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2026.02.15

サンデー早起キネマ『ブーニン 天才ピアニストの沈黙と再生』

おススメの最新映画をご紹介している“サンデー早起キネマ”

2/8の1本目は、天才ピアニスト、スタニスラフ・ブーニンの初のドキュメンタリー
『ブーニン 天才ピアニストの沈黙と再生』

「え?ブーニン?!ファンでした」という声が聴こえてきそうです。
1985年、19歳の時、ショパン国際ピアノコンクールで優勝し、その圧倒的な演奏で世界を驚嘆させたスタニスラフ・ブーニン。日本では「ブーニン・ブーム」と言われる社会現象が巻き起こり、世界を股にかけ華々しい活躍を続けました。
しかし、2013年、彼は突如として表舞台から姿を消してしまいます。
9年に渡る長い沈黙期間、ブーニンは度重なるケガや病に襲われ、ケガの影響で左足首の一部を切断するなど、様々な困難を抱えていたのです。
しかし、懸命にリハビリを続け、ついに2022年、舞台への復帰を果たしました。

このドキュメンタリーは、そんなブーニンの姿を映しインタビューを通して、天才ピアニストが苦悩と葛藤の末に辿り着いた景色を描き出しています。
監督は、数々のヒューマンドキュメンタリーを手掛けてきた中嶋梓氏。

ブーニンのピアノ曲は馴染み深いのですが、同じ時代を生きてきたはずなのに、
彼自身については知らないことばかりでした。
どれほど困難な人生を送ってきたのか、そして、辛い経験をしたからこその演奏の素晴らしさを感じました。
ブーニンが真っ直ぐピアノに向き合えるよう支える妻の榮子さんの明るさも、とっても素敵です。

この作品の一番の魅力は、演奏のシーンが沢山あるところ。一曲一曲聴き入ってしまいます。
特に、ショパンコンクールの映像は、今でも引き込まれます。会場にいたら私もきっと「ブラボー!」と叫びながら立ち上がって拍手をしていたと思います。
それから復帰後のブラームスの小品。穏やかながらも人生の喜びが溢れているように感じました。
そして、最後のバッハは神聖すぎて…言葉になりません。
去年の暮れから新年にかけてのコンサートも、しっかりと映画に取り入れられていることも驚きです。監督をはじめスタッフの皆さまのご苦労と熱い情熱がひしひしと伝わってきました。ブラボー!!

伝説となったショパン国際ピアノコンクールでの優勝から40年。
「人を感動させる美しい演奏がしたい」と語る彼の珠玉の演奏を映画館の大スクリーンと素晴らしい音響でお楽しみください。

『ブーニン 天才ピアニストの沈黙と再生』
2026 年 2 月 20 日(金)全国公開

公式サイト:映画『ブーニン 天才ピアニストの沈黙と再生』公式サイト
出演:スタニスラフ・ブーニン 中島ブーニン榮子
小山実稚恵、ジャン=マルク・ルイサダ、桑原志織、反田恭平、亀井聖矢
監督:中嶋梓 
総合プロデューサー:小堺正記
製作:NHKエンタープライズ/KADOKAWA 
制作:NHKエンタープライズ 
配給:KADOKAWA
2026 年/日本/111 分/5.1ch/カラー
Ⓒ2026「ブーニン 天才ピアニストの沈黙と再生」製作委員会

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    • ひろたみゆ紀
      ひろたみゆ紀
      ひろたみゆ紀

      ひろたみゆ紀

      6月25日生まれ 栃木県出身 特技:韓国語 趣味:DIY
      元NHK宇都宮放送局のキャスター レディオベリー(エフエム栃木)アナウンサー  2001年からフリーに。
      以降、ニッポン放送でアシスタントやリポーターを務めるなどフリーアナウンサーとして活動。

      2009年、語学留学のため、渡韓。
      卒業後は現地で日本語を教える傍ら、2011年4月より翌年6月まで
      レディオベリーの韓国情報番組『K-ONECT』のパーソナリティを務めていた。
      韓国語と韓国の生活文化を身につけ、2012年9月に帰国。

      現在はニッポン放送アナウンス部に所属。

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