誰に共感できるか、だいぶ違うと思います。
3人以外の人たちの思いもわかるし、本当にカオス!人間って不完全!だから面白いのです。
今まで見たことも考えたこともないすごい映画。この思いを多くの方に味わって頂きたいです。

『mentor』
10月16日(金)全国公開

公式サイト:映画『mentor』公式サイト|10月16日(金)全国公開
脚本・監督:𠮷田恵輔
出演:磯村勇斗 末澤誠也
木南晴夏 / 酒井若菜 川上麻衣子 二村仁弥
黒沢あすか 田村泰二郎
綾野剛 
配給:エイベックス・フィルムレーベルズ、スターサンズ
©2026「mentor」製作委員会

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      ひろたみゆ紀

      ひろたみゆ紀

      6月25日生まれ 栃木県出身 特技:韓国語 趣味:DIY
      元NHK宇都宮放送局のキャスター レディオベリー(エフエム栃木)アナウンサー  2001年からフリーに。
      以降、ニッポン放送でアシスタントやリポーターを務めるなどフリーアナウンサーとして活動。

      2009年、語学留学のため、渡韓。
      卒業後は現地で日本語を教える傍ら、2011年4月より翌年6月まで
      レディオベリーの韓国情報番組『K-ONECT』のパーソナリティを務めていた。
      韓国語と韓国の生活文化を身につけ、2012年9月に帰国。

      現在はニッポン放送アナウンス部に所属。

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